Archive for 10月, 2012
大岡では、一段と冷え込みがきつくなってきました。。
薪ストーブの火も絶やすことが出来ません。
畑では、ニンニクが芽を出し始めました。
小松菜や水菜などの葉もののお野菜は、とっても美味しそうな色をしています!
どれもがとても美しい緑色ですね!!
ハクサイも、葉を巻き始めていました。
今年も美味しい白菜漬けを早く頂きたいですね!
今日は、集落のモトコばあちゃんちの近くで、久しぶりにパンダ豆に出会いました。。
パンダ豆、少し太ったようですが、元気そうで何よりでした。。
それから出会いました今日の夕日。
太陽からの光が二手に分かれ、ちょうどその真中の陰が富士山のようなきれいな山の形に見えました。
今日も一日、どうもありがとうございました。
10月6日には薪置き場の前に、シゲちゃん、紙田さんによります手作りの階段も完成したのでした!!
朝9時に飯能市を出発し、午後13時頃のご到着。
そしてお茶も飲まずに現場合わせで作業を進めて下さったお二人です!
母屋では、夜の懇親会の準備をあかねさんとサエコさんがお手伝い。。
そして、陽が落ちる頃、、たった半日で、とてもかっこいい階段が完成したのでした!
シゲちゃん、紙田さんは造形大学時代から40年のお付き合いのコンビ。
若いころアメリカでネイティブと一緒に生活をしたり平和行進をしたり、日本山妙法寺の平和活動にも取り組んでいるパワフルなお二人です。
いろんなものを、自分達でさっと作ってしまうお二人にはいつも脱帽です!!
農楽カフェ(仮称)の骨組みも、慶師集落の他のばあちゃんちの敷地内に立っていた牛小屋を解体し、運んで移築してくれたのもシゲちゃん、紙田さんが中心でした。。
今回もまたどうもありがとうございました!!
牛小屋移築から農楽カフェ誕生までは、また別の機会にレポートしたいと思います!
10月6日(土)は、小出さんを囲んでの懇親会が農楽里ファームにて開かれました。
懇親会の席上であっても、まずは、原子力にかかわる専門家として今回の事故を防ぐことが出来なかったことを詫び、頭を下げる小出さんです。。
その真摯な姿勢と誠実さは、どこであっても誰が相手でも全く変わりません、、本当に凄い方だと改めて思いました。。
内山二郎さんの乾杯の音頭で始まりました懇親会です。
皆さん、本番は明日なのですが、、、!?(笑)
1階では女子たちが歓談です。とてもいい空気。。
田之上さんと農楽娘は、それぞれの絵本にサインの交換中です。
明けての朝ごはんは、沖縄やんばる八重岳ベーカリーさんから届きました黒パンとシークワーサーで始まりました!
以下は、「カレンド沖縄」というウェブマガジンに掲載された八重岳ベーカリーさんの紹介記事です!
http://calend-okinawa.com/food/foodshopnavi/yaedake-bakery-2.html
「カレンド沖縄」にご紹介されている八重岳ベーカリーの小原祐輔さん、祐子さんがお届けして下さったこのたくさん黒パンは、「皆さんの朝ごはんにどうぞ」と、プレゼントして下さったパンでした!
八重岳ベーカリーのゆう&ゆうさん、いつもどうもありがとうございます!!どうもご馳走様でした!
朝ごはんの後、お茶を飲みながらも原子力の問題を語り合う皆さんです。
こちらは、小出さんの寝癖を直す笠井さん!(笑)
農楽父さんも小出さんと、1970年代にシューマッハという経済学者が書いた「スモールイズビューティフル」について語り合いました。
ウィニーさんは、ジャーナリストとして小出さんに真剣な取材をお願いしました。
縁側では農楽娘がギターを弾き、猫玄関からはオフィスエムの寺島社長が顔をのぞかせています!(笑)
皆さん、講演会開始に向けてそれぞれにテンションが高まって来ているのでした!
そして、あかねさん、サエコさんと一緒にお種池にお参りをし、いよいよ講演会場の信州大学へと向かったのでした!!
振り返ってみますと、3月24日にあかねさんのおうちにて、笠井さんと一緒に小出さんに講演会のお願いをし、スケジュールの調整をして頂けたのが4月の中旬でした。
それから急遽実行委員会を立ち上げ、15人のメンバーで5月から7回の会議を経て、本当に盛りだくさんの素晴らしい企画になっていきました。。
告知を開始した当初、長野市では反応が少なく不安を覚えたこともありましたが、告知が行きわたっていないのではないか、ということで新聞各社、そして口コミとラストスパートをかけ、多くの方のお力で500名を超える参加者の方にお越しいただくことができ、ほっと胸をなでおろしました。。
小出さん、皆さん、改めまして本当にどうもお疲れ様でした!
今日は千曲市から、永野さんのグループが恒例の栗拾いにお越しくださいました。
今年の栗も豊作です!
白髪太夫の大発生で今年の栗はダメかな、、と思っていたのですが、
こんなに立派な栗がたくさん落ちています!
オバチャンたちは一生懸命にきれいな栗を探しています。
半分は虫に食われているので、丁寧により分けて拾っていかなければなりません。
チビちゃんたちは、イガの痛さも初体験。
栗拾いよりも棒を持って遊び始めました!
ヤンチャでいいですね~!
農楽里ファームの栗の木は、消毒など一切していない樹齢百年以上の大木です。
栗の樹さん、今年も甘くておいしい栗の実を、こんなにたくさんどうもありがとうございます!!
永野さんグループの皆さんも、どうもお疲れ様でした。
ありがとうございました!
また来年お待ちしております!!
10月8日から10日までの2泊3日、川崎市からとても素敵なお二人がお泊りに来て下さいました。
とても仲が良く、スピリチュアルな世界観も共通しているお二人なので、一緒にお話しをしていても心地よいのでした!
樋知神社にて参拝中。。
それからお種池にて、、お二人はとてもユーモラスでもあります(^^)
ヒロさんは、絵描きさん、そして理江さんは、クリスタルを使うヒーラーさん。
これは、ヒロさんの絵です。ヒロさんもライブペイントをなさるそうで、いつかぜひ見てみたいですね!
初めてお会いするお二人なのですが、きっと初めてではないんですよね、、農楽娘もお世話になりました久高島の苗さんにもお会いしたことがあるということで、やはり不思議な縁を感じさせる出会いでした。。
大岡にもなぜか心惹かれるものがあるということで、いつか来ることが出来たなら、、というお二人です。。
一緒に栗拾いをしたり、、
畑に出たり、、
大岡をぐるりと回ってみたり、、、
それからいろいろなお話しもたくさんさせて頂きました。。
あっという間の3日間、一瞬のような3日間。。
農楽猫たちとも仲良くなってくれました!
ヒロさん、理江さん、3日間どうもありがとうございました。
またぜひ遊びにいらして下さいね!!
10月7日(日)に開催されましたイベントでは、講演会会場の周りで「原発のない未来へ」アート展も開催されました。
「原発のない未来へ」というテーマで長野県内外から寄せられた30点のアート作品の数々です。
そしてこちらは、脱原発カフェを提供してくれた宮崎君のお店です。
ソーラークッカーやロケットストーブの実演をして下さった皆さん。
最後に、ライブペインティングを披露して下さった智也さんです。
BGMをかけながら、絵を描いていくのですが、その絵が、どんどん生まれ変わっていきます!
素晴らしいパフォーマンスでした!!
他にもバルーンアートのまっぴんさん、保育担当の皆さん、駐車場係の学生さん、埼玉からお手伝いに駆けつけてくれたあかねさん、シゲちゃん、カミタさん、サエコさん、、、他にも多くの皆さんにお手伝いをして頂きました。
今回の講演会&イベントにご協力をして下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました!!
去る10月7日(日)は、信州大学教育学部キャンパス内で、「親子で考える 子ども いのち 明日」と題されました大きなイベントが開催されました。
メインは、京大原子炉実験所助教の小出裕章さんの講演会です。
会場には、定員400名のところ、500名を超える参加者の方が集まり凄い熱気でした!!
写真には写っていないのですが、最前列にはゴザを敷いてあり、小学生くらいのお子さんでもお父さんお母さんと一緒に小出さんのお話しを聞けるように工夫されていました。
小出さん、原発事故以降殆ど休む間もなく研究所のお仕事と、休日には全国各地の講演会に走り回っておられるのですが、とてもお元気そうで安心しました・・・。
第2部では、会場の皆さんから寄せられました質問や意見をKJ法で集約し、小出さんと一緒に考える討論会となりました。
以下は、参加して下さった皆さんからのご感想です。
回収されましたアンケートは120枚にも上り、びっしりと書き込まれたものが多く、皆さんの関心の高さがうかがわれました。
10代の参加者より
・本当に参加出来て良かったです。事故がどれだけ危ないか良くわかり、人間の欲望や小出裕章先生の気持ちもわかりました。
・私は、学校でレポートを書くという授業があった時、原子力について調べました。その時、いろいろなことを知り、日本と原子力 はこのままでは絶対にいけないと思いました。そして、もっと知りたいと思い今日は先生の話を聞きに来ました。私は、原子力をなくすか、なくさないのかを考えるのではなく、前提で原子力は使えないものとして今後どうすべきかを考えていくべきだと思います。原爆を落とされたのも、事故があったのもこの日本なのに、世界の国々が脱原発を行う中、このような事態になっているのは、とても恥ずかしいことだと思います。日本には国民の命より大切なものがあるということでしょうか?
20代の参加者より
・高校の理科の教員をしています。教科書に載っていませんが、原発、放射能のことは教えなければと、考えています。小出先生のお話しや質疑応答のやり取りの中でもありましたが、原発事故を許したのは大人で、教員である私は今、同じことを繰り返す人を育ててはいけないのだと感じました。事実を見極める目、流されない姿勢、具体的に行動を起こせる人を育てる責任が私にはあると今日の講演会で考えました。生徒の将来のためにも、自分の未来のためにも。
・「放射線管理区域」が容認されたこと。してはいましたが、研究職の先生のリアルなお話しにぞっとしました。原発のことに限らずですが、この国は、やはり「法治国家」なんて到底言えない、と感じました。
30代の参加者より
・正しい知識をもって行動を起こしていくことが大切だと思います。今日の講演会で勇気をもらえました。ありがとうございました。
・本日お話を聞かせて頂いて、原発の現状についてこんなにも知らなかったのかと、恥ずかしい限りです。子ども二人を持つ親として、原発と自分たちの未来について真剣に考えていきたいと思います。
・人間の歴史、人間の歴史などとても学術的なお話しをわかりやすくして頂いてから、具体的に原発の話に入って行かれたので、命の重みについて考えながら、原発の現状と事故の恐ろしさを深く学ぶことが出来ました。これまで本能的に原発のひどさ恐ろしさを感じて来ましたが、今日の講演によって具体的な事実を裏付けて他の人にも伝えていける自信が付きました。本当にありがとうございました。戦争と原発の話、本当に切っても切れない因果がありますね。恐ろしいです。
40代の参加者より
・講演はもちろん、アート展、カフェ、アートライブと内容が盛りだくさんで、後半のワークショップまで、普通の講演会とは段違いの素晴らしさ! 絶対またやってください!マジで!
・小出先生のお話しを聞き、先生のお人柄、パッションに触れて、また、ワークショップで参加者の声を聞いて「私も頑張ろう!」と元気になりました。私に出来ることを私らしく。反原発の仲間を増やしたいです。ネイティブアメリカンの言葉で、「土地は先祖からの贈り物ではなく、未来の子供たちからの借り物」という言葉があります。借りものを大事にお返ししたいです。
50代の参加者より
・「あきらめた時が最後の負け」と語られた小出さんの言葉が印象的でした。
・いつの間にか馴れ過ぎていたようだ。所謂汚染地の汚染レベルが放射線管理区域に匹敵するという話を聞いて改めて事故の重大さに驚いた。生命は、宇宙史的に見ても奇跡そのもの。その奇跡と核は共存しえない。その思いを改めて共感した。原発とそれに関連した核技術は止めなければなりません。
60代の参加者より
・ようやく先生の講演を拝聴することが出来ました。テレビ等ではお話しを伺っていましたが、直に福島の実情を聞かせて頂き、汚染地域の広大さ、そこに住まねばならない人たちの危険と辛さを知りました。これ以上の放射能汚染物質を作らないためにも(今生きている人たちも誰も見ることのできない遠い時代まで続く汚染)、再稼働、建設再開には強く反対していきたいと思います。
・リスクを背負うはめになった子どもたちと共に講演会等で声を聞いていきたいです。フィールドで肉声で聴くことだと痛感しています。マスメディアの嘘にもう騙されたくない。
70代の参加者より
・新聞・テレビ等のマスメディアでは絶対に知ることのできない、かつ知らねばならない事(原子力に関して)を本日参加して深く理解できました。法治国家が無残にも法を無視している現実にイカリシントウ!
・子どもたちを含めた勉強会を企画して下さって本当に感謝です。こういう勉強会が一回きりで終わらないで積み重ねて行けたら理想的ですが、無理でしょうか?この熱気を一過性で終わらせたくない。終わらせるべきではないのではないか、原発を止められる日まで。
80代の参加者より
・原発について、わかりやすく具体的な話を聞くことが出来て大変参考になりました。
私自身、1945年の8月6日に広島の近くにいて原爆の光と原子雲を見ました。この体験を大事に生きてまいりました。原発について、今大事な分かれ道にいると思います。国民の声を結集して、原子力を止めさせるために頑張る以外にないと思います。「すべてのいのちに原発のない未来を!」
5歳から80代の方まで、皆さんが真剣に小出さんのお話しを聞き、そして考えた3時間半でした。
小出さん、お忙しい中、どうもありがとうございました!!
そして、参加された皆さん、それぞれの立場で個性を存分に生かした発信をして行って下さい!
農楽里ファーム母屋の裏には、樹齢100年以上の大きな栗の樹が2本あります。
2階の屋根よりもはるかに高い所にたくさん実をつけています。
この高さから落ちてくる栗のイガに当たったら、、、それは大変!
屋根に落ちて当たる音も、「バシッ!」と、ビックリするような大きな音です。。
イガの中には大きな栗の実が入っています!
今年も甘くて美味しい栗を、そろそろ頂けそうです!
10月7日(日)に開催されます、小出裕章さんの講演会「親子で考える 子ども・いのち・明日」まで、もうあと4日と迫りました。
一昨日10月1日(月)には、最後の第7回実行委員会が開かれました。
実行委員会は、毎回信州大学教育学部教授の渡辺隆一先生の研究室をお借りして開かれてきました。
渡辺先生は、今回の企画の実行委員長さんでもあります。
実行委員メンバーは、長く市民活動を続けてこられている大先輩の方から、このような活動は初めて、という30代の若いお母さんまで個性豊かなメンバーが集まっています。
みなさんが、持てる個性をそれぞれに発揮し合い結集し、5月から具体的な話し合いを積み重ねて来ました。
現在300名を超える参加申し込みが届いています。
私たちの想い、「この会が終わってからも、親子やご家庭で継続して考えていってほしい」と願っていた通り、小学生や中学生のお子さんを連れてご家族でご家族の方もたくさんいらっしゃいます。
高校生の学生さんからの申し込みもあり、意識の高い若者が長野市にもいたということを、実行委員一同頼もしく感じています。。
この演題は、内山二郎さんの揮毫によるものです。
内山さんと笠井さんは、当日の第2部「ワークショップ 小出先生と一緒にみんなで考えよう!」の司会進行を担当されます。
こちらは、特別スライドショーの写真を解説する、村石さんです。
村石さんは震災後、三陸そして福島の現場へ何度も足を運び、写真を撮り続けています。
その写真に、山口さんが音楽を 付けて下さっています。
特別スライドショーは、小出さんのお話しの前に10分間上映されます。
講演会会場の野外広場では、「脱原発アート展」が開催されています。
「原発のない未来へ」と題されました、長野県内外の作家さん達から届けられたアート作品をみなさんにご覧いただけます!
他にも「脱原発ふるまいカフェ」コーナーでは、美味しい珈琲やお茶を飲みながら気軽に語り合えるスペースをご用意しております!
11:30からは、「TOMOYARTSライブペイント」というイベントも開催されます。
これは、絵が紙芝居を見ているかのように次々と変化していくライブペイントなそうで、農楽母さんも楽しみ!です!!
10月7日(日)、皆さんのお越しをお待ちしております!!