昨日の夕方からぐっと気温が下がり、まるでお盆過ぎのような涼しさとなりました。。
日照不足もあって、全体的に夏野菜の生育が芳しくありません、、
さて、農楽里ファームものらcaféも、いわゆるビーガン対応の自然食を提供していますので、自ずとお客様はそういった志向の強い方が集まります。皆さん、「美」や「健康」について関心を強く持っていますね、、
先日お越しのお客様たちから、日を経ずして同じ様なお話をお聞きしましたので、記しておこうと思いました。
お1人は、東京で起業をして女性社長としてバリバリと目まぐるしく働いていたのだそうですが、オーバーワークからついにうつ病となってしまったのだそうです。。それでこれまでの自分の生き方や価値観、ライフスタイルをすべて見直し、会社をたたみ都会を離れて長野へ移住したのだそう、、
「今思うと、あの頃の自分はおかしかったと思う。月何百万も稼いで、でもストレスからブランド物などを爆買いのような買い物をし、それでも常に心は満たされていなかった。日々の暮らしに心の安心も豊かさもなかった。最後は本当になんのために働いているのかわからない状態でした。。長野へ引っ越してきて、休養を取り生活のリズムもゆったりとさせて、収入は激減したけれど、今の方がずっと豊かだと感じています」
もうお1人は、都心近くでやはり自然食系のレストランを営んでいる方からお聞きしたお話なのですが、今年の春先にまだ40代のお友達を癌で失ったのだそう。そのお友達もライターとしてキャリアを積み、バリバリ稼ぎ、全身をエルメスなどのブランド物で包み、都内にキャッシュで一戸建ての家を建て、、とものすごい稼ぎ方をしていたのだそうですが、若くして癌になり、最後の言葉が「お金も名誉も何もいらない。ただ健康が欲しい・・」。。
健康であるって本当に大切なこと。。
改めて深く感じました。
「健康=幸せ」
健康に生まれ、健康に成長し、健康に死んでいく・・・
安らかに、寿命として静かに死を迎えるのであれば、それはとても健康なことですね。。
何らかの病気や苦しみは、そのラインから外れているよ、、というお知らせですよね、、
病気を深く進行させないように、まだ修正が効くうちに食べ物のこと、生き方のこと、価値観のこと、そして日々の心の持ち方を切り替えていくこと、、
何より、そのことに本人が早く気が付くこと。。気が付いたらベクトルを変える覚悟を決めること。
農楽母さんは、農楽里を通じてささやかでも訪れて下さるお客様たちのサポートを続けていきたいと思います。。
