一昨日から昨日にかけて、痛くて、とても切ない出来事が続きました。。

まずは一昨日の朝、畑でお野菜を収穫しようと中腰になって手を伸ばした瞬間に、グキッと、ぎっくり腰に、、

あ~~やっちゃった、、とその場にしゃがみ込み、しばらくじっとして、そろりそろりと起き上がりました。何とか動ける程度の、軽いぎっくり腰。

なので、お野菜の発送やお客様のご接待など仕事はそのまま続行。。

しんどいながらも続けることが出来たのです。。

そしてその日の夕方のこと、、

ミコ太が小さな鳥のヒナを咥えて帰ってきました。

その前の晩にも2羽捕まえてきて食べていたのですが、同じ、キジのヒナでした。。

それが、何回か繰り返されて、外では、チャイやチビ太もヒナを食べていて、、

これは一体どうしたことか!

とショックを受けていたら、キジのお母さんが、「キョッキョッ」と、鳴きながら、すぐ近くまでヒナを探しに来ていたのでした。。



ここで、農楽母さんは、知識がなかったために、大きく間違った判断をしてしまったのです。。。

ミコが4羽、チャイが1羽、チビが1羽、、これで6羽。。ものすごくショックだけど、もうヒナは全部食べられてしまったのだな、全滅だな、、と考え、キジのお母さんに向かって「もう、ヒナは全滅だから、今度はお母さんが危険だから、早くここを去りなさい!」と、声をかけて、チャイ、チビ太、ミコ太が、満足げに母屋の前でくつろいでいるのをそのままに、肩を落として、室内へと戻ったのでした。。

そして、ヒナの残骸を掃除をしていると、外ではずっと、キジのお母さんが鳴いているのが聞こえます。何回も外へ出て、「ごめんなさい、もう、ヒナはいないから、お母さん、あっちへ行ってください、遠くへ行ってください」

と声を掛けました。

それからしばらくして、、なんと、ミコがまた1羽、ヒナを咥えて帰ってきたのです。外へ飛び出してみると、チャイも1羽、捕らえていました。。

ここで、すべてがわかりました。。

お母さんは、まだ最後のヒナが2羽、残っているのを知っていたのですね、、だから、その子たちを救出したくて、母屋の近くまで来て鳴き続けていたのです。。

最後の2羽がやられてしまった後は、キジのお母さんの姿は跡形もなく消えてしまい、しーんとした静寂が広がっていました。。

鳥の親は、ヒナが1羽でも残っていたら、最後までその子を助けようとする、、

このことを知識として知っていたら、、お母さんが探しに来ている間は、まだヒナがどこかに潜んでいるということだから、キジの親子が遠くへ去るまでうちのネコたちをしばらく母屋に閉じ込めておいたのに、、

そうすれば、少なくとも最後の2羽は助けることが出来たのに、、

ショックでショックで、キジのヒナ騒動で、心がとても痛みました。。

それに、夢中になって動いたので、ぎっくり腰も後から痛みが増しました。。

もう、どちらの痛みも切なくて、切なくて、、

そしてさらに、話はまだ終わりではありません、、

明けての朝のこと、、つまり、昨日の朝ですね、、

パソコン部屋に、あろうことか、今度は、ノウサギの残骸が、、!

耳のついた頭部の一部や、背骨、足などが血まみれになって落ちていたのでした。。

ノウサギは、初めてのこと、、

本当にかわいそう、、ほとんどが食べつくされて、ミコ、チャイ、チビの血となり肉となってしまったわけですね、、

野生と野生、本能と本能、、

なので、責めることはできません、、

「そうか、美味しかったんだね、、」と言って、ミコの頭をなでながら、心の中では、泣いていました。。

自然の中で暮らしていると、自分は手の出しようのない、こういういのちのやり取りのドラマにも出会ってしまうことが時々あります。。

仕方のないこととはいえ、やはり、とてもつらい出来事でした。。

後から、少しだけ救いになったのは、キジの生態を調べていたら、キジの親鳥は、ヒナが事故にあって死んでしまったら、また産卵をする。45個~50個まで産むことができる、とのこと。。

だから、あのお母さんも、今度はもっと安全な場所(ネコが近寄らないような場所)で卵を産んで育ててほしい。。そう切に思います。(自然界には、ネコ以外でも、ヘビもいればカラスもいれば、、危険はいっぱいなのだけれど、、)

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