2月1日のこと、昨年松本市内に開館しました「須藤康花美術館」へ、足を運んで来ました。

須藤康花さんは、類まれなる才能の画家でした。

絵の才能だけではなく詩人でもありました。

そして、2歳でネフローゼに罹り、2009年にわずか30歳でその生涯を終えました。。

美術館は、松本城の北側、徒歩10分位のところにあります。

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一番初めに出会う作品は、康花さん12歳の時の油絵です。

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美術館は小さなスペースなのですが、展示されている一点一点の康花さんの作品の奥の深さに目が釘付けとなり、大きな美術館で多くの作品を鑑賞するのと同じくらいにエネルギーを要しました。

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農楽母さんは、2011年5月14日の「のらりっ記」に、康花さんとの思い出を綴っています。。

http://www.norari-farm.com/?p=2987

その中で、康花さんの詩画集を手にした時に書いた言葉です。

「作者は創作活動として、闇と光の世界を追い続け、また自らの底知れぬ闇とも対峙し続けた。もちろん、見失いそうにながらも微かな光を求め続けた。すでに老成した魂が生を受けることもある。そして、時は必ずしも全ての人に同じ比重では存在していない・・・・。」

この言葉が、康花さんの最新刊にも取り上げて頂いておりました。。

康花さんの詩画集と共に、ご紹介いたします。

 

「美しい人」 光と闇と魂を描く夭折の画家―生きるために戦いー  須藤正親 著 須藤康花 絵  定価2000円+税  発行 晶文社

 

どうぞ、お手にとってご覧ください。

また、ぜひ須藤康花美術館へも足をお運びください。。

そして、康花さんの魂と共に、自らの魂と向かい合う静かな時間をお過ごしください。。

 

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