今年は渋柿が豊作で、頂いた渋柿の皮剥きに追われています。

柔らかくなる前に剥いて吊るしてしまわないと、、、と、少し焦り、、

昨晩は集中して、ひたすら皮を剥きました。

始める前に時計の針を見て、さすがに指が痛くなって一休み、、と時計を見ると、、

針が一回り半も進んでいるではありませんか!

でも、感覚的には、ほんの数分、、、

不思議、不思議、、、

周りのことがすべて視界から消え、ひたすらに集中して、皮を剥いていたのですね、、

これって、「ゾーンに入る」って感覚ではないかしら??

先日ご宿泊のお客様は、陸上の日本代表選手。

「スタートラインに立った時って、緊張したりドキドキしたり、しないのですか??」

と、お聞きしたら、

「それが、いわゆるゾーンに入るって感じで、周りのことは全く気にならなくなるんですよ」

「ゾーンに入るってどういうことですか?」

「本当に集中すると、緊張もしませんし、心拍数も落ちていくのですよ、、」

とのこと。。。

緊張もせず、周囲のことも時間の感覚も超越してしまう、、

人が本当に集中すると、すごい感覚の変化が訪れるのですね、、

それを、渋柿の皮剥きで体験するとは!!??(笑)

よく、「今に生きる」とか、「一瞬一瞬に集中して生きる」という言葉を耳にしますが、本当に今に集中して生きることができたら、「生まれたと思ったら、死ぬときだな、、」という、今生なんてほんの一瞬のような感じなのではないでしょうか、、もう少し正確に言えば、生まれた瞬間には生まれたという自覚はないのだろうから、「生まれたようだけと死ぬ時のようだ」という感じ??

でも果たして、一体何が生まれて何が死んでいくのでしょうね???

 

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