Archive for 8月, 2011

8月 13, 2011

今日も暑い一日でした。。

ミコ太はひんやりとした土間で涼みます・・。

さて、、昨日初めて農楽里へお越しになってくださいました、神奈川のWさんご夫妻。

自然大好き、アウトドア大好きなとてもスポーティーなお二人です。

連泊2日目のの今日は、小川村、そして鬼無里の奥裾花自然園まで足をのばして観光をされてきました。

小川村の見どころを教えてくださった林りん館の丸田さん、どうもありがとうございました!

Wさんのご主人は、大大大のお酒好きで、お仕事でアメリカ滞在を終えて帰国する際には、数百本のワインをお持ち帰りになったそうです!!

ですので、当然農楽里でも、、話の尽きない飲み会は深夜まで続きます・・・。

Wさんご夫妻は、これから田舎暮らしをするための移住先を探していらっしゃるということでした・・。

ご主人は酒蔵を持ち…(笑)、奥様は田畑を耕しで植物に癒されることが夢なそうです。。。

とても仲の良い、素敵なご夫妻でした!!

Wさん、いつかまた遊びにいらしてくださいね!!

・・・・隣の部屋ではまだ飲み会が続いておりますが、、農楽母さんは明日早朝に到着の大阪のことも達を迎えに行くため、もう休みますね・・・。



8月 13, 2011

陽射しが強く暑い一日でした。

農作業では、ハクサイの種まきを終えました。

体験のほうは、今日からしばらくの間、夏休みで訪れるお客様が続きます。。

お庭に咲いている小さな花を飾り、お客様を迎えます。。

今年の夏はどんな出会いが待っているのでしょうか・・・

とても楽しみです!



8月 11, 2011

今日もとても暑い一日でした。

このところの暑さでちょっと体がバテ気味です。。

午後、地域の児童クラブへ顔を出したのですが、子どもたちとトランプ遊びをしている最中に睡魔に襲われてしまいました・・・。

さて、写真は、大きなリュックを背負う小学一年生の男の子。

リュックが大きすぎてヨタヨタとしています。 あまりにも後ろ姿が可愛いのでパチリ、です。

この子は、いつも農楽母さんが椅子に座っているときにニコニコしながら黙って肩を揉んでくれる子です。

指導員に見送られてスクールバス乗り場まで歩いていきます。。

一年生ってこんなに小さかったかな・・。

何年生になれば、あの水色のリュックが小さく感じられるのかな・・・?



8月 10, 2011

本日発送の8月の季節の野菜セットです。

ジャガイモ(北あかり)、アンデス赤じゃが、ピーマン、キュウリ、トマト、ミニトマト、インゲン、青シソ、キャベツ、丸ナス、青トウカラシ、これに、タマネギ、赤タマネギ、ニンニクが入りました。そしておまけの減農薬早生リンゴ。

午前中、ネギ畑の草取りをしている最中のことです。雪の女王が目の前に現れました!

雪の女王は、レディー・ガガ様も真っ青なくらいおしゃれなガ(蛾)です。

全身に粉を拭いたような白い衣をまとい、大きく黒い瞳に、真っ赤な胸元、そして脇腹には同じく真っ赤な斑点が散りばめられています。

農楽母さんは、リンプン系(チョウやガなど)が苦手なために、雪の女王に会いますと、、ヒヤーーーッと涼しくなってしまうのです。。

冷却効果あり、のガガ様です。

その後、母屋に戻りまして洗濯ものをしまおうとしましたら、、、

洗濯物の上で昼寝をする猫たちが・・。

昼寝子であります・・・!



8月 07, 2011

農楽母さんは盛岡に来ていたので、8月5日(金)の夜には仙台まで足をのばし、小出裕章さんの仙台講演会に参加してきました。

タイトルは「3.11から始まったこと」です。

仙台は、20年以上前に予備校生活で一年間暮らしたことのある懐かしい街でもあります。

さて小出さんですが、「原発のウソ」が発刊されてからさらにお忙しくなってしまいお体が心配だったのですが、とてもお元気そうで安心しました。精神的に強い方はお体もやはりタフなのですね!

2部屋に分けられた会場は、定員一杯になっていたのではないでしょうか。

お話の冒頭で小出さんは、

「福島原発の事故が起きてしまって今日の集会があるわけで、こんなに大勢の皆さんにお集まり頂いたことはありがたいとは思うけれども、大変無念です。」

「2度とこんな悲劇が起きないようにしたいと思いますので、何とか皆さんのお知恵を借りながらそういう世界を作って行きたいと思っています。」

と、お話しをされました。

会場には、「チラシを見て自分の意思で参加しました」という女子高校生がいました。

農楽母さんは、そのことにこれからの日本の希望を感じとても嬉しくなりました。

つい、「あなたのような方がいてくれてとても嬉しいです!素晴らしいです!北海道から沖縄まで、全国の高校生に呼び掛けるような、そういう活動をしてみてください!」

と、声をかけてしまいました。。変なおばさんだと思われたかもしれませんね。。(苦笑)

また会場には、「原発国民投票」の呼びかけをされているジャーナリストの今井一さんもいらっしゃいました。

農楽母さんは信州の僻地の農村でテレビの無い暮らしているためでしょうか、「世論の77パーセントが脱原発」との話を聞いてもなかなか実感として伝わってこず、日本人は国民投票で脱原発を選んだイタリアのように本当にそこまで賢いのだろうか、と不安を覚えることがあります。

この土地のように高齢化の進んだ農村、あるいは保守的でメダカ的な長野市では、インターネットを使って情報を能動的に取りに行き、自らの頭で考え判断出来るような人はまだまだ非常に少ないからです。

もちろん、国民投票をすることになれば今以上の情報と議論が多くの方の目にさらされるようになり、そこからが本当のスタート地点なのでしょう。

今井さんは「今はまだ賢くないのだとしたら、賢くしていきましょうよ!」と話して下さいました。

確かに事故以前、そしてほんの3ヵ月前とも様相が違うとは思います。

小出さんのように、表に出て原子力に異を唱える発言をする人も増えてきました。

日本でも早く脱原発を選択し、次は世界に向けて原子力(エネルギーも軍需も)からの撤退をアピールできるような国になることが出来れば、誇らしいのですが・・・。

すでに世界中にある原子力関連施設もそうですが、まだまだこれから建設が予定されている原子力施設をどう止められるのか、とても大きな課題が山積みですね。

ケニアで日本人獣医師として野生動物保護とマサイ族の家畜の診療、スラムの子供たちの支援活動をされている神戸俊平先生からのお便りには、「ケニア政府2030年度計画白書には、原発計画が盛り込まれています。4月にはIAEA事務局長がナイロビ国連会議に参加されましたが、開発途上国にも原発誘致に来られたのかと憂慮しているところです。」と書かれてありました・・・・。

本当に日本だけの問題ではないのです。

小さく青く輝く美しい星、地球全体の問題なのです。

皆さんは、「ワンプのほし」(ビル・ピート作・絵/佼成出版社)という絵本をご存知ですか?

農楽母さんは小学校4年の時に母からこの本を薦められて読み、衝撃を受けました。

そして自分が母となり、この本を子どもたちに読み聞かせました。

幼い頃の農楽息子と農楽娘はワンワン泣きながら読んでいました。

もう絶版となってしまった絵本ですが、古本で購入できますのでぜひお手に取ってお読みください。。

人類は、原子力を扱えるだけの技術も精神性もまだ有してはいません。

私たちは、「いのち」よりも経済が優先される社会から、「いのち」が経済よりも尊重される社会へ変えていかなければなりません。。

最後に再び小出さんの言葉です。

「どんな時代にも困難はあった。時には立ちすくみながらも、乗り越える方策を考えて行かなければならない。」

小出さん、ありがとうございました・・。

11月6日の上田での講演会もどうぞよろしくお願いします!



8月 07, 2011

日本にはいくつかの武道があります。

剣道、柔道、合気道、、、、そして弓道。

皆それぞれに精神性と礼儀作法を重んじる「道」ではありますが、その中でも弓道は他の武道とはだいぶ質が異なります。

まず、対戦相手と交わることがありません。

直接触れることもなければ、目を合わせることもありません。

道場への入場から退場まで声を出すことを許されませんし、矢が的に当たったとしても外れたとしても感情を顔の表情に出すことも許されません。

一切が静寂の中でとり行われ、競技者の相手となるは、28メートル先にある直径30センチの的と、それに向き合う自己の精神だけなのです。

入場の際の礼の角度、足の運び、目線、立ち位置、弓を打ちおこし、引き分け、離れに至る立ち居振る舞いには事細かに決めごとがあり、それは様式美の世界にまで高められています。

確かにその振る舞いは、緊張感を伴うとても美しい世界です。

弓は、的に当たらなければなりませんが、同時に正しく美しい射形も問われるのです。

「正射必中」です。

農楽息子は中学一年の時から高校3年生に至るまで弓道を続けてきました。

思い起こせば弓に興味を持ったのはまだ小学生のころ。

三国志の登場人物である弓の名手、黄忠(こうちゅう)に憧れたことが始まりでした。

母屋の裏にある竹やぶで竹を切って弓を作り、鳥の羽を拾い集めては竹や葦で矢を作り、畑やあぜ道で作った道具をつかって遊んでいました。

中学に入り、「どうしても弓道をやりたい」と泣いてまで言い張るので、農楽母さんも覚悟を決め大岡から片道一時間半もかかる運動公園の弓道場まで週に2回夜に山を降りて送迎する生活を始めました。(これがヨーヨー生活の始まりですね!)

中学時代には、社会人のクラブの皆さんに厳しく暖かく育てて頂きました。そして、全国中学生弓道大会へ長野県代表として参加、明治神宮で弓を引かせて頂きました・・・。

その後、長野日大高校の弓道部の先生から「一緒に弓をやろう」と、お声をかけて頂いて進学。長野日大高校弓道部の仲間としてこの3年間続けてきたのでした・・。

昨年は、長野県大会で準優勝と涙をのみ、今年は昨年の雪辱を果たしてインターハイ出場を勝ち取りました。

でも、全国の壁は厳しかったですね・・。

予選は通過したものの、技量、気迫ともまだまだ力が及びませんでした。

チームとしては決勝トーナメント1回戦で敗れましたが、全国の舞台で○○○○ ×○○○と、よく健闘したと思います。

試合終了後のことです。

農楽息子が農楽母さんを睨みつけつつニヤニヤとして歩み寄ってきました・・。

「一体どうした?」と思っていましたら

「お母さん、6年間ありがとうございました」 ペコリ(頭を下げて)

「!!」

そうですか、、、照れ臭さと、でも言わなければ、、と、その両方の思いが合い交じり「睨みながらニヤける」という複雑な表情となっていたのですね。(笑)

農楽息子こそ、お疲れさん。

インターハイまで連れて来てくれてありがとう。しかも、開催地は母の生まれ故郷の盛岡でした・・・。

そして、楽しい夢を見させてくれてありがとう。

立派な射でした。

農楽母さんはずっと、弓道とは個人技だと思っていました。

でも、途中から農楽息子は「いや、高校弓道の面白さと醍醐味は団体戦だ」と言い始めました。

言葉を交わさなくとも、空気や間合いで感じ取る仲間との連帯感、責任感、絆というようなものを団体戦を学ぶ中で知っていったのでしょう。

素晴らしい先生と仲間たちに囲まれて幸せな高校弓道生活でしたね!

ここまで育ててくださった長野日大弓道部の武藤先生、そして仲間たち、3年間本当にどうもありがとうございました!!

みんな、明日からは気持ちを切り替えて受験勉強まっしぐらですね!頑張ってください!



8月 04, 2011

今日は夕方からキャベツの移植作業をしました。

ネキリムシに切られずに、無事に大きく育ちますように・・!

作業を終え、夕暮れ間近の棚田です。

今日も一日お疲れ様でした。

農楽母さんは、明日から農楽息子の弓道インターハイ出場の応援のためにしばらく大岡を離れます。。

「のらりっ記」も少しの間お休みです。。



8月 03, 2011

今日は、農事通信員の笠井さんがお手伝いに来て下さいました。

このところの雨模様の天気で土が重くなっていますが、イノシシの襲撃がすぐそこまで迫っており、今日中にすべて掘り上げなければなりません。。

笠井さんに助けられて、残りのジャガイモ掘り上げをすべて終了できました!

一仕事を終えてしばらくすると、、突然スコールのような大雨が降ってきました。

雨の前に終了でき、本当に良かったです。

笠井さん、お忙しい中お手伝いをどうもありがとうございました! 本当に助かりました!!



8月 02, 2011

早朝4時半起床、5時出発のバス釣り隊男子3名の釣果は、、

水槽を一人では持てないほどの重さです。。

大きな鮒が2匹、ブラックバスが8匹!

魚の腸を抜く農楽父さんと、覗き込む子供たち。

少しだけ、自由研究のヒントになることを教わります。。

これは、ブラックバスの胃袋です。

まさに袋になっているのですが、中から出てきたのは・・・4匹のカナブン!

飲み込んでからまだそれほど時間が経っていないようです。

他のバスの胃袋からは、大きなトンボのヤゴも出てきました!

今朝釣り上げた魚は全部、東京と埼玉へのお土産となりました・・。

そして、ちょっと淋しいさよならの時・・。

農楽娘さん、百くん、敬大くん、いつでもまた遊びに来て下さいね!

さて、、、一休みの後は、ジャガイモ堀りの続きです。

畑にはまだまだジャガイモが残っています。

この写真を撮った数分後に雨が降り出して来ました。

慌てて泥だらけのジャガイモを拾い上げ、縁側に並べて干しました。。



8月 01, 2011

今日は、ジャガイモを少し掘り上げました。

草に被われていましたが、「北あかり」と「アンデス赤じゃが」がとても美味しそうに育っていました。

農楽娘さんたちが、ヨイショヨイショとジャガイモの入った重いコンテナを運んで下さいました。

母屋に戻ってジャガイモを縁側で干します。

そこへ、沖縄はカナンファームさんから「パイナップル食べ比べセット」が、届きました!!

なんと東京の農楽娘さんが手配してくださったのでした!

こちらは、カナンファームさん一押しの「塩パイン」。沖縄の海水を希釈散布して育てていますので、とても甘く味が濃いのです。

ご覧ください!蜜の塊のような果肉です。カットしている最中に汁が飛び散るほど、ぎっしりと果汁も詰まっています。

食べ比べセットということで、一般的な栽培方法で作られたパインも入っています。それはそれでとても美味しかったのですが、塩パインを口に含んだ途端に口中に広がる香り、その瞬間に、「同じパインといえども、これは全く別のものなのだ!」と実感しました。

そしてこちらは「黄金の樽」と名付けられたパインです。

名前が「黄金の樽」ですから、きっと黄金色に輝く果肉なのでしょう! 明日頂くのがとても楽しみです!!

農楽娘さん、そしてカナンファームさん、どうもありがとうございました!

そして午後は、隣の麻績村にあります「横屋の地玉子」さんまで、卵拾いに出かけました。

養鶏場では、ご主人の岩永さんが手作りした鶏舎の中で、ニワトリたちが伸び伸びと育っています。

初めてニワトリを抱く百くんと敬大くん。おっかなびっくりですが、頑張りました!

鶏舎の中には、ニワトリ用の分娩室!?があります。

ニワトリたちは、卵を産みたくなると自分からこの箱の中に入り、卵を産むのです。

ニワトリのお腹の下で温められている卵にそーーっと手をのばします。

もたもたしていると嘴でつつかれてしまうこともあるのですが、百くんも敬大くんも上手に拾うことが出来ました。

「横谷の地玉子」の岩永さん、お忙しい中子どもたちが大変お世話になりました!どうもありがとうございました。

農楽里に戻りまして一休みの後で、農楽娘さんたちと百くん、敬大くんが、出来立てほやほやの「かわら版農楽里」を折る作業を手伝ってくださいました。

作業は順調に進んでいたのですが、、、途中でチェックの厳しい農楽娘さんが大きな原稿ミスを発見!!!

これは、「、このまま発送することは出来ない」。。。さて、、どうしたものか。。。。

みんなで思案し、時間はかかってしまうのですが「手作業で修正しよう」ということになりました。。

その時、その議論の様子を横で聞いていた子どもたちが、「よし!やるか!!」と言い、率先して新たに発生した手仕事に取り組んでくれたのです!

夕飯の後で、夜なべ仕事が続きました。。

気がきく農楽娘さんは、黙ってコーヒーを入れてくれました。。

敬大くんは作業効率が良くなるように、一度三つ折りにしたかわら版を半分開く作業に取り組んでくれました。

ちょっと眠くなっていた百くんも「よし、オレもやる!」と言って、体力のぎりぎりまで手伝ってくれました。

埼玉の農楽娘さんも、夜遅くまで修正の線引き作業を黙々とこなしてくれました。。

失敗ばかりの農楽里ですが、、本当に多くの皆さんの力に支えられているのだな、、と感謝の気持ちでいっぱいです。。

明日は朝4時半起きで再びバス釣りに行かねばならないのに・・・こんなに夜遅くまでお手伝いしてくれた百くん、敬大くん、どうもありがとう!

率先してお手伝いに取り組んでくれた姿、二人ともカッコ良かったな!

誰かの役に立てると、自分も嬉しくなるね!

そして、お母さんである農楽娘さんたち、今日も一日お疲れ様でした。そしてお手伝いを本当にどうもありがとうございました!