晴読雪読

雪の一日でした・・・。

でも気温が高いので、降った雪はどんどん溶けて行きました。

足元では、固く凍った氷に屋根から落ちる雨滴が当たり、小さな水溜りが出来ています。

気温が低ければツララになるはずの雨滴です。

水溜りに落ちるとき、チャポンチャポンと可愛い音を立てていました。

東京に住む農楽孫が怪我をしたとの知らせが入り、とても心配したのですが、「元気でいる」とのことでホッとした一日でもありました。。

降り続く雪を窓から眺めながら、炬燵に入って読書をしました。

読んだ本は、、「原発危機と東大話法」。

ユーモアと皮肉あふれる本です。

原発事故以降、発せられる言葉そのものよりも、言葉を発する人がどういう人間なのか、信用できるのか、胡散臭いのか、、そういうことに目を向ける人が増えたと思います。

事故後、テレビやマスコミに出て発言を繰り返している人たちの中で、誠実さや誠意を感じさせる人が一人でもいたでしょうか?

東大話法規則の一部抜粋です。

1.自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。

3.都合の悪いことは無視し、都合の良いことだけ返事をする。

8.自分を傍観者とみなし、発言者を分類してレッテル張りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。

14.羊頭狗肉

15.わけのわからない見せかけの自己批判によって、誠実さを演出する。

20.「もし○○であるとしたら、お詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。

東大話法規則は全部で20ありましたが、、、原子力村の住民たちだけでなく、すでに今の社会全体に蔓延している話法のような気がしてなりません。。

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