6月24日の朝は、雨上がりということで、貸別荘の周りのエスカルゴ探しから始まりました。

いましたいました!

目が慣れてくるとどんどん見つけられます。

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どうみても普通のカタツムリ、、なのですよね。。。

農楽母さんは一度もエスカルゴ料理を頂いたことがなので、まだこの時点では???なのでした。。

エスカルゴは、フランスの中でもブルゴーニュが一番の産地なそうですが、1970年代には農薬の使用により激減してしまったそうです。それが減農薬や無農薬の農場の広がりで、また生息数を増やしてきているのだとか、、それでも、取り放題ということは出来ず、解禁日が決まっていてその前に捕まえると1匹5万円くらいの罰金か禁固刑が定められているということでした。それに、あまり小さなものは捕まえないように、ということで、サイズを測る専用のスケールもあるのだそうです。

さて、この日はまずはコルマタンという街にありますコルマタン城の見学へ。

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この現在のお城は1605年に建てられ地方貴族のお城です。

興味を持ったのは、城内の畑!

まるで庭園のようにお野菜やハーブが美しく植えられているのでした!

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四角く区切られた区画の中で、コンパニオンプランツも利用している様子です。。

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でも、、今思ったのですが、このお野菜たちはどのように収穫されていくのでしょう??

収穫後は少し汚れた姿になってしまう訳で、、その後にすぐ次の作物が植栽されていくのかどうか、、、

あぁ、作業をしていた人に聞いてみれば良かった!

お城の前の庭園も、当然ながらこのように美しく、、です。

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ガイドさんの案内で、城内も見学しました。

農楽母さんは、贅を尽くされた豪華絢爛なお部屋や奇怪な!?コレクションも興味深かったのですが、どちらかというと台所などの方に関心があります。

ここは、広ーい台所。

ブタの丸焼も出来る暖炉です。

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そして、竈です。

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どのように食材が運ばれてきて、どれくらいの人数の使用人がどういうお料理を作っていたのか、、食器はどのように洗われていたのか、、等など空想したりすることが楽しい。。

せっかくガイドさんがいるのだから、ここでももっとお話しをお聞きするのだったぁ、、、と後悔後悔。。。

この日のランチは、コルマタン城のお向かいのカジュアルなレストランでサラダやピザなど。

コルマタン城の最後は、、やはり、シャ!

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それから、クリュニーという街へ移動し、クリュニー修道院の外観を見学し、

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クリュニー市の近くにあるベルゼ城へと向かいまいた。

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このベルゼ城は、クリュニー修道院を守るために築かれた要塞でもあったそうです。

お城の入口。

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お城の中にある家庭菜園の畑です。

お城に暮らし、お城の中にこんなに広い家庭菜園があるなんてすごいですね!!

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こちらは、お城の周りの広大な農地。

ブドウ畑もあり、ベルゼ城の名前がつけられたワインも製造されているとか、、

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城内のご案内は、このお城の城主の女性の孫娘さん。

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普段はパリで学生生活を送っているそうですが、学校がお休みで里帰り中のお手伝い、という感じ。。

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それから、ベルゼ城の隣にある村の「シャペル・デ・モワンヌ(僧侶たちのチャペル)」という教会へ。

「クリュニーの修道院はフランス革命の後にみ ごと破壊されてしまって内部の壁画はなくなっているのですが、この教会の壁画は12世紀のものなので、クリュニー修道院の内部はこういう風だったのだろうと思わせる壁画が残っているために貴重な遺産」(大島さん談)なのだそうです。

さてさて、、この日も全走行距離約300キロの旅を終えまして無事貸別荘へと帰りつきました。。

ドライバー&ガイドで、とてもお疲れのはずなのに、、、Gさんは、さっと台所へと立ちます。。

そして、昨日仕入れたブレス鶏の生クリーム煮をさささっといとも簡単に!?、こしらえてくださったのでした!!

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オリーブオイルとバター、白ワインに塩コショウでブレス鶏を炒め煮ます。次に鶏の出汁のスープでジャガイモを煮ておきます。鶏の鍋に生クリームを入れてさらに煮ます。最後にジャガイモ、モリーユという乾燥キノコを合わせて仕上げにパセリをたっぷりと振ったお料理です!

実はGさん、学生時代から友人たちに「店を開け」と言われるほどのお料理名人!!

大島さん曰く、「三つ星のスペシャリティーのブレス鶏のお料理でも、これくらい美味しくなかった!!」

というほどの美味しさでした!!

本当に!!(アントニー!!)

※「アントニー」というのは、日本語の「ほ」のhの発音がフランス人には聞き取りにくいそうで、「本当に」が、「アントニー」と聞こえるのだそう。。アントニーというのは、フランスの男の子の名前にあり、農楽母さんが「本当に!」という度にGさんがおふざけで「アントニーアントニー」と茶化して大爆笑!!なのでした。。

夕飯は、貸別荘のテラスにて、美しい夕陽を眺めながら、、ラディッシュ、パセリ、白ワインとともに、、

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「セ・ボー・ラ・カンパーニュ!!」(田舎は美しい!!)

「クシュ・ド・ソレイユ」(日が沈む)

の、2つのフランス語を覚えたのでした。。

 

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