Archive for 5月, 2023

5月 30, 2023

愛猫チャイが天国へ旅立って18日が過ぎました。。少しずつ悲しみは癒えて来ていますが、まだ想い出の写真を見ては懐かしむ毎日です。。

ウッドデッキの下には、散り始めたヤブデマリの花で白い絨毯が出来ていました。

この白い絨毯を見ても、またチャイが思い出され、、涙。

でも、寄り添ってくれるチビ太やミコ太が居るのですから、前を向かないと。。

そういえばなんとなく、チャイ兄ちゃんがいなくなってから、チビ太やミコ太が甘えん坊になってきているのです、、どうしてなのかな、、??



5月 14, 2023

とてもとても悲しいお知らせです。

一昨日の朝、チャイちゃんが老衰で天国へと旅立ちました。

亡くなる2日前まで、休み休みでも気持ち良さそうにお散歩を一緒にしていました。

5月の爽やかな風を感じながら、そして野鳥たちの囀りを聴きながら、農楽母さんも、「あ〜なんて最高に幸せなんだ〜!時よ止まれ〜」と、チャイとの幸せなひと時を噛みしめていました。

午後のお散歩には、ミコ太も一緒になりました。

休みながら歩くチャイを見守るように、、

この翌日から、チャイの様子がお外にも出られないようになりました。

かかりつけの病院へ連れて行って、脱水症状改善のための皮下点滴をしてもらいました。そして、家でも続けられるように補液セットを受け取って帰ってきました。

その日の深夜に、沢山のウンチをしました。「ああ、身体をキレイにしようとしているのだな、、」と感じました。

そして5月12日の朝4時30分、前日の補液が充分に吸収されているのを確認して、新たに50㍉リットルの皮下点滴をして、シリンジで流動食のフードも少し与えました。

その後の、本当に安らかな寝顔です。まるで微笑んでいるように見えます。。スーコスーコと気持ちの良さそうな寝息を立てていたので、「なんて幸せそうな寝顔だろう、これで少し快方に向かってくれるんだろうな」、と安堵しました。

でも、この2時間後に、また排泄行為をしたそうに立ち上がろうとしましたので、介助をしてあげたら、よろよろしながらも立ちなあがり、布団から離れて、おしっことウンチを少ししたのでした。

猫は本当にきれい好きなので、最後まで、寝床から離れたところで排泄をしようとするというのは本当なのです。。

お尻をキレイにしてあげて、またそっと寝かせて、、それから程なくして最後の呼吸になってあっという間に息を引き取ったのでした。。

最後が本当にあまりにもあっという間で、、茫然自失となりました。。

呆気に取られながらも、「チャイ、ありがとうね」と、声をかけながら撫でて、抱っこをして大好きだったウッドデッキへ出て、チャイを抱きしめながら号泣しました。

最後の最後まで、自分の力を振り絞って生き抜いたチャイ。本当に立派でした、、

若い時には、お疲れのお客様の側に寄り添い、お客様を癒やしてあげていましたので、「チャイは優秀なセラピーキャットだね」、とも言われていました。

ネズミもたくさん獲ってくれました。。

農楽母さんが畑に行くときには一緒に付いてきて、仕事が終わるまで待って、それから一緒に帰って来たり、、早く帰りたいときには「もう早く帰ろうよ~」と肩までよじ登って来て肩乗り猫になって一緒に帰ってきたり、、

チビ太やミコ太が赤ちゃんで来たときには、お父さん役になって子どもたちをなめて育ててくれたり、この頃には、「チャイはイクニャンだね」、と言われていました。

楽しかった思い出が、たくさんたくさん蘇ってきます。。

年を取ってきて病気がちになって、だんだん畑にも出られなくなっていましたが、最後まで可愛く凛々しく、最高の猫でした。。

農楽母さんは、必死に看護をしていましたので、たくさんの後悔があって今もまだとても辛く悲しいのですが、友人たちや、チャイを大好きだったお客様が心を寄せてくださり、優しい言葉をかけてくださり、とても励まされています。。

昨日は、かかりつけの猫の病院に、使わなかった治療セットなどを返却に行ってきたのですが、その際に先生にいろいろな後悔のことを話したところ「亡くなって直ぐに言うことではないかもしれませんが、チャイちゃんの逝き方は、こういう風に持っていきたい、という理想の逝き方だと思いますよ」と話して下さり、また、「持病があって、外にも自由に出て歩いて20歳まで生きる猫は見たことがないですよ、看病も本当に一生懸命頑張りましたね、、」とお話して下さり、気持ちがかなり楽になりました。。

農楽息子も獣医師なので見解を聞いてみました。「治療を早く始めたとしても病院までの移動の負担とか、点滴も過剰になれば胸水がたまったりするから必ず定期チェックが必要になる、、そこまでしっかりやるのか、今回のようにだんだんと脱水が進行して最後は老衰のような形で亡くなるのか、どちらがチャイにとって幸せでしょうか。結局はわからないので、最終的には飼い主の判断に任せる形になる。チャイのことで後悔しているというのなら、チビ太、ミコ太が年を取ってきたときに経験を生かしてあげればよいと思う」と言われました。。

本当にその通りだと思います。。

この思い出の写真は、チャイファンのお客様が送って下さったものです。

たえさん、絢子さん、本当にありがとう!!

そして、最後まで最高の幸せを与え続けてくれたチャイ、本当に本当にありがとう!!

チャイとの暮らしは、かけがえのない素晴らしいものでした。。。

あまりにも素晴らしすぎて、その分喪失感が深いのですが、、でも、また少しずつ元気になっていきますね、、魂は、ずっと側にいてね!!

チャイが天国へと旅立った日は、気持ちの良い快晴で、とても美しい一日でした。。

最後に、長い間お世話になりました千曲市の猫の病院の院長先生、そして長野市のいがらし動物病院の院長先生、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!お花もありがとうございました!!