Archive for 3月, 2013
「あしたの猫」原画展が昨日で無事に終了しました。
一週間、毎日下界へと降りていたのですが、今日は久しぶりの山の一日でした。
雪解けは、徐々に進んでいます。
雪の間から、フクジュソウの芽が顔を出し始めました。
雪が解けたところでも、まだ、殆どが固いつぼみのままです。
日当たりのいいところでは、金色の花びらを開き始めています。
今日は、今年初めてのミツバチにも出会いました!
いつのまにか、、もう、春が来ているのですね!!
3月8日(金)から14日(木)まで、長野市内の「朝陽館ギャラリー蔵」にて、「あしたの猫」原画展が開催されています。
展示されている作品は、絵本の原画10点と、「あしたの猫のその後・・・・・・。」と題された作品2点。そして、小さなはがきサイズの猫の絵が5点。
はがきサイズの猫の絵の売り上げの一部は、福島でも家畜保護の活動をされている獣医師・神戸俊平先生の「ケニアと神戸俊平友の会」、捨てられた犬や猫などの保護活動をされている「福島原発20キロ圏内 犬、猫救出プロジェクト」へ、寄付されます。
これは、その作品の中の一枚です。
タイトルは、「a glimmer」。
ギャラリーでは、原画にキャプションをつけてありません。
この解説の通り訪れて下さる方たちは、原画を見て、絵本を読んで、そしてまた原画を見て、、と、何かを深く頷きながら何度も繰り返して鑑賞して下さっています。。
じっくりと絵と向かい合うことで、自分自身の思いと出会っている様子が伝わってきます。。
震災、そして原発事故から2年。。
失われたいのちは、ヒトだけではありません。。
一緒に避難することが出来ずに置いていかれた動物たち、、、繋がれたまま移動することができなくなった家畜たち、、、
そして、それらの生き物たちと身を切られるような思いで引き裂かれた飼い主たち、、
絵本「あしたの猫」は、ヒト以外の生き物の目線から描かれた作品です。
主役は猫になっていますが、猫でも、犬でも、牛でも、、
作者は、「全ては読んでくれる人の感じるままに・・」と語ります。。
ギャラリーを訪れて下さる方々は、静かに、それぞれのこの2年の思いを語ってくださいます。。
展示は残り3日ですが、お近くの方はどうぞ足をお運びください。
朝陽館ギャラリー 蔵
大岡から車で約一時間。
こんなところに、、というところに、
昔ながらの湯治場の雰囲気を色濃く残した温泉があります。
源泉の温度が41度。
ごうごうと湧き、加水加温されない濃厚な温泉成分のお湯がかけ流しとなっています。。
関節や腰・膝などの痛みに効能がある、ということで、このところ密やかに通っております。。
そして、そのすぐ近くにあります、その名もなんと、「黒猫大明神」!
日露戦争時、海軍大将であった東郷平八郎とそのご子息が、大の猫好き、特に黒猫好きだったそうで、、、
そのコレクションが奉納されているという小さな神社でした。。
微妙なる面構えですが、、、
招福、魔除け・・・!と、書かれておりますね!!
今日は、快晴の一日でした!
午後、児童クラブへ向かい中に車を走らせていると、、、
なんといっても、この景色!
思わず車を停車し、写真をパチリ!
大岡村に出会ってからはや10年。。
お天気の良い日のアルプスは、今でも息をのむ美しさです!!