10月20日、21日の両日は、福島市内の児童養護施設「福島愛育園」の皆さんをお招きしてのキッズキャンプ第2回目を行いました。

今回は、こども21名、職員8名の、合計29名の皆さんがお越しになりました。

そして、いつもの頼もしいお手伝いは「信州大学教育学部you遊未来」の皆さん、、、今回は総勢18名でした!

こちらは、準備中の様子です。。。

栗のイガを掃いたり、、出し物のリコーダーの練習をしたり、、、

そして、、遠路はるばる福島からバスに揺られてお越しになった皆さんを、雄大な北アルプスがお出迎えです!

2日間ともお天気に恵まれてほんとうに良かったです!

たった3カ月ぶりなのですが、子どもたちはみんな少しずつ大きくなっていましたね!

みんなと元気に再会できたこと、とても嬉しかったです!

子どもたちは、早速チャイを囲みました・・・。

お昼御飯を頂いて少し休憩した後で、早速稲刈りです。

白馬三山と樹齢200年のしだれ桜を背景にした最高のロケーションの中、みんなで手刈りで稲を刈ります。

今回は3つのチームに分かれて、どれだけきれいに丁寧に、そして早く稲を刈り終わるのか競争をしました。

福島の子どもも大岡の子どもも、信州大学のお兄さんお姉さんたちと一緒に最後まで良く頑張りました!

どんどん稲を刈り終えまして、、

最後まではざ掛けを頑張ります!

そして、予想以上に早く終了。みんなで記念撮影です!

稲刈りの後は、大岡温泉で汗を流し、楽しいバーべキューです。

バーべキュー会場の周りには、小諸のペンギンキャンドルさんがハロウィーン用のカボチャのキャンドルを用意して下さいました!

おかげさまで、とても素敵な雰囲気になりました!

ペンギンキャンドルの大工原さん、どうもありがとうございました!

この日の農楽里は、こんな雰囲気の夜でした。。。

そして、美味しいバべキューの後はお楽しみ、出し物の交換会です!

まずは、愛育園の子どもたちの朗読劇とミュージカル。

そして、信州大学の皆さんの歌と踊りとゲーム。

さらに、今宵限りの?!即席ギターバンド「you遊農楽里&はせじいず」によります「バラが咲いた」のお披露目でした。

農楽母さん、うれし恥ずかしのギターデビューです!

最後は、笠井さんの音頭でみんなで「大きな歌」を歌いました。

みなさん、本当に思いっきり楽しんだ初日でした!

子どもたとが寝た後は、、、大人タイム。

愛育園の皆さんと信州大学の学生さんも、本音の交流が出来てよかったです!

最後、愛育園長谷川さんの語る言葉には、本当に胸が痛みました。。

いまだに続く、放射能による低線量被曝の不安と闘いながらの毎日の暮らし。。

20代の職員や3歳児の、再検査を要するほどの体内放射線量の高さ、子どもたちに現れている甲状腺ののう胞、、、甲状腺検査でNDの子どもは、ごく少数しかいなかったこと、、、

そして、除染のために私費を投じた分について損害賠償を請求しに行ったのに、たらいまわしの対応をされたことについて、、

20代の女性職員は、涙を流しながら語りました。

「事故が起きてしばらくは、子どもたちを守ることで精いっぱいだったのですが、今になって、自分自身の将来が不安になって来ています。でも、どこにも行くところがないのです。。」

現地の人たちの置かれている状況を、もう少し多くの人たちと分かち合い、少しでも支えられるような方法はないものでしょうか???

 

 

 

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