少し前に、那覇空港から車で約2時間半。沖縄本島の北部、やんばるを訪ねてきました・・。
まずは、標高400メートルほどの八重岳という山にあります「八重岳ベーカリー」さん。
訪ねた日は定休日で残念でしたが、全粒粉を50%使用した健康的なパンを製造されているパン屋さんです。
八重岳ベーカリーさんには、信州上田ルヴァン店にお勤めだった若いご夫妻が八重岳に移住されてスタッフの一員として働いています。
お二人とも、とても笑顔の素敵な小原ゆうすけ&ゆうこさんご夫妻です!
ゆう&ゆうさんは、沖縄移住の直前に農楽里ファームに遊びに来て下さいました。
農楽母さんはお土産に、震災・原発特集の信州発!産直泥つきマガジン「たあくらたあ」をお渡ししました。
会話の中で、沖縄電力が小型原子炉の研究を継続しているということが話題になったのですが、地元の人はまだほとんど知らないのではないか?ということで、農楽母さんは少し驚きました。。
お二人は、小さなおうちでとてもシンプルな暮らしをされています・・。
必要最低限のものだけに囲まれた暮らし、美しかったです。。
美味しいお茶を頂いた後で、八重岳ベーカリーさんで取り組んでおられるパーマカルチャーの農園をご案内して頂きました。
ここは、沖縄パーマカルチャー北部の拠点となっているところでもあるそうです。
八重岳の山頂から海を見下ろします。 農楽里ファームのある信州の山中とは全く対称的な景色が広がります。。
八重岳ベーカリーのオーナー比嘉さんは、もともとお医者さんであり、自分の患者さんたちに健康に良いパンを食べさせたいという思いでパンも手作りし始め、それが高じてパン屋さんを始められたのだそうです。
そして、パン屋さんとともに、10万ヘクタールの土地を少しずつ開墾し、循環型の畑作を試行されています。
パン屋さんと、パーマカルチャーへの想いを熱く語ってくださるゆうすけさんです。
園内には、自然栽培のシークワーサーの木が何本もありました。農楽母さんは去年頂きましたが、と~~っても美味しいのです。青いときの酸っぱい味も美味しいのですが、オレンジ色に熟して甘くなってからも美味!
今年の夏も楽しみです!
園内の珍しい場所もご案内して頂きました。
こちらは、昔、琉球藍が栽培されていた頃に使われていた染めのための甕の跡なそうです。
そしてこちらは、、、昔の豚の飼育場です。この飼育場に、人が直接排泄をしまして、、それを豚が食べて・・という、小さな循環システムがあったのだそうです。
ゆうすけさん、○○チングスタイル!で実演してくださいました(笑)
とにかく、広い園内に驚きました!
少しずつ農地を増やし、穀物やお野菜の種類も増やし、パーマカルチャーを実践していこうと頑張っているスタッフの皆さんの熱意に頭が下がりました。。
ゆう&ゆうさん、1年ぶりの再会、とても嬉しかったです。
そして、この日の夕飯は、八重岳ベーカリーさんから車で40分ほどのところ、東村(ひがしそん)にありますカナンファームさんへ。
これもまた、ゆう&ゆうさんのご案内で車を走らせたのでした。
続く・・・