Archive for 10月, 2021
学生さんに新米をお届けするために、鋭意、脱穀したお米を唐箕にかけて、籾の選別をしています。
回転する羽から風を送り、未熟米や、草の実、ごみなどを飛ばしているのです。風の力で選別をするので、「風選」と呼ぶ作業でもあります。
しっかりと実の入った籾は、樽の中に落ちていきます。
次の工程としては、この樽の中のお米を籾摺り機にかけて、ようやく玄米となるのです!
赤い虎がこの畑を守ってくれているおかげで、秋冬野菜が、シカやイノシシに荒らされていません!
種をまいて、作物を育てて、そして収穫する、、この当たり前のことが、中山間地ではとても難しくなってきています。種をまいて作物を育てて収穫する前に、野生の動物たちが食べてしまう、、
何とか住み分けを図りたいと、電気柵を立てたり、ネットやテープを張ったり、、
それでも、その障壁を飛び越えて侵入され、食べられてしまうことも多々あり、、
本当に切ない気持ちになることが増えています。。
でも、今年のこの畑は今のところ大丈夫、、おかげで、収穫できているのです!
このお野菜、本当に美味しいので、シカ達が食べたくなる気持ちもわかるのではありますが、、
今年の柿のれん、完成しました!
たくあん用の干し大根は、まだ干し始めたばかりです。
明日は、朝から大根を掘って洗って、干す作業の続きをしようと思います!
このところ毎日夜は、干し柿作りで、せっせと渋柿の皮をむいています。
これが、肩は凝るわ、手首は疲れるわ、親指の付け根も傷んでくるし、、と、なかなかに大変!
日によっては、モンブラン用の百年栗の甘露煮や、モンブランクリームを作るための栗の皮むき作業も入り、ダブルパンチです~~!!
でも、美味しい干し柿や、モンブランのために、背に腹は代えられません、、
とはいえ、黙々とやるのはさすがにしんどい、、そこで、タブレットで映画を見ながら、気分転換を図りながらの作業に転換したら、これがナイス!(^^)
これで、まだ全体の1/3くらいでしょうか、、
肩こりや、目の疲れにも気を付けながら、残りの皮むきも頑張ろうと思います!!
このところ、お天気の良い日が続いています!
雪をかぶった北アルプスを望みながら、お米の脱穀作業を進めています。
脱穀機の調子が悪いので、足踏み式脱穀機(本当は学生さんたちに体験していただく予定でした)を使っての、昔ながらの脱穀方法です。
バランス感覚と、股関節の柔軟さが問われる!?作業なので、「これは、腸腰筋のトレーニングなのだ~!」と、気持ちを奮い立たせて頑張っております!(笑)
脱穀を終えた籾米は、唐箕(とうみ)という道具にかけて、それから籾摺り機にかけて、ようやく玄米になります。
皆さんにお届けするお米は、白米ですので、玄米をさらに精米機にかけて仕上げたものとなります。
普段当たり前に食べているご飯、そのお米作りには、とても長い時間と手間がかかっているのです、、
唐箕や籾摺りの様子は、また後日レポートしたいと思います!
今朝は、初霜がおりました!
ああ、今年もいよいよ畑の店じまいが近づいてきているな、、と実感!
大根はたくあん用の干し大根にしたり、来春に向けての畑の準備も、進めていかなければなりません、、
大霜が降りるようになると、畑のお野菜たちも凍みてしまいますので、季節の野菜セットも、もう少しでおしまいになります。
今日から、季節の野菜セットに、生でサラダで食べても美味しい~!、と評判の白菜も入りました!
ジャム用のルバーブや、トピナンブールも入ります!
白菜、ルバーブ、野沢菜、葉付大根、葉付ニンジン、木曽紫カブ、青長大根、紅芯大根、レッドカーリーケール、おかのり、、
そして、トピナンブールと、辛味大根のねずみ大根!
大根が何種類か入るのですが、それぞれ使い分けてお料理を楽しめます!
普通の大根は、煮物やサラダなどに。青長大根は辛みがなくて、きれいな緑色の大根おろしになります!
紅芯大根は、皮をむくとピンク色。生で薄くスライスをして、サラダに入れて甘くておいしいです!
ねずみ大根は、辛味大根の品種で、肉質が緻密で辛味が強いです。大根おろしにして、その辛味を中和するためにお味噌を混ぜて、うどんやお蕎麦を頂きます。(長野ではこの食べ方を、おしぼりうどんとか、おしぼりそば、と呼んでいます)
野沢菜の葉は、少しの苦みがとても美味しい!
大根の煮物などの仕上げに、3センチくらいに切ったものを入れて、煮物に添えると、最高に美味しいですよ!
大根の葉や、ルバーブは、長いので、箱のサイズに合わせてカットしてお入れしますね!
季節の野菜セットの白菜入りは、お野菜がかさばるので、Sサイズ(80サイズ)以上で承りますね!
Sサイズ(80サイズ) 3,500円(税込み、送料別途)
Mサイズ(90サイズ) 4,500円(税込み、送料別途)
Lサイズ(100サイズ) 5,500円(税込み、送料別途)
お問い合わせ、お申し込みは、norari@grn.janis.or.jp(遠藤)まで、お気軽にどうぞ~!
今日は、秋のルバーブで、ジャム作りをしました!
農楽里のルバーブは、14年くらい前に移植した一株が、ずっと生き続けてくれています!
しかも、毎年その株が大きく育っているのです!
ふつうは、春と秋の2回収穫するようなのですが、農楽母さんは、秋だけにしています。
きっと、そのおかげで長く生き続け、しかもどんどん大きく育ってくれているのだと思います。
今回は、約2キロほどを収穫。
これで、広口のジャム瓶8本分ほど出来上がりました!
作り方は、とても簡単です!
まず、ルバーブを1センチくらいにザクザクと切ります。
ここに、ルバーブの量の30パーセントのきびさとうを振りかけて、ボールをゆすって、カットしたルバーブに絡めます。そして、1時間ほど置きますと、水分が出てきます。
お鍋に入れて、最初中火位で煮立たせてから、あとは弱火でコトコトと煮詰めていきます。
途中、アクが出るので、アクを取り除きます。
アクが出なくなってきたら、レモン汁を少量振りかけます。
ルバーブそのものに酸味があるので、このレモン汁は酸味を出すというよりは、ルバーブ特有のちょっと癖のある香りを弱めるために使います。
生の状態では、筋張っていて固い感じがするのですが、その繊維も、くたくたに柔らかくなります。
後は瓶に詰めて、煮沸消毒をして、逆さまにして冷まして出来上がり!
畑には、まだ残りのルバーブが元気でいますので、明日以降の季節の野菜セットに、お入れしたいと思います!
種屋さんからプレゼントでいただきました、グリーンリーフ・ソレル。
多年草のリーフで、冬の寒さにも強いということで、初めて蒔いてみました。
発芽率もとても良かったです!
レモンのような酸味があり、スープやサラダにも美味しく使えるのだそう。
一度根付くと春先から晩秋まで緑の葉を次々と付ける、ということで、期待値大~!
雪の下で、無事春まで生き延びてほしいな、、と思います!!
北アルプスも戸隠連峰も、厚い雪雲に覆われています。
あの雪雲が晴れると、きっと雪で真っ白になっているのだと思います。。
朝晩は、身震いするくらい気温が下がってきました。いよいよ晩秋、秋が深まってきましたね、、
山里の紅葉の色付きも、濃くなりました。
今日は、ご宿泊のお客様と一緒に、畑で玉ネギの移植作業を進めました。
畑作業を終えてその青年は、「やっぱり自分も畑をやりたい!そう確信しました!」と。
土に触れ、作物を作るという暮らし(ライフスタイル)に、豊かさを感じてくれる若者たちが増えていますね!!
とても嬉しいことですし、そういう若者たちが増えてくれることは、とても心強いな、と感じます!!
Yさん、ガンバ!(^^)
都内で開催される「トゥルシーカフェ」というイベントで、農楽里のお野菜をお使いになりたいというリクエストにお応えしまして、大根、ニンジン、木曽紫カブ、紅芯大根、青長大根、カーボロネロ、レッドカーリーケール等々を発送いたしました!
写真は、葉付の大根と葉付のニンジンです!
自然生えの「おかのり」も、とても美味しそうでしたので、お入れしました!
どんなイベントで、どんなお料理になるのか、とても楽しみですね~!!(^^)