Archive for 12月, 2012
大晦日の一日です。
今年も残すところあとわずか、となりました。
今夜も空気が澄み、月がとても美しい。
日中は、ハウスで乾燥中の大豆の脱穀作業を行いました。
この品種は、「さとういらず」です。秋に、枝豆が最高に美味しかったですね!
ハウスの中での作業中、チャイが応援に来てくれました。
応援と言いましても、じっと座っているか毛づくろいをしているか、、なのですが、、
いつも不思議に思います。
「チャイには、どうして農楽母さんがいる場所がわかるんだろう?」と。。
きょうも母屋を出るときに、チャイの姿はありませんでした。
それでもハウスに来てしばらくすると、「ニャア」という声とともに現れたのです。
チャイは、農作業が終わるのに待ちくたびれると「早く帰ろう」とせがみますが、「もう少しだから待っててね」というと、あきらめて、またじっと待ち続けてくれます。。
今年も一年間、チャイ、はじめチビ太、ミコ太にもお世話になりましたね。。
お客様を和ませてくれたり、子どもたちのお相手を辛抱強くしてくれたり、ネズミもたくさん捕ってくれました!
農楽猫たち、どうもありがとうね!
そして、農楽里を支えてくださったたくさんの仲間たち、地域の人たち、お客さまたち、、、
皆さん、本当にどうもありがとうございました!
また来年も、どうぞよろしくお願い致します!!
豊かな自然の恵みに感謝しつつ、、
今日は気温が高い雨の一日でした。
昨日の大雪はあっという間に溶けてしまいました。。
本日のご来訪は、毎度お馴染の農事通信員の笠井さんと、笠井さんの学生時代からのお友達のマギーさんです!
2人とも美しい女性。。
一緒におしゃべりをしたり温泉に行って露天風呂で雪だるまを作って笑い転げたり、、、そして、農楽猫たちとも楽しく戯れて遊びました!
笠井さんは、モンプチで農楽猫たちに「待て!」を教えています。(笑)
こちらは、チビ太と一緒にバンザーイ!の図。
マギーさんは、薪ストーブの前でチャイと一緒にバンザーイ!!です。
そして、、、わぁ!チャイに、鼻をふさがれてしまいました!
農楽猫たちと一緒に、暖かくほのぼのとした時間・・・。
それにしても、農楽里にお越しになる女性たちは本当にみんなキレイですね。。
笠井さん、マギーさん、今日はお越しくださってどうもありがとうございました。
また来年も一緒に遊びましょうね!!
新春1月5日から25日まで、信州中野市にあります工房翔天地にて、
「原発のない未来へ アート展」が開催されますので、お知らせいたします。
皆さん、ぜひ、足を運んでください!
『原発のない未来へ』アート展
会場 【工房・翔天地】 長野県中野市赤岩334-2 ℡0269-23-2595
ホームページ翔天地(検索) E-メールアドレスsyotenchi@mpd.biglobe.ne.jp
2013年1月5日~25日 (金・土・日)開館
(作品展やコンサートの仕事で留守が多いですのでお出で頂く時に連絡頂ければありがたいです)
一つ間違うと人類滅亡、地球上の生物全ての命をも失いかねないリスクを背負いながら一時の便利さ、また経済行為の為に原子力という悪魔の化身に人は頼って生きて良いのか。
チェルノブイリ原発事故や福島第一原発事故は人類が今まで体験した事がない地球規模の危機、原子力に頼ることなく、地球環境を、今生きている人間の命、子孫の為に何百年後何千年後の地球を見据えたアーティスト達のいうなれば告発の作品展です。
●参加アーティスト
加藤修(広島) GYO-YO(長野市) 遠藤綾乙(東京) 蓮池もも(新潟) 田中丈人(秋田) 相沢真央(中野市) 小野洋平(中野市) 野田純子(中野市) 田中ゆきひと (中野市)
連絡先 工房・翔天地
長野県中野市赤岩334-2 ℡0269-23-2595 (田中ゆきひと)
大島さんと一緒に過ごしました3日目には、お泊りのみなさんと一緒にお種池までお参りをしました。
雪の樋知神社です。
この日は、まだ雪かきをしないで参道を歩くことが出来ました。
お種池の祠も、雪を被っていましたね。。
そこに、裸足になって清水に入り、お参りをする乙女たち。。
水は冷たくても、この笑顔です!
ハイ、新鮮で立派な大根が4本並びましたです!!(笑)
それから、アルプス展望台へ。
少し曇り模様でしたが、北アルプスの雪の山頂がいくつか見えました!
こちらは、大岡温泉での記念撮影の一枚です!
それから皆さんと軽井沢まで足を伸ばしまして、、軽井沢ロンギングハウスの加藤シェフのお料理を頂きました。
今回もまた、どのお料理もおいしかったのですが、可愛かったケーキをご紹介します!
このケーキは、ローケーキで、素材を焼いていません。。
ココナッツベースの土台に、中にはグリーンのアボガドクリーム。
とても美味しかったです!
大島さんと加藤シェフは、フランスの話題でも盛り上がりましたね!
大島さんと加藤さんを囲んでの一枚です。
加藤さん、今回も美味しいお料理をどうもご馳走様でした!!
そして、大島さん、農楽里を巡る!?3日間の小さな旅、どうもお疲れ様でした!
またいつでも遊びにいらして下さいね!
本当にどうもありがとうございました!!
さて、12月19日の夜からお越しくださいました大島順子さん、実は農楽母さんとは「猫好き」という共通点があったのでした!
農楽母さんは大島さんのHP http://www.bourgognissimo.com/ にて、大島さんの猫好きを知り、大島さんは「のらりっ記」を読んで農楽母さんの猫好きを知り、、
お互いに「猫好きに悪い人はいない!?」という共通認識!?があり、意気投合!
(なにしろ、猫のあの勝手気ままさを許容できる人には、もうそれだけでキャパの広さを感じますよね。
犬好きの人は、従えることが好き、コントロール好き、権力志向の強い人が多い気がしてしまいます。)
これは、大島さんのからのお土産です!
猫づくし、どうもありがとうございました!!
閑話休題。。
一夜明けまして、12月20日には、農楽里ファームでの大島さんとのおしゃべり会でした。
農事通信員の笠井さん、有機農業の仲間たち、ジャーナリストのウィニーさん、東京からのお客様、、、皆さん大島さんのお話しをお聞きしたくて、この山の奥まで集まってくださいました!
このスライドは、いかにフランスの農民が誇りを持っているかの表れです。
本当にこのメッセージの通りなのですけれど、、、現代の日本社会ではどうにも残念な様相ですね、、
若い世代に、少しは希望を感じさせる変化の兆しがありますが、、
こちらは、ペイザン(百姓)という言葉が、「美味しさ」や「手間暇かけた」というような、価値のある言葉として使われている、というスライドです。
フランスでは、自分のルーツが農民であることを誇りに思い、初対面の人への自己紹介のあいさつで「農家出身だ」とか「親は農業をしていた」とかいう表現をする人が多く、そのように言えることが信用を得る大きな条件なのだそうです。。
日本でも、3.11以降は農村に田舎があること、あるいは農村にコンタクトできる人がいることの強みを感じる人が増えているかもしれませんが、まだまだ少数でしょうか。。
大島さんとのおしゃべり会は、参加者の皆さんとざっくばらんに意見交換したりおしゃべりしたり、、本音の会話をしましょうね、ということで開催されたものでした。
ですので、皆さんと一緒にお餅つきをしてお昼御飯を頂きながら、、一品持ち寄りのお料理と、仁さんの出張手打ちそばで夜ごはんを頂きながら、そしてお酒飲みながら、、深夜まで楽しい交流が続きました!
これは、お餅つきの様子です。
お餅をついて、小さくちぎって丸めて、いろいろな具に混ぜていきました。
そして、1階の3部屋に自由に集ってお料理とおしゃべりを楽しみました。
夜には、仁さんによります手打ちそば実演会です。
仁さん、いつも美味しいお蕎麦をどうもありがとうございます!
夜は更けて、、でも、皆さん楽しくて話題は尽きず、なかなか腰があがりません。。
この日遠くからお越しで日帰りをして下さった、軽井沢の依田さん、中条の久保田さん、市内の笠井さん、亀垣さん、小島さん、広瀬さん、リンゴのトクナガさん、ウィニーさん、中野の柴本さん、勝山くん、須坂の黒柳さん、お弟子さん、どうもお疲れ様でした!
お泊りの大内くん、岸元さん、伊那の竹内さん、東京の麻田さん、ゆかりちゃんも、夜遅くまでのお片付けなど、どうもお疲れ様でした。
そして何より、二日に渡って長時間のお話しをして下さった大島さん、本当にどうもありがとうございました!!
10日ほど、遡ります。
フランスのブルゴーニュ地方で20年以上を暮らし、「グリーンツーリズム」(家の光協会)、「いのち、ひとみ、かがやく フランスの教育ファーム」(日本教育出版社)、「フランス田舎めぐり―田舎で過ごす癒し旅のすすめ」(JTBパブリッシング)等のご著書のあります(有)アールシーエス研究所取締役の大島順子さんが、農楽里ファームにお越しになって下さいました!
大島さんとは、8月29日に東京でのグリーンツーリズムのセミナーでお会いして以来、メールのやり取りをさせて頂いていたのですが、こんなに早く再会でき、しかも農楽里ファームにもお越し頂けるなんて夢にも思っていませんでした!
大島さんは、長野県主催の農村ツーリズムシンポジウムのご講演で来日されたのですが、シンポジウムの中でお聞きしたお話しの抜粋を少しご紹介したいと思います。
大島さんは、学生時代にフランス語を学ぶために留学中、ブルゴーニュ地方でカルチャーショックを受けたそうです。
それは、、
1.ステイしたおうちでは、「日曜日は田舎で」という田舎で息抜きをするという習慣があり、観光といっても町の中には連れて行ってくれなかったこと。パリ市内は、金曜の夜から田舎へ向かう交通渋滞が大変なこと。
2.食べ物に対するこだわりが強く、農業を守ろうという意識が日本では想像がつかないくらい高いこと。
3.田舎の暮らしにこそ豊かさがあり、お金がなくても心豊かに暮らせる、ということ。
4.田舎に住んでいる人は誇りが高く、「町の真似はしない!」という気概があること。
これらのお話しを伺っただけで、日本はどうも真逆のような・・・。。
以下は、レジュメからの引用です。。
「・・・フランスは、ファッションの国でも、気取った文化が支配する国でもない、国土の半分が農地という農業大国で、農村の暮らしを最大限に享受する文化がある国だったのです。
本当の豊かさとは何か?東京育ちで田舎もなかった私には、それを始めて考える機会になりました。
オイルショックの後、日本は産業重視の経済大国であり続けることを推し進めてきたのに対して、フランスは農村への回帰の方向に進みました。それが近年はエスカレートしてきたために、大都市では少しでも農村の良さを取り込んで、都市住民も人間らしい生活が出来るようにと知恵を絞って政策を推し進めています。
フランスでは、人口2,000人未満を農村と呼びます。その定義でも市町村の9割は農村となり、不便極まりない過疎地が無数にあります。それでも小さな村が存続できる体制があり、人々は農村に住みたがる。もしも今、農村に移り住もうとしているフランス人たちが計画を実行できたら、フランスの農村人口は都市人口を上回ってしまう、という結果が出たアンケート調査さえありました。(現在の都市人口は75%)・・・」
フランスの農村ツーリズム振興は、終戦直後に始まり、発展してきたのですが、「その60年あまりの歴史の中で、初めて農村民宿を誕生させ、さらに新しいコンセプトを産み出すことによって発展の原動力を与えてきたのは、アルプス山脈のある山間地の地域だった」そうです。
そこで、日本アルプスを抱える長野県での農村体験に期待すること、、です!
何と言っても、大切なことは、グリーンツーリズムは「都市住民のためのものではなく、農村に暮らす人たちのため」のものであり、「農村生活のおすそ分け」である、ということ。都市の人に合わせて無理をしていたら、長続きはしない、ということ。
そして、「農村」という言葉そのものに「農」という言葉が入っているために、どうしても「農業」に視点が行きがちになるのですが、田舎暮らしには、「農」だけではない楽しさがありますね。そういう、「農」以外の、もっと軽く入っていけるような入口を作ってくれたら、、都会の人が少しずつ馴染みながら深く入っていけるようなあり方もあっては良いのではないか?とのご指摘もありました。
最後に、「地域の人、地元の人から少しずつでも広がっていくやり方が、フランスでも成功しているので、長野でもそうあってほしい」、という励ましのメッセージも頂きました。。
その2に、続く・・・
昨晩降り続いた雪は、30センチ近くも降り積もったでしょうか・・。
小さな小屋の屋根も、雪に覆われました。
雪が降り積もると、農楽猫たちのおトイレがちょっと大変になります。。
雪かき後の、芝生が見えたところにチャイがちょいと失敬・・・
ミコ太は毛が長いので、お腹の毛に雪玉をたくさんつけて帰ってきます。。
でも、「いいよ、、母屋の中が汚れても」、、ひび割れた肉球を冷たくして、足を滑らせながら雪の上を歩く姿を見ていると、部屋の中が泥んこになろうとビショビショになろうと、、許します。。
好きなように思いっきり外で遊んで帰って来てね!
昨晩は、大雪が降り続きました。
大雪の中、ささやかでも集まってくれた仲間たち。
農事通信員の笠井さん、、ニャンコとラブラブ!
そして、有機農研北信地区のホープ、大内くんと麻田さん!
農楽里から、また初々しい新しいカップルが誕生です!!
もう、お2人を前にして農楽母さんも笠井さんも照れてしまうほどのアツアツさ!
純粋で真っすぐな瞳の大内くんに、都会でバリバリーっと働いていた麻田さんがぞっこんです!?
「彼には、本当の意味での生きる力があるって感じたんです、、」
ハイ、ほんとにそう思います。。
こんなピュアな青年、都会には、、農村にだって、そうはいませんよ!
お越しにはなれなかったけれど、黒澤の佐藤さんからのプレゼントは、
築地で仕入れた新鮮な魚介類! 見たこともないようなエビもありました!
そして、、バースデイケーキの贈り物!
また一年、年を重ねたようですが、、、心は永遠にフィフティーンのまま!??
笠井さん、大内くん、麻田さん、佐藤さん、昨晩は本当にどうもありがとうございました!
昨日とは一転、吹雪の朝を迎えました。
午前中、雪が降り続いたのですが、スコップと鍬をもって畑へと出かけました。
まずは、塩漬け用の野沢菜カブを掘り上げます。
掘り上げたばかりの野沢菜カブは、泥だらけ。
こちらは、雪を被った水菜と小松菜です。ちょっとひしゃげたかんじですね・・。
でも、味は美味しいですよ。
こちらは、赤カブです。
やはり、泥だらけ。
母屋に戻り、野沢菜カブと赤カブの泥を洗い落としましょう。
すると、、
こんなにつやつやピカピカでした!
さあ、美味しいお漬物を作りましょう!
暖かな一日でした。
先日の雪も、ほとんど溶けてしまいました!
母屋の中ではおこたの横で、農楽猫たちが相変わらずお昼寝をしています。。
チャイのポンポン(お腹!)を枕に、チビ太がお昼寝。
それにしてもチビ太のお腹、、ちょっとデブリすぎでしょう・・・!!
それからしばらくしますと、、、
今度はチビ太のポンポンを枕にチャイがお昼寝、、、
チビ太は、何とも居心地が悪そうです、、、