今日は、長野県有機農業研究会北信地区の勉強会の一日でした。

公害問題、廃棄物処分場に関する多数の公的委員や信州大学非常勤講師を務められている関口鉄夫さんを講師にお招きし、農地での放射線測定と講演会をお願いしました。

まずは、中野市の柴本さんの畑で測定開始です。

同じ畑でも、水の入り口と出口では測定値が違います。出口のほうが高い傾向があります。

次に、坂城町の大内君の家の周囲と畑で測定します。

最後に、農楽里ファームの母屋周辺と畑、田んぼでの測定です。

参加者の皆さんが持ち寄った土の測定もして頂きました。

いずれの土も、問題になるほどの結果は出ず、安心しました。細かいデータにつきましては、また後日ご報告致します。

ただ、問題はないとは言っても、3.11以前の平均的な数値よりは3~4割高い数値だということです。

関口さんは、北海道と九州を除く各県で測定を続けておられますが、もうそれはどこでも同じことで、どこにも逃れようのないことなのだそうです。

そのなかでも、雨どいの下などにホットポイントとなる数値の高い地点があるそうで、身近な場所でも注意が必要になります。

講演会は、「福島第一原発の事故からわが国の環境行政を考えてみよう」というタイトルです。

関口さんの様々な調査のデータから、大気汚染などの公害問題も放射能汚染の問題も、行政の在り方について多くの問題点が浮き彫りにされました。

アメリカにはスーパーファンド法という法律があるそうです。

企業が何か大きな事故や問題を起こした時、その企業だけではなく、株主はもとより融資した銀行や取引先の会社など関連のある会社がすべて応分に責任を負わなければならない、という法律なそうです。

このような法律があれば、日本も少しは変わるのかもしれません。

大事な講義の最中に寝ている子もいますね。。戸崎さんではありませんよ、ミコのほうです。。(笑)

懇親会も盛り上がりました!

関口さん、今日は朝早くから暑い中を丸一日、本当にどうもありがとうございました!

懇親会の後は、ホタル狩りに。。

今夜は、車で15分ほどの某所まで出かけました。

そこで待っていたものは、、、数万匹のヒメボタルの舞い!

青白く点滅する光のイルミネーションは、言葉を失う美しさでした・・。

Post a comment

Name: 
Email: 
URL: 
Comments: