Archive for 11月, 2012
今朝は、初雪が降りました!
農楽里ファームの居間の窓から見えたほのかな雪景色です。。
野沢菜畑にも雪が降り積もっています。
でも、すぐに青空が広がってきましたので、、
屋根の雪もどんどん溶け落ちていきました。。
本格的な冬に、一歩、足を踏み入れたのだな、、と感じた朝でした。。
さらに、11月11日に遡ります。
上田市に、「NPO法人 侍学園スクオーラ・今人」というニート、引きこもり支援をする小さな学校があります。
その、侍学園の「被災地のことを知る支援」の活動の一環として、南三陸の被害とそこから立ち上がって行こうとする地域の人たちを描いたドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」のチャリティー特別上映会が上田映劇にて開催されました。
代表の長岡秀貴さんです。
長岡さんは、震災直後から三陸の被災地へ入り、現地での支援活動も続けてきました。
情熱的で男気があり、行動力の素晴らしい方です。。
映画上映後は、映画に登場された南三陸の方たちとのトーク。
皆さん、3.11を振り返りながら、想いを絞り出すように言葉にして下さいました。。
長岡さんは語ります。
「もう、震災のことは忘れ去られているかのようだけど、現地ではまだまだ多くの力を必要としている。がんばって、という言葉じゃなく、がんばろう!という言葉とともに一緒に歩んでいきたい。みなさんもどうぞよろしくお願いします!!」
「ガレキとラジオ」、来年春には東京でも一般公開されるそうです。
ぜひ皆さん、映画館に足を運び、映画を観て、感じて、そして忘れずに、、、さらに多くの人へと伝えていってください。。
11月13日に遡ります。。
とてもお天気の良い一日でした。
この日は、遠く福島市から、福島愛育園の斎藤園長さん、長谷川副園長さん、そして職員の伊達君と後藤さんが遠路はるばる農楽里ファームにお見えになりました。
支援のために作付けした玄米を受け取りにお越しになって下さったのです!
ウィニーさんもお越しになり、愛育園の皆さんのいろいろなお話しをお聞きしました。
そして、来年以降も疎開キャンプ活動を継続していけたら、、ということになりました。
これからは、愛育園の職員の方も一緒に企画段階から話し合いに参加をして頂き、子どもたちも自主的に、能動的にキャンプをしていく、というスタイルを取って行こうということにもなりました。
約200キロの玄米を車に運び込みます。
これは、愛育園の皆さんから頂いたお土産の赤べこです。
なんともひょうきんなお顔ですね!
愛育園の皆さん、本当にどうもお疲れ様でした。
子どもたちのために、来年以降も疎開キャンプ活動を継続していきましょうね!
みなさんも、応援のほど、これからもどうぞよろしくお願いします!
農作業をしていると、手がかじかむほどの寒さになって来ました。
集落から望む戸隠山、すっかり雪化粧をしています。
今日は、グリンピースのタネを蒔きました。
集落のばあちゃんから受け継いだこのタネは、もう、100年近くそのばあちゃんの家で受け継がれているというとても貴重なタネです。
畑にロープを引いて、その下に、一か所に3粒くらいずつ点蒔きしていきます。
夕方になりますと、指先がしもやけになりそうなほどの冷たさです。
母屋に戻りまして、、薪ストーブで指先と足先を温めます。。
ギャべの前では、チビ太がまたねじれておりました!
身体、柔らかいですね!
今日は、加藤シェフが務める軽井沢ロンギングハウスの、「野菜のおいしいレストラン」へ行ってきました!
これがもう、、、衝撃の味でした!!
これまでに頂いたことのあるベジタリアン料理のレベルを、はるかに超える美味しさだったのです!
軽井沢ロンギングハウス本館の外観です。
そのお隣に、レストランがありました。
建物の中、レストランの入り口です。
今日は、ベジタリアンのフルコースをお願いしました。
このレストランでは、前菜からデザートまで、全てがベジタリアン対応の料理なのですが、メインデッシュだけは、お肉料理とお魚料理、そしてお野菜料理と選べます。
ですので、メインでお野菜を選択すれば、最初から最後まですべてがお野菜だけのお料理となるのです!
まずは、ケール主体のグリーンスムージー。
「お、青汁きたな・・!」と、少し身構えて一口飲んで、、、思わず目を見開いて、隣の席の笠井さんと顔を見合わせてしまいました。
「な、な、な、何――このおいしさ!!」
思わず、「もう一杯!」、と言いたくなるような加藤シェフ秘伝のレシピによる、ケールとフルーツだけのスムージーでした。
そして、生のシイタケにオリーブオイルを染み込ませたお料理。
シイタケの下には飴色になるまで火を入れたエシャロットが敷いてありました。
このシイタケは、通常の倍以上の時間をかけてゆっくりと育てられたシイタケなそうです。
これも、感動のおいしさでした!
次に登場した前菜には、農楽里ファームの枝豆と古代米ミックスが入っていました!
ホウレンソウのソースとオリーブオイルで味付けされています。
枝豆の甘さと古代米の香りが、オリーブオイルと良く合うのでした!
次のお料理は、アメーナというトマトとバルサミコ酢のソースで頂く濃い豆乳で作られたお豆腐です。
お豆腐の上には、岩ノリを散らしてあります。
そして、このサラダ!新鮮なお野菜がたっぷりです!
そこに、赤紫色のビーツのソースがかけられていきます。
そして、目にも鮮やかなサラダが完成です!
このビーツのソース、濃くがあって美味しいこと!美味しいこと!!
オリジナルレシピのお野菜のパンたち。
カボチャ、ニンジン、ホウレンソウ、ビーツの4種類。
そしてこの野菜スティック!
ここで再び農楽里ファームのお野菜登場です。
葉付きニンジンとチンゲン菜です。
加藤シェフは、農楽母さんの作るお野菜を、「味に透明感があるんですよ!甘すぎない。」「ボクの中ではニンジンは遠藤さんなんです!自分がまかないで毎日ポリポリ食べています。チンゲン菜も生で最高です!!」と、おっしゃってくださいます。
有機だから、とか、自然農法だから、、ではなくて、「遠藤さんだから」、とおっしゃって頂けるって、嬉しいですね!
農楽母さんも、加藤さんだから!、と、ニンジンを頑張って作りますね!
バーニャカウダーは、塩麹とニンニクがベースです。
このソースも最高でした!
全てのお野菜の生産者を訪ね、そのこだわりを説明できるシェフの加藤さんです。
加藤さんは、ベジタリアンに転向して3年。
もともとフレンチのシェフさんですが、今はベジ料理を本気で追求しています。
http://longinghouse.jp/restaurant/profile.htm
好奇心と探求心が旺盛で、既成の枠にとらわれない柔軟な感性と感覚で新しい創作料理を産み出していきます。
お料理はまだまだ続きます。
揚げ茄子のあんかけにシャドークイーンというジャガイモとスプラウトが美しい一品。
もう、この時点でお野菜だけでもお腹一杯になって来ている農楽母さんでした。。
そして本日のメインディッシュ!!
「わーーー!」と歓声を上げてしまった美しさ、です。
白いキャンバスに色とりどりのお野菜たち。
本当に、感動しまくり!!
最後のデザート盛り合わせがまたすごい!!
生クリームに見えるものも、アイスクリームもチョコレートも、全て乳製品やお砂糖を一切使用していません。
甘みはフルーツとブルーアガペ。
甘みはしっかりとあります。
でも、口の中がべたつかず、後味がとてもすっきりとしているのです。
アボガドとオーガニックカカオのチョコレートや、ホウレンソウのパウンドケーキ、麻の実のクッキー、ココナツのアイスクリームなどなど、、
こんな美味しくて美しいお野菜料理は初めてではないでしょうか!!
ご馳走様のその後は、レストランにお隣にありますビニールハウスにて、加藤さんにお野菜の種の蒔き方を伝授!?
加藤シェフは、これから自らお野菜の栽培に挑戦です!
レストランのお隣には、ハーブとオーガニック食品の「生活の木」さんがありました。
岡部店長さんは、ハーブやマクロビオティックも勉強されたそうで、チャネリングによる治療もなさる、ということでした!
感動と美味しさに包まれた一日。
加藤さん、岡部さん、そして笠井さん、小島さん、本当にどうもありがとうございました!!
今日はミコ太と一緒に畑作業に出かけました。
農楽母さんが畑へ向かい歩いていると、背後からミコ太の「ミャアーーーオーー!!」という大きな叫び声が近づいて来るのでした。
「どこ行くのー?ボクも連れてってー!」の叫びです。
そして、すぐ横まで到着すると、お腹を出してコテン!
「撫でて!」のリクエストです。。
それからまたトコトコと歩きだします。。
そしてまた、コテン。
ようやく畑に到着です。
今日は、東京のお客様にお野菜の発送です。
収穫されたお野菜たち、、、赤カブにコカブに葉付きのニンジン!
作業の間、ミコ太はずっと待っていてくれました。
にゃんだか、、ニャンコというよりワンコに近い・・・!?ですね!
11月9日には、江戸川橋駅の近くにあります「ボナ!つぶつぶ」にもランチでお邪魔をさせて頂きました。
とても美味しい雑穀料理を頂けるお店です。
お店のご近所にお住まいの、農楽里のお客様でもありますAさんと一緒にアマランサスパスタを頂きました。
久しぶりにお会いしましたAさん、とっても美しくなっていましてビックリでした!?(^^)
たくさんいろんなものを捨てたら、心も体もとても楽になったのだとか、、
それから、店長さんであります池田くんの第2子の赤ちゃん、そらちゃんを初めて抱っこ!
これがもう、、きゃわいいーーのなんのー!!
赤ちゃん、マジ天使!
池田くんは二人の女の子のお父さんとなり、すっかり落ち着いた雰囲気に・・。
こうやって孫が誕生してくると、、農楽母さんも、農楽婆さん近し、、ですね!?
「あしたの猫」続きの話題です。。
表参道から徒歩30秒ほどのところにあります、とても瀟洒な美容院「ZIP」さん。
お客様の待合コーナーに、「あしたの猫」の原画が、日替わりで飾られております。。
店長さんであります小牧さん、とてもカットの上手な美容師さん。。
小さなコーナーですが、お近くの方は、どうぞ、お立ち寄りください!
小牧さんのカットで魅力を引き出すヘアスタイルに、、そして、とても綺麗にして頂けますよ!
農楽娘も3人ほど、お世話になっている美容院さんです!
エム・ナマエさんという全盲のイラストレーターさんがいらっしゃいます。
エム・ナマエさんは、金の星社から「あしたのねこ」という絵本を出版されており、ホームページでその絵本のことを知り気になっていました。。
それが、先日たまたまお会いする機会を得ることになったのです!
そして、それとほぼ同時に、農楽母さんのお友達の戸崎さんから「高校生の子どもたちと一緒にあしたの猫の点訳本を作らせてもらいたいんだけど・・」というお話しを頂き、「それなら、農楽里に置く本の他に、エム・ナマエさんにもお渡ししたいんだけど。。」とお願いしたところ、快くお引き受け下さったのです!
戸崎さんと高校生の子どもたちが一生懸命頑張って作ってくれた点訳本です。
本文の他に、帯文や解説文にもすべて点訳を付けてくださいました!
そして、11月9日の夜、この点訳本が無事、農楽娘からエム・ナマエさんへと手渡されたのです!
戸崎さん、長野市立N高校の皆さん、本当にどうもありがとうございました!!
N高校の皆さんは、制作途中の他の課題を後回しにして、家に持ち帰ってまで「あしたの猫」の点訳に取り組んで下さったそうです。。
エム・ナマエさんからも『ありがとうございます』とのお礼の言葉を頂きましたよ!
今日は、農事通信員の笠井さんの学生時代からのお友達であります植田さんが遊びに来てくれました。
植田さんのお出迎えは、アルプスの方向に架かる大きな虹でした!
笠井さんとお二人で写真の撮りっこをして楽しみます。
お顔立ちも雰囲気もとてもよく似ていらっしゃるお二人、まるで双子の姉妹のようでした。
虹に大感激したその勢いで、お種池に向かいました。
今日もとても静か、そして空気が澄み切っています。
紅葉したブナの葉が風に舞い落ちます。。
樹齢800年、ご神木の杉の木にハグをする植田さん。
「気持ちいい――!」
小さな聖域ですが、ここに来ると皆さん気持ちよくなってしまい、つい眠気を催す人もいますね!(^^)
帰る途中には、白樺湖へ。
空の青よりも水面の空の色の方が濃い青色でした。。
今日もきれいな空気をいっぱい吸って、美しい景色をいっぱいに見て、、3人でとても幸せでしたね!