3月
21
今日は春分の日。お彼岸です。
農楽里ファームのある慶師集落では、デイドーボーという魔除けのわら人形を昔の集落の入口に立てる風習があります。
集落の集会場に何人かが集まってデイドーボーを作りました。今日は、長野市郷土資料館の方が記録撮影にお見えになっていました。
集会場には、稲の花が飾ってありました。稲の花とは、お餅を小さくちぎって柳の枝や竹の枝などにさして飾る、豊作祈願の風習です。
わら人形の作り方です。。竹の棒にわら束を結び付け、人形を作って行きます。
人形の手は三つ編みで作ります。
右側の人形は、農楽母さんが作ったもの。ちょっとほそっこいです。。
そして次に、顔の絵を描きます。
農楽娘のわら人形は、、、、チャイとなりました・・。猫ですので、、ひっくり返しますと、ちゃんと尻尾が生えているのです。
そして、お隣の外花見(そとげみ)集落との境に立てました・・・。
家族の幸せとか集落の安泰とか、、、小さなところの祈りももちろん大切ですが、この震災と原発事故による苦難が早く払われていきますように・・・農楽母さんは祈りました。。