Archive for 1月, 2025
昨日までの暖かな陽気から一転、今日は雪が降る寒い一日になりました。
山村留学生たちは久しぶりの雪に大喜び!
学校から帰ると、一心にかまくらを作っていました。


そして、薄暗くなるころには猫のかまくらが完成しました!


チャーも、だいぶご満悦の様子でした!
かまくらの中で、雪玉遊びをしていたのですよ~^^
そして、制作終了の子どもも入りましたよ!
どうすればこういう発想が出てくるのか、、本当に面白い子どもたちです~!(爆笑)

明日のに朝は、ミコ太やチビ太も入ってくれるかな!?
大豆の選別は、単調でとても地味な作業です。
同じ姿勢のまま下を向きっぱなしで首が疲れますし、肩も腰も凝ります。
そのうち気分も下がって来るので、気分転換が必要です。
今年は、気分と目線を上げるために、スパイダーマンを見ながら作業を進めることにしました!

これは、なかなか良いアイデアでした!
膝の上にはチャーが陣取っているために、こちらはじっと凝り固まった姿勢のままなのですが、ニューヨークの摩天楼を爽快にスイングするスパイダーマンを見ていると、少し気分も上がりますし(笑)

落ち込みそうになる気持ちをスパイダーマンに助けてもらいながら、まだ続く冬をなんとか乗り越えたいものです。
それにしましても、ニューヨークの街はスパイダーマンに守られているのですね!?
大岡にも来てほしいヮ~!(笑)
今日は佐久穂町まで足を伸ばし、伝統野菜の種を販売する「鶴頸種苗流通プロモーション」代表の小林宙(そら)さんの講演会と種苗交換会に参加してきました。「長野県有機農業研究会種苗部」と「種でつながる種をつなげる佐久地方」の共催です。
小林宙さんは、「タネの未来ー僕が15歳でタネの会社を起業したわけ」(家の光協会)の著者でもあります。(現在は、上智大学文学部哲学科在学中)

小学生の頃から自宅の屋上で野菜のプランター栽培を始めたことから、植物、生物の世界に興味を持ち、やがて関心はタネの世界へも広がっていきました。
いろいろと調べる中で、全国各地の地方品種や在来種が絶滅の危機にあることを知り、種の多様性を守るために起業しようと思ったのだそうです。
素晴らしいですね!!
こういう感性の若者がいてくれて、とても嬉しかったです!
種苗交換会では、集まった約70種類の種を交換し合いました。

こうやって地道に自家採取を続け、固定種を守ろうとしている仲間がいることも、とても心強いことですよね!
最近国が、食糧供給困難事態対策法案を作成したことからもわかるように、近い将来に本当に食糧危機が起きるのかもしれません。その時に今いる農家だけに生産を頼っても、十分な食料を確保することはかなり難しいと思います。ロシアのダーチャやキューバの市民農園にも学び、一人一人が種や作物を自給していける体制を、本気で考える時が来ていると感じています。
今日も3月くらいの陽気の一日です。
道路の雪があらかた融けてくれているので、長野森林組合さんに薪の原木をトレーラーで運んでもらうことが出来ました。

これは来シーズン用の薪の原木です。

冬の間に届けてもらって、春までには薪を割って乾燥をさせておけば、来冬の暖が確保できるという訳です。今シーズン用の薪が届いたのが昨年の夏で、薪の乾燥が間に合わず大反省をして早めのお願いをしてみたのです。
運転手さんからは、「もっと早めに雪が降る前にお願いした方が良いよ」と言われましたので、再来年シーズン用の薪は11月には用意するのが良さそうですね。
この土地にもう20年暮らしているのですが、まだまだ一年のサイクルが身体に染み込んでいません。
いろいろな段取りを、余裕をもって回せるようになりたいものです。
昨日のこと。こたつにあたりながらノートパソコンで調べ物をしていました。
ちょっとお茶を入れようかと台所へ立ち、こたつに戻ってみると、、

チャーが、キーボードの上にデンっと座っていたのでした!
アチャ〜〜!!笑
猫、あるあるですね!
このところ、毎日ハウスの中で大豆をはたく作業を続けています。
昨年の大豆は大不作でお味噌を仕込むことが出来ず、残念でした。今年は虫食いが多いものの、取り置いておいた大豆と合わせれば、何とかお味噌を仕込むことが出来そうな感じです。
大豆の茎には、カマキリが卵をいくつも産み付けていました。
その高さは、地上から大体20センチ前後でしょうか、、

「カマキリは、大雪の年には高い位置に卵を産む」という説がありますので、今年はずいぶん低い位置に産んでいるからこの冬は雪が少ないのかな、、と思っていたのです。
でも、昨年12月に入ってからの雪の降り始めが早く、このままいけば積雪量もすごいことになるだろうな、、カマキリは卵を産む高さを間違えたかな、、と感じていたのでした。
しかしその後、気温はかなり低い日が続いているのに、今のところ積雪はそれほどでもなく、もしかするとカマキリの本能は当たっていたのかな??!!と思い始めています。。
本格的な冬はまだこれからなので、結論が出るのはもう少し先になりますが!
いずれにしましても、大豆の茎の卵たちはハウスの中に移されていますので、来春には無事孵化出来ることと思います!
最後に、、ハウスの中での作業中、ミコ太とチャーが応援!?に来てくれました!

時々唸り合いながらも、ハウス内のぬくとさ(暖かさ)で心地よく、、戦意喪失する2人でした!
1月7日のどんと焼の日から、ちょっと冷えが体に入ってしまった感じです。
きっとみぞれにあたったのが冷えの原因です。。
インフルエンザの学校閉鎖も広がっていますので、ちょっと気をつけないといけませんね、、
こんな時は、無理をせずに猫たちと一緒に丸くなって寝ているのが一番です。
今朝は、ミコ太、チビ太と、薪ストーブの前で!

チビ太もミコ太も、今年の5月で14歳になる高齢猫。
チャーのように外を飛び跳ねて遊ぶことは無くなりましたが、時々ネズミを取ってきたり、おもちゃで遊んだりしてくれます。
でも、一日のほとんどはやはり寝ています。。
農楽母さんも、体調が整うまで猫にならって休むことにしましょう!
有機農業や、農的な暮らしの興味のあります方へ、楽しいイベントのお知らせです!
長野県有機農業研究会が開催する、今年で第45回目の大会です!
今年のテーマは、「有機農業・農的暮らしを志した人の過去・現在・未来」~過去の失敗から学び、未来を創る~。
日時 2025年3月1日(土) 開場12時30分 開会13時10分 閉会 16時50分
会場 飯綱町町民会館(長野県上水内郡飯綱町大字牟礼1989
参加費 1,000円 高校生以下無料
第1部では、長野県の各地から、魅力的でユニークな暮らしをしているゲストスピーカー4名を招き、失敗談を交えながらの悲喜こもごもの体験を語って頂きます。
第2部では、「こんなはずじゃなかった!失敗から学ぶ車座座談会」と称しまして、「すみかの部屋」、「エネルギー自給の部屋」、「食糧自給の部屋」、「栽培技術の部屋」、「動物(家畜)の部屋」、「稼ぎの部屋」に分かれまして、膝を突き合わせての忌憚のない熱~い談義をどうぞ~!
農楽母さんが全体の司会進行を務めますので、会場にお越しになりましたら是非お声をかけてくださいね!
イベントの詳細は、以下のチラシをご覧下さいね!
※懇親会・宿泊ご希望の方は事前申し込みが必要です。
※第回のみご参加の方は当日のご参加でも構いませんが、出来れば事前申し込みをお願いいたします。


例年ですと、大寒の頃に始める凍み大根作りなのですが、今年は少し早めに始めることにしました。
大根を輪切りにして蒸して、真ん中に穴をあけて稲藁を通し、軒下に吊るします。
このまま3月下旬ころまで干し続けるのですが、仕上がりの頃には貝柱の様に小さくなるのです。

農家民宿のお客様に凍み大根のお煮つけがとても好評なので、今季も頑張って作ろうと思います!
明けましておめでとうございます!
2025年、今年もよろしくお願いいたします!!
新年の初詣は、毎年恒例でリンゴのトクナガさんと一緒に樋知大神社、雪のお種池へ。
ブナの原生林に囲まれて、ひっそりと佇む神聖な神社です。

いつ来ても清々さを感じられる、まさにサンクチュアリ。

ご神木の樹齢800年のスギの木からも、エネルギーを感じます。

お種池を囲むブナの木は、古いもので樹齢300年~400年と言われています。

元旦のお種池。ショートケーキのような帽子をかぶっていました!

少しでも世界が平和に、人の心も気候も穏やかな一年になりますように、、
3ニャンと一緒に祈ります!

おまけで、、猫玄関にも飾りました松飾(カヤの葉ですが!)です。山村留学の子たちが作ってくれました!^^

皆様も、平和で幸せな一年になりますように!