Archive for 4月, 2012

4月 16, 2012

薄曇りの一日でした。。

春は、少しずつですが進んでいるようです。

フキノトウは花が開き、、あまり目に留められることはないようですが、こんなに美しい花なんですよ!

フクジュソウも背が伸び、花弁の色が少し褪せてきました。。

そろそろ、次の世代を作るための準備が始まっていますね。

ビニールハウスの中で苗箱の整理をしていましたら、、農楽子猫のミコ太がハウスの上で「ミャーミャー」と歩き回っていました!

「ビニールが破れるから降りてえ~~!」と、絶叫したのですが、ミコ太はどこ吹く風・・・

お願いですから、もうハウスの上には上がらないで下さいね・・。涙の懇願です。。

午後には上田まで車を走らせまして、松尾町フードサロンにて、少人数でのバイオダイナミック農法の勉強会に参加してきました。

九州は熊本、阿蘇にあります「ぽっこわぱ耕文舎」から、假野祥子さん、ピリオド・ドニーさんがお越しになってくださいました。

バイオダイナミック農法は、ルドルフ・シュタイナーが提唱した農法で、地球(土)の影響力だけではなく、宇宙(天体)の働きから受けるエネルギーも感じ取りながら実践していく農法です。

農法というよりも、自然界の「理」といったほうが良いのかもしれません。。

月の影響力についてはすでに多くの方が農法に生かしているように思いますが、バイオダイナミック農法では、惑星や黄道12星座の運行による影響も、考え合わせます。

科学と、直感の世界です。

これは、バイオダイナミック農法による天体と植物の暦、「種まきカレンダー」です。

農楽母さんも、これからは日々の暮らしに種まきカレンダーを取り入れていきたいと思います。

ちなみに、ことしアトリエDEFさんのお味噌を仕込んだ3月30日は、発酵食品を仕込むのには最良の日でしたので「万歳!」でした!



4月 13, 2012

今日も種まきの作業を進めました。

同じウリ科の種でも、こんなに形が違います!

向かて左側から2列ずつ、ズッキーニ、青皮ウリ、ゴーヤ、カボチャ、です!



4月 12, 2012

今日は、畑作業をしていると汗ばむような陽気の一日でした。

畑からは、北アルプス白馬三山をくっきりと望むことが出来ました。

空の青に、足元には、オオイヌノフグリの青!

午前中に蒔いた種は、ラディッシュ、小松菜、ミニキャロット、チンゲン菜、水菜・・・

どうか、無事に芽が出ますように!

午後には、坂城町と佐久穂町から若き有機農業者がお二人、訪ねて来て下さいました。

農楽里では使わなくなった木製の唐箕と、縄ない機、大きな木の樽などを、お譲りしました。

若い人たちなら、きっと上手に活用して下さることでしょう!

それから地域の児童クラブへ。

今年もまた、お地蔵さんの前掛けとお帽子を、地域の大先輩の先生に教えて頂きながら一針一針縫っていきます。

今日は、夕暮れ時までずっと北アルプスが顔を出していましたので、気分も爽快でした!

美しい夕陽をご覧ください。

蓮華岳、爺が岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山、、、

こちらは、蓮華岳アップです。 アルプスの手前、家の屋根が形作る「笑顔」、お分かりになりますか?(笑)

今日も一日どうもお疲れ様でした。。

と思いながら、夜は「たぁくらたあ」編集会議のために下界へ降り、お山に戻りますと、、、深夜23時を回っておりました・・。

今度こそ、本当にお疲れ様でした・・!



4月 11, 2012

穏やかな日和だった昨日とは打って変わって、朝から強風とみぞれ交じりの冷たい雨の一日でした。。

こんな日は、縫いものでもしながら家で静かに過ごしましょう。。

農楽猫たちも、やはりお炬燵の周りで丸くなっていました!



4月 10, 2012

今日は、4カ月ぶりに鍬を持ち、畑に立ちました。

やはり、鍬を持って農楽作業をすることが大好きな農楽母さんです!

畑には、オオイヌノフグリやハコベの花も咲き始めています。

用水路には、聖山の湧水も流れ出しました。 集落を歩いていると、湧水の流れる音がゴーゴーと聞こえてきます。

土の中からは、まだ眠そうなアマガエルが顔を出して来ました!

小麦も伸び始め、、、

お野菜の苗の芽も出始めました!!

苗箱の横では、農楽猫チャイがゴロゴロと喉を鳴らしてくつろいでいました。

そこかしこで春の息吹を感じ取ることができて、、心和む一日でした!

ありがとうございます!!



4月 07, 2012

 

一昨日、昨日と、鬼無里を会場に、「百業づくり全国ネットワーク」の総会、そしてフォーラムが開催されました。

「百業」とは、これからの農山村での生き方、暮らし方として専業型の仕事を追い求めるのではなく、生活に密着した小さな仕事を発掘し、かたちにして行こうという新しい考え方と取り組みです。

昨年2011.2月19日、20日には高知県仁淀川町で、「百業づくり全国ネットワーク設立フォーラム」が開催され、全国30地域から130人以上が集まったそうです。

第2回目となる今年の開催地が、鬼無里でした。

受け入れ窓口は、NPO法人「まめってい鬼無里」です。

一日目の一昨日は、基調講演を長野大学の大野晃先生、各地の実践として、高知県仁淀川町、鳥取県智頭町、そして鬼無里の事例が報告されました。

2日目の昨日は、分科会後に、高知県からお越しになりました「NPO法人土佐の森救援隊」中嶋健造さんによる講演会がありました。

「土佐の森救援隊」の実践活動は、今、全国の山林関係者の間でとても話題となっています。

「土佐の森方式」と呼ばれる自伐林業を復活させて、森も生かし、収入としても副業としてきちんと成り立たせて行く(専業としても)活動です。

中嶋健造さんです。

現在の林業の構造は、下の図のようなとてもいびつな構造となっているそうです。

これは、非生産的なことを徹底的にカットするという生産性、効率性、経済性重視の企業型の林業が主になってしまったがために出来上がってしまった構造なそうです。

林業における非生産的なこととは、苗木を植える、下草刈り、間伐、枝打ち、等のことです。

これらがカットされるということは、「森づくり」をなくしてしなうことにつながります。言い換えれば、環境破壊型林業です。

中嶋さんは、この形態を「一瞬だけ儲かればよいという、セツナ林業だ」と語ります。

これに対し、「土佐の森方式」による自伐林業は、小規模であっても山主が自分の山であるからこそかけられる細やかな愛情を持って山の仕事をするために、森は再生し、しかも収入にもつながる方式のため、高知県仁淀川町では下の図のような、本来あるべき林業構造が生まれたのだそうです。

今、全国各地でこの「土佐の森方式」が検討されています。

この方式は、国策として強硬に進められている「森林・林業再生プラン」の大規模集約型の林業に対する疑問、不安の多さの中で改めて見直されているそうです。

「土佐の森方式」は、大規模集約型林業とは間逆の取り組みです。

農業もまたしかり、国は、大規模集約化の農業形態を推し進めようとしていますが、それは本当に本来の日本の自然や暮らし方にあったあり方なのでしょうか?

夜の懇親会は、まめってい鬼無里理事長の大日方先生宅にて開催されました。

大日方先生のおうちは、築160年の古民家で囲炉裏があります。

御挨拶をする大日方先生です。

林業女子会?の、原薫さんとお話しをしているのは、仁淀川町で八面六臂の活躍をされていらっしゃる「によど自然素材等活用研究会」代表の井上光夫さんです。 http://www.2410riv.jp/

アイデアあふれる、元気あふれる、何よりも故郷の仁淀川町をこよなく愛している、とてもおおらかな方でした!

仁淀川町には、日本の清流のトップに入るという美しい仁淀川が流れています。

この川は、何と最後に「ニホンカワウソ」の目撃情報があったという川だったそうで、今でも、若干の目撃情報が入っているのだそうです。

絶滅が危惧されている「ニホンカワウソ」に、何とか生きていてほしいと願っていた農楽母さんにとってはとても嬉しいお話しでした!!

「カワウソ」さん、何とか生息していてください!!!

そして、いつかお会いしたいです!!

仁淀川の美しさについては、http://www.nhk.or.jp/kochi/niyodo/ を、ぜひご覧ください。

NHKでも3月に放映されたのだそうです。

農楽母さんもいつかぜひ行ってみたい川ですね!

「百業づくりネットワーク」の皆さん、「土佐の森救援隊」の皆さん、「まめってい鬼無里」の皆さん、どうもお疲れ様でした。

素晴らしい会を、どうもありがとうございました!



4月 07, 2012

この3日間、また雪降りの日が続いています。。

種蒔きのタイミングも、とても難しい春となっています。。

畑に出ることも出来ません。。

本当に暖かくなるのはいつからなのでしょう?

もう、気長に待つしかないですね・・!



4月 04, 2012

昨晩の暴風雪から一夜明けまして、、

目を覚ますと、またまた周囲は一面の雪景色となっていました。

今日は、農楽娘がいよいよ東京へと旅立つ日です。

新宿行きの高速バスに乗って、長野の地を旅立ちます。

ギターとノートパソコンの入った重い手提げ袋を担いで、バス停留所へと向かいます。

何だか晴れやかな顔!でしたので、農楽母さんも少し安心です。

明日からは東京っ子になるのですね!

ここ数カ月の間で、「ここの良さがわかってきた」と語ってくれた農楽娘。

東京でも頑張ってね!



4月 03, 2012

今日は、農楽母さんの宝物をご紹介します。

まずは、、海で拾った貝殻たちと、3年前の「大地の芸術祭」をお手伝いした時に、アンティエ・グメルスさんから頂いた金色のクルミ。

きれいなビー玉やおはじきたち。

農楽娘が小学生の時に彫ったオルゴール箱。

すでに4年前に、チビ太が来ることを予感していたのでしょうか・・・?

チャイの隣にチビ太らしき猫が並んでいますね。

そして、何よりもこの美しい星、地球。

宇宙に浮かぶこの青い星の美しさのように、地上で暮らす人々の心も美しくあってほしいと願います。



4月 02, 2012

陽のあたる縁側の前で、農楽子猫たちは今日ものんびりとくつろいでいました。。

その農楽子猫たちを写真に撮る農楽娘。。

いよいよ明日東京へと旅立ちます。

そして、農楽母さんは今日からお野菜の種まき開始です!

今年も美味しいお野菜が、どうか無事収穫できますように!!