昨日の夕方、GTの子どもたちの夕飯作りで台所に立っていた時のことです。。

縁側の方で、けたたましい鳥の鳴き声がしたのでした。

母家の玄関の軒下に巣を作りヒナを育てているツバメの親たちのジイジジーという警戒音に交じり、もっと激しく殺気立つような大きな鳴き声が聞こえたのでした。

「何だろう?なんかヤバいことが起きている!!」

包丁を置き、慌てて障子を開けて縁側の外を見たところ、チビ太が何かを咥えているのでした!

その後ろにはチャイの姿も、、

「まさかツバメのヒナ??」

もうそこからは、どうやってそのヒナをチビ太から奪還したのか覚えていません、、

幸いのこと、チビ太はあま嚙みの名人。

ヒナは傷つくことなくまだ生きていました。

最初はスズメのヒナかと思ったのですが、それにしては少し体が大きい、頭も大きい、、

とにかく一晩籠に入れて、猫たちが入ってこない安全な場所に置き、明日の朝に親鳥の声が聞こえたら外に放してあげることにしました。

そして今朝のこと、、

いつもは5時前にはツバメやその他の鳥のさえずりが聞こえるのですが、今朝は6時前になってようやくツバメの声が聞こえ始め、それに交じって昨日の大きな警戒音も聞こえたのでした!

「どのあたりに親たちはいるのだろう、、」

外へ出て、声のする方を捜し歩きました。

すると、隣の空き家の庭の木からその声が聞こえてきたのです。

「そっか、、この声は、モズだ!」

ようやく鳥の種類も判明し、その木の周囲でしきりと警戒音を発し飛び交っている2羽の親鳥を確認したのです。

そして、なんとその木の根元には、もう一羽のピピちゃんが!

この子は、昨日保護した子の兄弟ですね、、

きっと2羽ともまだ十分に飛べないのに、巣立ちを促されたのですね、、

こちらは、保護したピピちゃん、

兄弟の近くにそっと置いてあげました。。

この子は何だか丸々として見えます。。

右側の羽がちょっと心配、、ちゃんと飛べるかしら、、

ほどなくして、ピョンピョンと木の根元から草むらに移動しました。。

こちらは、モズの親たち、、

農楽母さんのことも警戒しています。。

ずっと見届けてあげたかったけれど仕事もありますし、、

でも、これで自然界へと帰すことが出来たのだから、後は親鳥たちに任せましょう。。

モズのピピちゃん、、しっかり大きくなって飛び立っていってね、、

母家へと戻り、しばしの間チビ太は軟禁状態に、、、

「なんで??ボク悪いことした??」

とでも言いたげな表情ですね、、

いえいえチビ太は本能に従っただけ、、全然悪くはないのだけれど、、ピピちゃんがもう少し安全な場所に移動し終えるまでは、しばらくお家の中にいてくださいね、、

 

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