Archive for 6月, 2012
「福興ファーム 点」では、7月14日、15日、16日の3日間、福島市内の児童養護施設「福島愛育園」の子どもたち&職員の方をお招きして「Wonder Camp 感じてみよう! 自然の詩を」題されたキャンプを行います。
遊びを通して福島の子どもたちと、大岡地域の子どもたちの交流も図ります。
放射能汚染のために自然の中で思い切り遊ぶことが出来ない子どもたちの身体と心を思い切り解放させることが出来るような、そして、自己肯定感を持つきっかけとなるようなキャンプにしたいと考えています。
福島愛育園さんとの出会いは、昨年の秋。
福島市内のお母さんたちが立ち上げた「野菜カフェはもる」さんからご紹介を受け、昨年の支援米をお届けにあがったことが始まりでした。
その際に、園内そして園周辺が高濃度に汚染されてしまったこと、除染活動がとても大変なこと、子どもたちの置かれている状況などのお話を詳しくお聞きしました。
そして、「福興ファーム点」のメンバーで、今年も支援米を作ってお届けし、また、園の子供たちを信州に招いて少しでもゆったりとさせてあげたい、と考えたのでした。
この活動には、信州大学教育学部「you遊未来(チャンス)」の皆さんもお手伝いに来て下さいます。
2日目には、支援のために作付けした田んぼでの草取りも体験します。
この田んぼで採れたお米は、愛育園の皆さん、石巻の皆さんにお届けすることになります。
自分たちの食べるお米作りに少しでも関わることで、農や食、自然、いのちの大切さに気がついてくれることと思います。
他にも、ホタル観察会や親水公園での水遊び、信州の食材をふんだんに使ってのバーベキューなど、楽しい企画が盛りだくさん!
3日間のタイムスケジュールは以下の通りです!
タイムスケジュール(予定)
14日(土)
6時 福島愛育園 マイクロバス出発
11時30分~12時 大岡慶師集落到着
12時30分~ 昼食 (おにぎり・豚汁・つけもの)
13時30分~自己紹介やオリエンテーリング・グループ分けなど
14時30分~ テント張り、
お天気によって、水遊び、お種池へ散策もしくはアルプス展望台など
16時30分~お風呂 大岡温泉へ
18時00分~夕食 (竈ご飯、カレー)
19時30分 片づけ
20時00分 ほたる狩り(場所については、その日のお天気で)
※ほたる狩りは、14日になるか15日になるかもお天気次第で。希望があれば両日でも。
21時00分 就寝 農楽里ファーム母屋二階・テント
15日(日)
6時00時 起床
6時15分~慶師散策 薪ひろい・木を切る 自然観察
7時00分~ 朝食 (ごはん・味噌汁・納豆・卵・のり・つけもの)
8時00分~ 田草取り
10時00分~おやつ (納豆ドーナツ・お茶)
10時30分~木工など
11時30分~お昼準備
12時00分~昼食 (流しそうめん)
13時00分~ お昼寝・自由行動
15時00分~ 信州大学の学生さんとの交流(you遊未来の皆さんと。雨天の場合は、大岡体育館で)
17時30分~夕食 (バーベキュー)
お楽しみ会
20時00分 ほたる狩り(場所についてはその日のお天気で)
21時00分 就寝
16日(月)
6時30分 起床 朝のお散歩希望者のみ
7時00分~ 朝食(ごはん・味噌汁・納豆・魚・つけもの)
8時00分~片づけ、帰宅へ
現在、「福興ファーム 点」では、この活動のための支援を募っております!
福島からの交通費や保険代については、「信州子どもリフレッシュ交流事業助成金」に助成金申請をする予定ですが、今回は主に、3日間の食材費、おやつ代等のカンパをお願いしたいと思います。
お志、お待ちしております!!
どうぞよろしくお願いいたします!!
金融機関名 ゆうちょ銀行
口座の種類 普通
口座番号 記号 10170 番号 71976131
口座名義人 福興ファーム 点
とても陽射しの強い一日でした。
今日はちょっと頭がクラクラとするので、無理をせずに農作業は一休み。。
最近取った近所の草花の写真を眺めながら、花ことばを調べてみました。
ノアザミ 「私をもっと知ってください」
スイカズラ 「愛の絆」
マタタビ 「夢見る心地」
モミジイチゴ 「いつも愉快」
クサフジ 「私を支えて」
ふしぎと、農楽母さんの心情にぴったりの花ことばばかり!?(笑)
ジャガイモ畑にて、、
害虫のニジュウヤホシテントウを探す毎日です。
そして、探し出しては補殺しなければなりません。。
これが、そのニジュウヤホシテントウです。
「テントウ」と名前がついていますが、テントウムシの仲間ではありません。
別名「テントウムシダマシ」とも言います。
テントウムシの仲間は肉食なのでアブラムシなどを食べてくれる益虫なのですが、ニジュウヤホシテントウは草食なのでジャガイモの葉やナス、トマトの葉を食べます。ですので、農家にとっては害虫となってしまうのです。
そしてこちらが、ニジュウヤホシテントウの幼虫。
ちょっと目をそむけたくなるような形態ですね・・。
でも、これもブチッとしなければなりません。。。
こちらは、益虫のフタツボシテントウ。
テントウムシの仲間は、ナナホシやフタツボシなどいますが、総称してナミテントウともいいます。
それから、この虫が、、どうにも良くわからない、、、
ジャガイモの葉の裏に良くついているのですが、害虫には思えず、益虫のようでも無し、、ただの虫!?、、なのでしょうか・・・??
こちらは、、、虫ではありません!(笑)
アトリエDEFの小島さんです。
今日は、DEFの畑のタマネギの収穫にお越しになりました!
小島さん、暑い中の農作業、どうもお疲れ様でした!
今日は、K美人のみきさんが畑のお手伝いに来て下さいました。
一緒に汗まみれになって、ピーマンやトマトの畝にわらを敷きました。
午後には、仁さんがギターのチューニングに来て下さいました。
チャイを、よしよししながらのチューニングです!(笑)
このところ雨が全くふらないので、お庭の花も萎れがち・・・
そこで水やりを・・・
わっ! 虹が出来ました!
さらに遊びます。
わーーーっ!! 2重の虹!
この時、急に北風が吹きまして、、農楽母さんびしょぬれに・・・。
シャワーを浴びた後は、久しぶりに下界へ降りました。
愛車!?フォレスターくんの修理をメカニックのホクソン君に頼んでいたのです。
初代スバル車「ビートル」シリーズの車の解説をして下さるホクソン君です。
彼は、長野県ダートトライアルのチャンピオンでもあります!
現在は、関東大会で躍進中!
今年も頑張ってくださいね!
本日発送の季節の野菜セットです。
ハチク、ミョウガタケ、新タマネギ、新赤タマネギ、間引き大根、間引きニンジン、パセリ、サニーレタス、グリンリーフレタス、ラディッシュ、水菜、サヤエンドウ、グリンピース 、エシャレット・・・
みずみずしい旬のお野菜と山菜がいっぱいの宝箱です!
ゆうパック100サイズの箱で3500円+別途送料。
ゆうパック80サイズの箱で2500円+別途送料。
ご注文、お問い合わせは、
まで、お気軽にどうぞ!
今朝は、爽やかな水色の空に迎えられて一日が始まりました。
農楽里ファーム母屋の前から望む白馬三山です。
畑に移動しまして、、この青空!
ちょっと電線が気になりますが、、、
農作業は、トマトやナスの支柱立てを行いました!
汗をかきながらの農作業です。。
なんだかもうそろそろ夏の予感・・・!
今、地域の児童クラブでは、子どもも大人も一輪車に夢中です。
指導員のKさん。
指導員のMさんと仁さん。
大人たちが目指すは、あの、二宮金次郎!!!
子どもたちは、「ニノキン」!と、呼んでいます。。
子供たちは、もうどこでもスイスイ~~~
農楽母さんは、、、「うわぁ!」・・・今日も惨敗です・・・。
めげずに目指せ!! ニノキン!!
今日は何してあそぼうか・・・
やっぱりかくれんぼをしよう!
うん、そうだね。。
じゃあ、ぼくがかくれるね・・・・・
なかなか見つけてくれないなあ、、、
どこだろ、どこだろ・・・
あっ・・・!
みいつけた!
みつかった!
今日もたのしかったね、、
またかくれんぼしようね・・
うん。。
お庭では、綺麗なバラの花が咲きました!
バタースコッチ
ピエール・ド・ロンサール
まだ木がとても小さいので、すぐに花を取らなければなりません。。
本当はつぼみの時に取ってしまわなければならいのだそうです。。
小さなつぼみと一緒にコップに生けて、居間に飾りました。
畑では、ジャガイモの花が咲き始めました。。
トマトの花も少し咲き始めました。。
今年の春は気温が低くてお野菜の生育が遅れていたのですが、ほんの少しですが夏野菜の成長が見られ、ほっとしています。。
ガラパゴス諸島ピンタ島にただ一頭だけ生き残っていた、ピンタゾウガメが死んだそうです。。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/wildlife/?1340593624
地球上でただ一頭だけだったゾウガメ、独りぼっちのゾウガメ「ロンサムジョージ」と呼ばれていた推定100歳の年老いたゾウガメが死んだのです。
また一つ、地球上から一つの動物種が消えました。。
ニュースを読みながら涙がこぼれました・・。
農楽母さんがこのロンサムジョージのことを知ったのは、今から15年くらい前でしょうか・・。
今年の2月に他界された動物学者、千石正一先生の本「最後のゾウガメを探しに」によりました・・。
この本は、平成8年の発行です。
この本の中から少し引用します。
「めでたく許可も下り、ピンタゾウガメに会いに。この亜種は1972年に最後の個体が見つかって以来、当局の必死の捜査にもかかわらず、別個体が発見されていない。当の個体は雄であり、「Lonesome George(独りぼっちのジョージ)」」と名が付けられた。ロンサムジョージが死ぬ時、ピンタゾウガメは地球上から永遠に姿を消すのだろうか。私はゾウガメをここまで追い込むほど乱獲し続けた人類を哀しむ。そしてこういう事態を世間に知らしめるぐらいしか出来ぬ自分を。」
「ガラパゴスに西欧人が初めて足を踏み入れた16世紀の時点では、ゾウガメは25万頭生息していたと推定される。その後、主に捕鯨に携わる西欧人に、「生きたカンヅメ」として乱獲され、わずか4百年ほどの間に、その94パーセントを消滅させられてしまった。海や溶岩流によって遺伝子交流が妨げられたガラパゴスゾウガメという種は、14の亜種に分けられるが、フロレアナ島のフロレアナゾウガメ、ラビダ島のラビダゾウガメ、フェルナンディナ島のフェルナンディナゾウガメは、すでに絶滅させられている。生き残っている亜種も数百頭の単位にすぎないのがほとんどである。最も危機にひんしているのはピンタ島のピンタゾウガメで、この亜種は、たった一頭のオスが飼育されているだけで、当局の必死の調査にもかかわらず他の個体がみつからない。」
ロンサムジョージ、千石先生の後を追うようにして亡くなったような気がしてなりません。。
「私はゾウガメをここまで追い込むほど乱獲し続けた人類を哀しむ。そしてこういう事態を世間に知らしめるぐらいしか出来ぬ自分を。」と語る千石先生、、
ヒトは自然の一部であり、自然に生かされ、自然なくしては生きられない存在であるということ、、
文明の名のもとに「お金による豊かさ」「快適さ」を追い求めるヒトは、どこまで自然から遠く離れていくのでしょう・・?
そしていつ気がつくのでしょう・・・?
農楽里ファームが出来ることは、塵のようなものでしかありません。。
でも、訪れて下さる人たちにとって、自然や農との出会いの場でありたいと思います。
昨日届いた、大阪の少女たちからの手紙。
少女たちは、ここで自然と出会えた感動を綴ってくれました。。
美味しい空気、美味しい水、採れたてのお野菜の味、美しい星空、ジブリの映画に出てくるような森と古民家、、
少女たちが成長し、大人になって子どもを産み育てる時、ここでの体験が生きてくれますように・・・
母になった少女たちが、自然の大切さを次の世代に伝えることのできる人でありますように、、、
農楽母さんは祈ります。。