Archive for 10月, 2012
今日は、農事通信員の笠井さんがお手伝いに来て下さいました。
一緒に唐辛子を収穫し、、
軒下に干します。
こちらは、集落のばあちゃんに分けて頂いた唐辛子、少し太めの品種です。
午後には、軽井沢ロンギングハウスのレストランのシェフ、加藤さんがお越しになりました!
一緒にお野菜を収穫します。
どのお野菜も、まずは生でかじりつく加藤さんです!
「うまい、うまい!」
大根も美味しそうで、笑顔がこぼれます。。
ニンジンや大根、そして葉ものをたくさん収穫しました!
それからみんなでトクナガリンゴ園へ行きました。。
皆さん、今日も一日どうもお疲れ様でした!
日、一日と秋が深まっています。。
紅葉も始まりました。
農楽里ファーム母屋の居間から見える景色は、、
畑では、大根が美しく葉を広げていました。
抜き取りました後の穴、ついつい覗いてみたくなりますね!
ターツアイも、きれいに葉を広げています。
畑に行くと、お野菜たちが農楽母さんに話しかけてくるのです!
言葉はないのですけれど、、、「こっち見て!」という感じなのです。
「わぁ、きれいに育ったね!」と声をかけると、とても嬉しそう、、、
このように、作物や自然のほうから心に飛び込んでくる瞬間、確かにありますね!
今こうしてパソコンのキーボードを打っていても、つい思い出し笑いが浮かぶほど、幸せなひと時でした。。
本日発送の季節の野菜セットです。
アンデス赤じゃが、玉ねぎ、赤タマネギ、ルッコラ、キャベツ、水菜、ターツァイ、長ネギ、葉付きニンジン、チンゲン菜、みやまこかぶ、赤カブ、葉付き大根、大根おろし用の青長大根
秋冬お野菜のオンパレード!です。
ゆうパックの100サイズの箱で3,500円+送料別途
お申し込み、お問い合わせは、 norari@grn.janis.or.jp(担当:遠藤まで)
北アルプスが雪化粧を始めました!
例年よりも4日ほど早い初冠雪なそうです。。
秋が深まっていきますね。。
昨日、今日と、農作業はタマネギの苗の移植作業でした。
霜が降りてくる前に、ちゃんと根付いてくれますように・・!
玉ねぎの苗は、このまま雪の下で冬を越し、来年の6月下旬の収穫を待つのです。。
2日目の朝も、快晴に恵まれました。
朝ごはんの準備も片付けも、もうみなさんと一緒に行います。
佐藤さんは、前日深夜に仕事を終えた後で午前3時農楽里ご到着で、朝ごはんの仕込みに入ってくださいました!
佐藤さん、いつもお疲れ様です!ありがとうございます!!
それから思い思いのフリータイム。
愛育園の子どもたちは、野外での遊びを制限されているために、この機会にと思い切り遊びました!
愛育園の伊達さんはイケメン!?&インカレ全国5位の足の速さです。
その足の速さと走りのフォームをご披露して頂きましょう、ということになり、 信大生の元サッカー部きしんくんと「かけっこ競争」です。
位置について、、よーいドン!、子どもたちも一緒に走りました。。
きしんくんも頑張って競り合いましたが、、、やはり100メートル10秒5の伊達さんにはかないませんでした。。
お疲れ様、の握手と、記念撮影です!
実は、農楽母さんも一緒にスタートしたのですが、、、どんじり、、50メートルは離されましたね!
女の子たちは、草花で指輪を作って遊んだり、、
気持ちのいい場所で日向ぼっこをしたり、、
そして、お待ちかね!
「ふきっ子のお八起」代表の小出陽子さんのご登場です。
小出さんは、とても美味しいおやきの講習会を開いてくださいました!
おやきは、信州のふる里の味、お母さんの味、です。
さらに小出さんのおやきは、添加物を一切使用しないとても優しい味なのです。。
外の竈でおやきを蒸かし、、アツアツを頬張ります。
とても幸せな瞬間でした。
福島の皆さんには、小出さんのおやきの味が、信州の味としてきっと心に深く刻まれることでしょう・・。
小出さん、お忙しい中駆けつけてくださり、本当にどうもありがとうございました!!
こちらは、佐藤さんによりますぶりのあら汁を待つ行列と、、、田村さんは楽しそうに何を説明して下さっているのでしょうか???
ハテ??
皆さんと一緒に、本当に楽しく美味しいお昼ご飯でしたね!
そして、あっという間の二日間、、お別れのときが来てしまいました。。
「ずっとここにいたい・・」という声もありましたね、、
でも、きっとまた来年も会えますね、、、愛育園の子どもたちの成長を一緒に見守っていきたいですね。。
私たちに出来ることは、ほんのささやかなことでしかありません。。
でも、少しでも痛みを分かち合い、少しでも疎開のお手伝いをすることが出来るのなら、、小さくても出来ることを続けていきたいと思います。
最後、「マルイチ観光には負けないぞー!(笑)」「オー!!」と、バスを追いかける信大生の皆さんです。
若さがはじけます!!
愛育園の皆さんをお見送りした後で、反省会です。
信州大学you遊未来の皆さん、小出さん、アトリエデフの高橋さん、西くん、そして、福興ファーム点のメンバー、、皆さん本当にお疲れ様でした。。
信大生は、皆さん涙を流しながら語りました。
「正直に言って原発事故のことは人ごとでしかなかったです。。でも、こうやって直接で触れてみて、人ごとではないと感じました。福島の子どもたちのために自分に何が出来るのか、、出来ることをしていきたい。」
「はじめて福島の人たちの置かれている状況、気持ちを知りました。子どもたちも、普段自分が接している長野の子とは違うと感じた。福島では外で思い切り遊べないという言葉を聞いて、胸が痛んだ。この子たちのために自分に何が出来るのか、、自分たちが福島に行って何かやってもいいのかな、とも感じています。」
「情報だけではなく、こうやって生でふれあうことが本当に大切だと知りました。来年は先生になりますが、この活動は続けていきたいです。こういう機会を作ってくれて本当にありがとうございました」
先生になっても、今回感じたこと、そして、現場で肌の感覚として捉えていくことの大切さを忘れないで下さいね。。
どうもありがとうございました!
福興ファーム点では、来年も愛育園の皆さんの疎開活動を継続していくために、そして支援の為のお米「結び米」づくりを継続していくために、カンパを募っております。
皆さん、どうぞよろしくお願いします!!
<振込先>
ゆうちょ銀行
記号 10170
番号 71976131
名前 フッコウファ-ム テン
10月20日、21日の両日は、福島市内の児童養護施設「福島愛育園」の皆さんをお招きしてのキッズキャンプ第2回目を行いました。
今回は、こども21名、職員8名の、合計29名の皆さんがお越しになりました。
そして、いつもの頼もしいお手伝いは「信州大学教育学部you遊未来」の皆さん、、、今回は総勢18名でした!
こちらは、準備中の様子です。。。
栗のイガを掃いたり、、出し物のリコーダーの練習をしたり、、、
そして、、遠路はるばる福島からバスに揺られてお越しになった皆さんを、雄大な北アルプスがお出迎えです!
2日間ともお天気に恵まれてほんとうに良かったです!
たった3カ月ぶりなのですが、子どもたちはみんな少しずつ大きくなっていましたね!
みんなと元気に再会できたこと、とても嬉しかったです!
子どもたちは、早速チャイを囲みました・・・。
お昼御飯を頂いて少し休憩した後で、早速稲刈りです。
白馬三山と樹齢200年のしだれ桜を背景にした最高のロケーションの中、みんなで手刈りで稲を刈ります。
今回は3つのチームに分かれて、どれだけきれいに丁寧に、そして早く稲を刈り終わるのか競争をしました。
福島の子どもも大岡の子どもも、信州大学のお兄さんお姉さんたちと一緒に最後まで良く頑張りました!
どんどん稲を刈り終えまして、、
最後まではざ掛けを頑張ります!
そして、予想以上に早く終了。みんなで記念撮影です!
稲刈りの後は、大岡温泉で汗を流し、楽しいバーべキューです。
バーべキュー会場の周りには、小諸のペンギンキャンドルさんがハロウィーン用のカボチャのキャンドルを用意して下さいました!
おかげさまで、とても素敵な雰囲気になりました!
ペンギンキャンドルの大工原さん、どうもありがとうございました!
この日の農楽里は、こんな雰囲気の夜でした。。。
そして、美味しいバべキューの後はお楽しみ、出し物の交換会です!
まずは、愛育園の子どもたちの朗読劇とミュージカル。
そして、信州大学の皆さんの歌と踊りとゲーム。
さらに、今宵限りの?!即席ギターバンド「you遊農楽里&はせじいず」によります「バラが咲いた」のお披露目でした。
農楽母さん、うれし恥ずかしのギターデビューです!
最後は、笠井さんの音頭でみんなで「大きな歌」を歌いました。
みなさん、本当に思いっきり楽しんだ初日でした!
子どもたとが寝た後は、、、大人タイム。
愛育園の皆さんと信州大学の学生さんも、本音の交流が出来てよかったです!
最後、愛育園長谷川さんの語る言葉には、本当に胸が痛みました。。
いまだに続く、放射能による低線量被曝の不安と闘いながらの毎日の暮らし。。
20代の職員や3歳児の、再検査を要するほどの体内放射線量の高さ、子どもたちに現れている甲状腺ののう胞、、、甲状腺検査でNDの子どもは、ごく少数しかいなかったこと、、、
そして、除染のために私費を投じた分について損害賠償を請求しに行ったのに、たらいまわしの対応をされたことについて、、
20代の女性職員は、涙を流しながら語りました。
「事故が起きてしばらくは、子どもたちを守ることで精いっぱいだったのですが、今になって、自分自身の将来が不安になって来ています。でも、どこにも行くところがないのです。。」
現地の人たちの置かれている状況を、もう少し多くの人たちと分かち合い、少しでも支えられるような方法はないものでしょうか???
今日は10月に入って初めての雨の一日でした。
少し風邪気味で体調を崩していたので、久しぶりに休養の一日です。。
ここ数日、東京からのお客様が続いていました。
Nさんご家族は東京にお住まいなのですが、大岡に小さな畑を借りています。
都内でも市民農園を借りているそうですが、やはり空気のおいしい大岡に来て畑作業をすることが楽しみなのだということでした。
これは、Nさんが畑で栽培されたお花です。
色がとても美しいですね!
息子さんは都内のフランス料理のお店で見習い中なそうで、その腕を少しご披露して下さいました!
どうもご馳走様でした!
そして、Tさんご家族の来訪です。
縁側でチャイとくつろいで頂きまして、、それから一緒に栗拾い、畑へお野菜の収穫に。
Tさんご家族は、お野菜を購入しに農楽里までお越しくださったのです。
土間では、リンゴや洋ナシも選んで頂きました。
農楽里ファームの母屋も見学して頂き、「気持ちが良いですねー!」とのお言葉も頂きました!
美しくてとても聡明なお母様と娘さん、そして可愛い赤ちゃん!
娘さんは、大田区で自然食のカフェを開いておられるそうで、いつかお伺いすることがとても楽しみです!
フランスでは、パリで暮らす人たちは農村や農家とつながりを持つことを大切にし、バカンスなどでも農村に行き、農村の空気を吸って息を吹き返し元気になってまた日常の暮らしに戻っていくということです。
日本でも都市で暮らす人たちと農村で暮らす人たちとの交流が、もう少し広がっていくと良いですね。。
空気も美味しく水もきれい、そして命をつなぐ食べ物をふんだんに得ることのできる田舎をもつということは、都市で暮らす人たちにとって、何よりの安心につながることなのだろうと思います。。
久しぶりに、農楽猫チャイと一緒に畑作業に出かけました。
途中、畔に咲いた大きなアザミの花。
もうだいぶお爺さんです。種が落ちそうになっていました!
ニンジン畑では、いつぞやのキアゲハの幼虫さんが、ムシャムシャと葉を食べていました。
幼虫さん、少し大きくなりましたね!
チャイは、農楽母さんの仕事が終わるまでじっと待っています。
夕暮れ時になり、気温が下がってきても、じっと待っていてくれました。。
いつもありがとうね、チャイ!
そして、お帰りも一緒です。。
途中、倒木を見つけると、つい爪を研いでしまいます(笑)
母屋に帰る途中、モトコばあちゃんの田んぼでは、脱穀作業も終わり稲わらの片づけをしていました。
「脱穀も終わったんですね。仕事が早いですね!」と声をかけますと、
「順々にやっていかなきゃなんねえからな、、」と、モトコばあちゃん。
86歳の一人暮らしでも、頭も体もとてもしっかりとしています。
一日の終わり、、農楽母さんは、ゆっくりとチャイと歩調を合わせて歩きます。。
なんでもないことなのですが、ささやかな幸せを感じるひと時でした。。