昨日は、善光寺大本願明照殿にて、農楽里ファームの農事通信員こと笠井宏美さん率いるところの「アッシュプランてまひま」主催、「善光寺寺子屋百年塾新春談話会」が、開催されました。

昨年の1月に続きまして、第2回目の新春談話会です。

この、善光寺寺子屋百年塾は、「人とホスピタリティー研究所」所長の高野登さんを塾長として、目先のことだけではなく、百年も先に続くような将来世代のことも視野に入れた思考をし、行動を起こせる人を育てようと、善光寺の宿坊を舞台に一年に4回開催されている小さな塾です。

その、一年に一度の特別バージョンが、昨日の新春談話会でした。

今年のゲストは、川越胃腸病院の望月智行院長先生です。

昨日の笠井さんは、いつものどろんこジャージ姿の笠井さんではありませんでした!(笑)

きれいにお化粧をしてお着物を召され、、ドキッとしてしまうほどの美しさでした!

望月先生、高野さん、笠井さんの、開演前のリラックスされたご様子、ご覧ください。

皆さん、とても良い笑顔ですね!

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120名を超す参加者の皆さんを前に、ご挨拶をされる笠井さんです。

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寺子屋百年塾にかける想い、自らのテーマとして「いのち」に取り組み続けたい、との熱い気持ちをお話しされました。

塾長の高野さんのお話です。

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高野さんは、「いのち」について、私たちが日常的に摂っている食の面からお話しを始めました。

日本は、ドイツの40倍もの抗生物質を消費しているそうで、これは、医療面での消費だけではなく、農業分野での消費、特に家畜類への投与の量の多さを物語っているのではないか、ということでした。

歴史上、牧畜が無理なく行われてきたヨーロッパと違い、日本の家畜の飼育環境は自然ではないために多くの抗生物質やホルモン剤が使用されています。食品添加物もそうですが、日本人の体には、知らずにケミカルなものが大量に取り入れられていることになりますね。。

「石坂流鍼術の世界」町田英治編著 のなかで、ある青年の火葬後に骨を拾おうとした時に目にしたことについての記載。

「使用してきた薬物が全身の骨に浸み込んでしまって骨の大部分がカルメラの様に砕けていて七色の美しい光を放っていました」

というエピソードを思い出しながらお話しをお聞きしました。。

そして、望月先生のお話です。

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タイトルは、「いのち輝く組織と社会、そして人生」。

望月先生とは、なんどかお食事やお茶の席をご一緒させて頂いているのですが、いつも全く飾りがなく構えることもなく自然体で、上からでも下からでもない対等な目線でお話をして下さいます。笑顔も素敵で、ユーモアもあり!ですので、とても安心でき、リラックスして楽しい時間を過ごすことが出来るのです。

川越胃腸病院は、その先生のお人柄がスタッフの皆さんに行き渡っていますので、とても病院とは思えないような暖かな空気に満ち溢れています。

医療現場で外科医として40年余を務めた望月先生の語る「いのち」のお話しに、参加者の皆さんが、感動しながら聞き入りました。

「子ども大学かわごえ」で、小学生にレクチャーをした際に寄せられた感想文をいくつかご紹介し、子どもたちの純真さ、吸収力、感性、輝く瞳に感動され、そこに躍動する「いのち」を感じ、私たちは、どういう「いのち」人生を生きていきたいのだろうという問いかけからお話は始まりました。

先生は、科学として捉えられるからだ(肉体)の「いのち(生命)」と、哲学としてこころの「いのち」は、切り離すことが出来ず一体であることが大切、と説きます。

そして、「生まれるいのち、輝くいのち、つながるいのち、終えるいのち」、の、4ついのちについてお話を進めていかれました。。

農楽母さんは裏方スタッフとしてお手伝いをしていたために、最後までお話しをお聞きすることが出来ずレポートをうまくまとめられないのですが、、また機会がありましたら、ぜひ望月先生のお話をじっくりとお聞きしたいと思いました!!

塾長の高野さんの司会で、質疑応答の時間でもにこやかに誠意をもってお答えをされる望月先生です。

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医療の現場に関わっていらっしゃる方たちからのご質問が多かったですね。。

控室にて記念撮影の一枚です。

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最後に、参加された方から届きました感想メッセージを一つ、、

「望月先生のお話を聞くことができて幸せです。望月先生の笑顔はとても素敵で、抱きつきたいと思いながらお話を聞いておりました・・・」!!(笑)

「笑顔にはたくさんの力がある。自分自身が輝くし、良い笑顔の人のところには良い人が集まる」とも語る先生です。

先生ご自身がそのことを立証されていらっしゃるのですね!!

望月先生、高野さん、そして笠井さん、昨日は一日どうもお疲れ様でした!

貴重な機会を、本当にどうもありがとうございました。

 

 

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