フィレンツェの郊外、南西に10キロほど行くと、Scandicci(スカンディッチ)という町があります。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からトラムで15分~20分くらい。

目指すは、スカンディッチ駅から車で5分くらいのところにある、Podere Val di botte(ポデーレ・ヴァルディボッテ)というアグリツーリズモの宿。

駅までは、送迎してくださるので安心です!

緩やかな丘陵地帯にオリーブ畑が広がり、糸杉がアクセントを添える景観を、宿のお庭から望めました!うっとりする美しさでした!!

母屋の外観です。

お部屋も、アンティークでとても可愛らしい!

母屋に続くでこぼこ道の左には、馬小屋もあって、お馬さんが2頭いました!

ワラをあげているのは、ご主人のジャンカルロ。馬小屋が傾いているのは、少し前に強風が吹いて傾いてしまったのだそう。。

ヴァルディボッテは、オリーブ畑もワイン用のブドウ畑もお野菜の畑も果樹も、

すべてオーガニック。女主人のヘレン曰く「ヴェリーヴェリーオガニック!」笑

その、畑から、今夜の夕飯に使うフルーツやお野菜を採って歩きました。

プルーンを採るヘレン。

カボチャに、青いネットがかけてあるのは、イノシシの被害があるからなそう!

畑には雑草たちもたくさん生えていて、その中からお野菜を採る感じは農楽里と一緒!(^^)ただ、雨量の違いでしょうか、雨が少ないせいか雑草たちも草丈が低くておとなしい感じ。大岡では、背丈を超えるほど雑草が伸びてしまいますのでこれは羨ましいです!

草ぼうぼうでも、ここはちゃんとした畑なのです!(^^)

ヘレンとワンちゃん、絵になっていますね!

収穫したフルーツやお野菜たち、、不揃いだけど味が濃くて美味しい!今夜はこれで料理教室もお願いしてあります!

お庭では、小さなお嬢ちゃんが裸足で駆け回って遊んでいたり、、

トリュフ犬のワンちゃんが、なつっこく寄ってきては遊ぼうとせがんだり、、

隣のワンちゃんは、ぬいぐるみではなくて、立派なトリュフ犬!

絵にかいたような、幸せな田舎の農家の光景なのでした。。

さて、夕飯の料理教室です。

メニューは、クロスティーニ、トリュフのオムレツ、鶏肉・プロシュート、セージのソテー、アマトリチャーナ、プルーンのタルト、、

先生は、ヘレンと、お婿さんのマルコ。

時々、畑仕事で汗を流したジャンカルロがつまみ食いに来たりして、、笑!とにかくアトホームで和やかな料理教室で最高でした!

とにかく、採れ立ての原材料をふんだんに使います!

このすり下ろしているのは、実はトリュフ!お皿に山盛りのトリュフを、ひたすらすり下ろし、ごく低温のオリーブオイルで温めて、オムレツにかけて頂くというぜいたくさ!この日一日で、一生分のトリュフを頂いた気がいたします。。

プルーンのタルトも、プルーンがこんなに沢山入ります!ヘレン曰く、「フルーツはとにかくたっぷりと!」

夕飯は、母屋に隣り合わせた、たわわに実るぶどう棚の下のテーブルで、ご家族の皆さんと一緒に頂きました!ブドウを食べに来るハクビシンがいないというのも羨ましいですね!

ヘレンの娘さんは、昔、日本の表参道のイタリアンレストランで働いたことがあったそう!ご家族そろって日本びいきの皆さんです!

これが、トリュフのオムレツです。トリュフ山盛りかけ放題!

お野菜の付け合わせに、鶏肉・プロシュート・セージのソテー、、

プルーンのタルト。

どのお料理も、そしてワインも、とても美味しかったです~!でもやはり強く印象に残っているのは、トリュフのオムレツでした!

明けての日のモーニングです。チーズに生ハムに、トマトに、パンに、手作りジャムにヨーグルトにフルーツジュースにエスプレッソ等々。。

ヘレンの手作りジャムたち!甘さがちょうどよい感じでどれも美味しかったです!

そして、このイチジク!今まで食べたイチジクの中で一番美味しかった~!

景色が美しくて、畑のお野菜たちもフルーツも元気で美味しくて、もちろんお料理も最高で、、もてなしてくださる皆さんが気さくで明るくて優しくて、、

お土産で購入させていただいたオリーブオイルも美味しい~!

ヘレン、そして皆さん、本当に本当にありがとうございました!!

Podere Val di botte(ポデーレ・ヴァルディボッテ)さん、また行きたいです~!!

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