このところは、お終いまであと一歩という大豆の選別作業をしたり、春に向けての室内の片付けなどをしているのですが、今日はまた少し足を延ばしまして新潟の長岡まで行ってきました。
新潟県立歴史博物館の企画展「アンギン展」を見に行ってきたのです。
アンギンとは、天然の植物(アオソ、アカソなど)を使い、「織り」以前の「編み」の技術で作る布です。
国指定重要有形民俗文化財32点のほか、津南で技術を伝承されているグループの皆さんの活動や作品の紹介、アカソの繊維を叩いて取り出す作業の体験やアンギンの実演など、とても興味深かったです!!
アカソの繊維を取り出すまでが、またとても時間と手間がかかります。土用の頃に刈り取って流水に2週間ほどさらしてから陰干しを約3週間。それから湿度50パーセント程度の日に叩く作業をするのですが、直径約10センチほどの一束を仕上げて行くのに6時間も叩くことが必要なのだそう、、
今年はちょっとアカソを使っての繊維作りにもトライしてみようと思います。
博物館では、タコ糸と麻ひもを使ってのコースター作りも体験出来ました。
これがなかなかに難しい、、機織りにしてもそうなのですが若い頃から興味はあるものの不器用なために上手には作れません、、年をとった分根気はついてきていますので!?、少しずつ身に着けていくことが出来れば、、とは思うのですが、、
地域の植物を使って、小さなものでも工芸品を作れるようになれば素敵だろうな、、これもまた少しずつ形にして行ければ良いな、、と思っています。