Archive for 1月, 2013
先週の土曜日のことです。
農事通信員の笠井さんと共に、東京は永田町黒澤にて総料理長の佐藤さんのお料理を頂いて参りました!
農楽福餅をメニューの中で使って頂いており、どんなお料理となっているのかとても楽しみでした!!
本日のお献立。
佐藤さんが、一生懸命に考えて作ってくださったお料理の数々です。
先ずは、食前の口福。柿とグレープフルーツ、大根、生姜、葛のトロリとしたお飲み物。
少し漢方薬のような、体に良い感じがしましたね。。
次に、大根と葉野菜のミルフィーユ。
あっさりとした甘酒のドレッシングで意外な美味しさでした!
そして、先付けが帆立真丈。本わさびがピリッと効いています。
出汁も美味しくて、飲みほしてしまいました!!
そして富士レインボーというマスのお造りです!
この、富士レインボーは、養殖の際に一切の薬剤投与を行わずに育てられていますので、安心して頂くことが出来ます。
淡いサーモンピンクもとても美しい!
サーモンピンクって、本当はこういう淡くて繊細な色なのかしら・・・!?
レインボーにちなんだ7色の薬味も、とても美味しかったです!!
見て美しく、頂いてもとても美味しい!!
次に、松葉蟹と蕪の椀物です。
そして、八寸です。
車エビの手毬寿司、唐墨大根、イクラの酢橘釜盛り、マスカルポーネと酒盗、平目と煎り玉、慈姑(くわい)のから揚げ。
ここで、再びお正月気分!?。
何だかもう今年一年分のご馳走を頂いた気がしまして、何ともありがたく、申し訳ないような気持ちにまでなりましたです、ハイ。。
毎日毎日食べ物を頂けるだけでもありがたいことなのですが、これだけのお料理を作ってくださった佐藤さんやスタッフの皆さん、そしてそれぞれの食材を生産提供して下さった生産者の方たち、その食材を生かし育ててくれた大自然、そしてその食材の「いのち」。。
お料理を頂くということは、これだけたくさんの手をかけられた「いのち」を頂くのだということ、そんな想いが一瞬にして体中を駆け巡り、もう、ひたすら「ありがとうございます」の気持ちでいっぱいになりました。
この日、このランチに同席して下さった皆さんです。
笠井さん、農楽娘、バリバリ報道記者さんの麻田さん、大岡に移住が決まりました青木さんご夫妻です。
神奈川、茨城、長野、東京から佐藤さんのお料理を頂きに集まりました!
そして、総料理長の佐藤さん!
ちょっとはにかんでいますが、この日も素敵な笑顔です!
お料理はまだまだ続きます。
鰤大根です。菜の花のお浸しが添えてあります。
そして、雲丹と鮟肝の玉締めです。
もう、この贅沢さに恐縮。。。濃厚、このうえなし!
ここで、再び農楽福餅のお料理のご登場です。
ユリ根と牛肉のそぼろのおまんじゅうに、農楽福餅のあられが揚げてまぶしてあります。
あられのさっくりとしたカリカリ感が、餡と合わさり、時間が経つとしっとりとした感じに変化します。
もう、絶妙のコンビネーション!!
このメニューは、2月のお献立にご登場するそうです。
乞うご期待!!
そして、最後にデザートです!!
ここにも、農楽福餅がご登場なのです!
農楽福餅の揚げ餅善哉、柿と苺のミルフィーユ、黒糖アイスクリーム。
農楽福餅がふんわりと揚げてあり、そこに、程よい甘さのあんこがかかっています。
この、ふんわりとした揚げ方はどうやっているのでしょう??
佐藤さん、、今度教えてくださいね!
柿と苺のミルフィーユも、黒糖のアイスクリームも、食材からすべてこだわった手作りのお料理です。
他では味わうことのできない味です!
楽しい仲間たちと一緒に頂いた最高のお料理、本当にありがとうございました!!
佐藤さん、どうもご馳走様でした!!
食べ物の生産者として、お料理をして下さる人、そのお料理を頂いて下さる人と一緒にお食事を頂くことができるなんて、なんて幸せなことでしょう!!
自然が生み出してくれるものに少しだけ手を貸して手間暇かけて育てたものが、美しく形を変えていき、最後に喜んで頂いて下さる方たちの笑顔まで見ることができるなんて、、
最後に、、お献立の裏には、笠井さんからのメッセージが、、
笠井さん、いつもいつも感謝しているのは農楽母さんの方ですよ!
今回の料理も、笠井さんのご紹介のおかげ様でもあります!!
これからも、どうぞよろしくお願いしますね!!
昨晩は、雪が降り続いたようで、朝起きると、再び集落は雪景色へと変わっていました。。
今朝のお散歩で撮影した米田和(よねだわ)集落の雪景色です。
米田和集落は、慶師集落と聖川沢という沢の流れる谷を挟んでお向かいの集落です。
また、冬に舞い戻った感じですね。。
とはいえ、まだまだこれからが冬本番。。。
皆さんも、風邪などひかないように気を引き締めましょうね!
しばらく、のらりっ記をお休みしておりました。。
この間は、ときどきは児童クラブの仕事に出かけたり、大豆の選別の作業をしたりはしていたものの、寒い中訪れてくださったお客様と一緒に楽しく過ごしたり、ひたすらのんびりとしていたり、、まるで冬休みのような感覚で毎日を過ごしておりました!
今朝は、チビ太とミコ太と一緒のお散歩から始まりました。
薄曇りの中、遠くに白馬三山がかすんで見えます。
今朝の白馬は、裾野が雲に覆われているために、中空に浮かんでいるようにも見えますね。。
お散歩の帰り道は、朝日を背にして歩きますので、影法師がこんなに長い!
足の間にちょうどミコ太がゴロン!
このところ、穏やかな陽気が続いているために、舗装道路の雪はすっかり融けています。。
昨日は、善光寺大本願明照殿にて、農楽里ファームの農事通信員こと笠井宏美さん率いるところの「アッシュプランてまひま」主催、「善光寺寺子屋百年塾新春談話会」が、開催されました。
昨年の1月に続きまして、第2回目の新春談話会です。
この、善光寺寺子屋百年塾は、「人とホスピタリティー研究所」所長の高野登さんを塾長として、目先のことだけではなく、百年も先に続くような将来世代のことも視野に入れた思考をし、行動を起こせる人を育てようと、善光寺の宿坊を舞台に一年に4回開催されている小さな塾です。
その、一年に一度の特別バージョンが、昨日の新春談話会でした。
今年のゲストは、川越胃腸病院の望月智行院長先生です。
昨日の笠井さんは、いつものどろんこジャージ姿の笠井さんではありませんでした!(笑)
きれいにお化粧をしてお着物を召され、、ドキッとしてしまうほどの美しさでした!
望月先生、高野さん、笠井さんの、開演前のリラックスされたご様子、ご覧ください。
皆さん、とても良い笑顔ですね!
120名を超す参加者の皆さんを前に、ご挨拶をされる笠井さんです。
寺子屋百年塾にかける想い、自らのテーマとして「いのち」に取り組み続けたい、との熱い気持ちをお話しされました。
塾長の高野さんのお話です。
高野さんは、「いのち」について、私たちが日常的に摂っている食の面からお話しを始めました。
日本は、ドイツの40倍もの抗生物質を消費しているそうで、これは、医療面での消費だけではなく、農業分野での消費、特に家畜類への投与の量の多さを物語っているのではないか、ということでした。
歴史上、牧畜が無理なく行われてきたヨーロッパと違い、日本の家畜の飼育環境は自然ではないために多くの抗生物質やホルモン剤が使用されています。食品添加物もそうですが、日本人の体には、知らずにケミカルなものが大量に取り入れられていることになりますね。。
「石坂流鍼術の世界」町田英治編著 のなかで、ある青年の火葬後に骨を拾おうとした時に目にしたことについての記載。
「使用してきた薬物が全身の骨に浸み込んでしまって骨の大部分がカルメラの様に砕けていて七色の美しい光を放っていました」
というエピソードを思い出しながらお話しをお聞きしました。。
そして、望月先生のお話です。
タイトルは、「いのち輝く組織と社会、そして人生」。
望月先生とは、なんどかお食事やお茶の席をご一緒させて頂いているのですが、いつも全く飾りがなく構えることもなく自然体で、上からでも下からでもない対等な目線でお話をして下さいます。笑顔も素敵で、ユーモアもあり!ですので、とても安心でき、リラックスして楽しい時間を過ごすことが出来るのです。
川越胃腸病院は、その先生のお人柄がスタッフの皆さんに行き渡っていますので、とても病院とは思えないような暖かな空気に満ち溢れています。
医療現場で外科医として40年余を務めた望月先生の語る「いのち」のお話しに、参加者の皆さんが、感動しながら聞き入りました。
「子ども大学かわごえ」で、小学生にレクチャーをした際に寄せられた感想文をいくつかご紹介し、子どもたちの純真さ、吸収力、感性、輝く瞳に感動され、そこに躍動する「いのち」を感じ、私たちは、どういう「いのち」人生を生きていきたいのだろうという問いかけからお話は始まりました。
先生は、科学として捉えられるからだ(肉体)の「いのち(生命)」と、哲学としてこころの「いのち」は、切り離すことが出来ず一体であることが大切、と説きます。
そして、「生まれるいのち、輝くいのち、つながるいのち、終えるいのち」、の、4ついのちについてお話を進めていかれました。。
農楽母さんは裏方スタッフとしてお手伝いをしていたために、最後までお話しをお聞きすることが出来ずレポートをうまくまとめられないのですが、、また機会がありましたら、ぜひ望月先生のお話をじっくりとお聞きしたいと思いました!!
塾長の高野さんの司会で、質疑応答の時間でもにこやかに誠意をもってお答えをされる望月先生です。
医療の現場に関わっていらっしゃる方たちからのご質問が多かったですね。。
控室にて記念撮影の一枚です。
最後に、参加された方から届きました感想メッセージを一つ、、
「望月先生のお話を聞くことができて幸せです。望月先生の笑顔はとても素敵で、抱きつきたいと思いながらお話を聞いておりました・・・」!!(笑)
「笑顔にはたくさんの力がある。自分自身が輝くし、良い笑顔の人のところには良い人が集まる」とも語る先生です。
先生ご自身がそのことを立証されていらっしゃるのですね!!
貴重な機会を、本当にどうもありがとうございました。
昨晩からの大雪。
夕方にようやく降り止んだのですが、40センチ以上は積もったでしょうか・・。
母屋も小さな小屋も、また雪に包まれました。
雪が止んだ後の夕焼けです。
美しい夕焼けだったのですが、冷え込みがきつく、外に長くいることが出来ませんでした。。
寒波到来と雪降りの予報はどこへやら、、、
今日も青空が広がる穏やかな一日でした。
今朝は、悲しい発見から始まりました。。
小さな小屋の前に、小さな小鳥が死んでいたのです。
カワラヒワです。
首の骨が折れていましたから、きっと小屋の2階の窓に衝突し、屋根の上に落ち、さらに風で吹き落とされて地面の上に落ちてきたのでしょう。。
サクランボの樹の根元に埋めてあげました。。
その、サクランボの樹の横にありますコウメの樹では、新しい芽吹きが始まっていました・・!
本格的な冬はまだこれからなのですが、、自然界ではすでに春への準備が始まっています。
普段は、とても美味しいお蕎麦を打つ出張蕎麦打ち職人の仁さん。
仁さんは、地域の児童クラブの施設長さんでもあり、8年前から一緒にこの活動を支えて下さっています!
児童クラブの室内では、時折り仁さんのギターの音色が流れ、歌声に包まれます。
トランプしながら宿題をする子どもたち、卓球をする子どもたち、炬燵に寝転がって漫画を読んだり、喧嘩をしていたり、、、
子どもたちは自由にのびのびと遊んでいます。
それはそれは耳をふさぎたくなるほどのものすごい喧騒なのですが、、、でも、遊びでも宿題でも集中しているので他のことは気になりません。
他のクラブでは、子どもたちを静かにさせるためにおやつをあげたりビデオを見せたり、、挙句の果ては、静かに勉強したい子どものために部屋を増やしたい、というような要望も出ているようですが、、、
山の子どもたちは、狭い建物にギューギューでも、どんなにうるさくても、そのことに文句を言う子は一人もいません。
昔の大家族みたい、、あるいは、昭和30年代から40年代の子どもたちのようでもあります。。
目が輝いています!
電話の声も聞こえなくなるほどうるさい時もあれば、みんなが何かに集中してしーーんと静まるときもあり、、
そんなとき、仁さんのギターの音色が響いてくると、なんて贅沢な空間なんだろう、、と心底感じます。
今日歌ってくれた歌は、仁さんの作詞作曲。
もう二度と会うことは ないとあきらめていた
幼いあの頃はいつでも 一緒だったのに
いろんな場面を 違う人と描いていきた
もう一度会えたなら 伝えたいこの想い
僕の未来が 真っ直ぐに続いて
君の未来と 重なるその日まで
ただ正直に歩きたいだけ
ただ飾ることなく愛したいだけ
仁さん、誰を想って作った曲なのでしょう・・・?
これがまたきれいなメロディーで、、、傍で聞いていて、涙がこぼれて来たのでした。。
今度、農楽里でも歌ってくださいね!
どういうわけか、、、にゃんこたちは、農楽母さんがお風呂に入るときに一緒にお風呂場に入ってきます。。
にゃんことぽん!
湯気の中、ちょっとアンニュイなチャイ。。
そこへチビ太もやって来て、、、
一緒に、、、ゴクゴク・・・
にゃんこたち、どうしてか40℃以上もあるお風呂のお湯を飲むのが大好きなのです。。
不思議。。
今朝の大岡は、この冬一番の冷え込みとなりました。
明日からは寒波が到来するそうで、雪の日が続きそうです。
今日の北アルプス。
雪雲がアルプスを越えてこちらへと迫ってきそうですね!
こちらは、朝靄の中で撮影しました農楽里ファームの土蔵です。
明治の作りの土蔵で、すでに壁はぼろぼろです。
壁と屋根との間には、熱を逃がす隙間があるのですが、、
そこには、何十羽ものスズメたちが出入りをしているのでした!
この土蔵、冬の間はスズメたちのお宿になっているのですね!
農楽里ファームに集う仲間たちと一緒に立ちあげました「福興ファーム 点」のパンフレットが完成し、今日手元に届きました!!
このパンフレットは、農楽里のお客様でもありますヒロユキ&リエさんが、ボランティアでデザインをしてくださったものです!!
とても素敵なパンフレット作成を、本当にどうもありがとうございました!!
東日本大震災以降、2011年、2012年と被災地にお届けするための支援米「むすび米」を作り、石巻にお届けをしたり、福島市内の児童養護施設「福島愛育園」さん等にお届けをしたり、、
昨年のお正月には、牡鹿半島大原浜の炊き出し支援にも行きました。
そしてさらに、愛育園の皆さんをお招きしてのキッズキャンプも2回、行うことが出来ましたね。。
今もまだ放射能の不安におびえ、外遊びを制限されている子どもたちが、慶師集落でのびのびと思いっきり遊びました。
その笑顔や、職員の方の涙を忘れることが出来ません。。
今年もまた、点のメンバーや、信州大学教育学部の皆さんとともに、支援米を作り、愛育園等へのお届けや、愛育園の子どもたちの疎開キャンプの受け入れ活動を継続していきます!!
パンフ表面に書かれている詩。
「私たちは宇宙の中の
小さな小さな点でしかない
そんな点でも
集まれば線になり
輪を作ることができる
輪を作りみんなの心に火を点し
笑顔を広げたい
風を興し未来の地球に
優しさと笑顔があふれるために」
この詩は、メンバーの佐藤さんの作成ですが、、佐藤さんはなかなかの詩人ですね!
この詩の通り、1人1人の力は小さくても、その1人1人が希望を持ち、その小さな希望をつなぎ合わせ、寄せ集めて少しでも明るい未来を作って行くことが出来たら、、と思います。
「福興ファーム 点」では、今年も、一緒に支援米を作って下さる方、キッズキャンプのお手伝いをして下さる方を募集しております。
また、資金面でのご協力も、お願いしております。
郵便振替 記号10170 番号 71976131 名前 フッコウファーム テン
パンフレットを配布して下さるようなお手伝いも、大歓迎です!!
どうぞ、お気軽にお問い合わせをくださいね!
お問い合わせ先 norari@grn.janis.or.jp (遠藤まで)