集落に、捨て猫のチャーが姿を現し始めたのは、ちょうどチャイが虹の橋を渡った5月の中頃のことでした。。

その当時で、生後半年くらいの感じでしょうか、、、


全身茶トラで、胸とお腹、手足の先がミルク色。

ニャーと甘えた声で鳴いて近づいてくるのですが、こちらがそばに近寄ろうとすると、シャーッと言って逃げる。。

尻尾が長くて、すばしっこくて、お腹が減って集落内の各家を回っては、忍び込んで食べ物を漁ったり、ごみステーションに忍び込んではごみ漁りをしたり、、

どれだけお腹が減っていたことか、、と思います。。涙

農楽母さんは、チャーの存在が気になってはいたものの、チビ太やミコ太がテリトリーを張っているために簡単には受け入れることが出来ないでいました。

どちらにしても、ちゃんと去勢手術をして、これ以上は増えないようにしないと、、でもそのタイミングをどうしよう、、と逡巡しているうちに、季節は冬になりました。

チャーが居ついていた空き家の持ち主さんもお困りの様子で、、

寒くなる前の方が良いし、もうそのタイミングかな、、と、意を決して先週の12月8日にチャーを保護。

そのまま動物病院へ連れて行き、去勢、ワクチンン、駆虫薬など一通りの処置をしてもらい、うちに連れてきたのでした。

もともとは飼われていただけに、直ぐに懐いてくれて、甘えたしぐさを見せたり、オモチャで一緒に遊んだり、、

それに、とても頭の賢い子でした。。

チビ太とミコ太とは部屋を完全に隔離していたのですが、お互いにその気配は感じていますので、だんだんと唸り合いが始まって、、ついにチビ太には障子を破り去られ、格子越しにお互いの存在が見えるように!

チャーがうちに慣れるのがとても早く、先住猫との対面も一気に進んでしまい、、、後はお互いに何とか慣れてくれないものかな、、と思っていたのですが、これはなかなか困難を極めました。。

先住のチビ太とミコ太にとっては、「なんじゃねんお前!俺んちに入ってきて、お母さんも取りやがって!」的な怒りがありましょうし、チャーにとっては、「え、僕のことも仲間に入れてくれてもいんじゃね?一緒に遊ぼうよ!」的な気持ちもありましょうし、、

でも、オス猫同士で年齢差が12歳と1歳では、そう簡単に仲良くなれるものではありませんね、、

農楽母さんは年末まで旅行に出かける予定もあり、近所の猫好きの友人にお世話係を頼んではいたのですが、いろいろと不安も残っていたところに、また別の猫好きの友人から「まずはトライアルということで2週間預かってみましょうか」とのお申し出を頂きました!

そして昨日のこと、、チャーはその友人宅へとお引越しをしたのでした。。

そのお宅では、昨晩はご飯を少し食べてトイレをして、それから2階の押し入れに籠ってしまったそうで、、

でも、到着して程なくに、ご飯を食べたりトイレも出来た、というのはやはりかなり優秀です!

また慣れない環境に置かれてしまったので、慣れるまでにはちょっと時間がかかるかもしれないのですが、なんとか馴染んでくれたら良いな、、と思います。。

チャーの預かりボランティアになってくれたKさん、本当にありがとうございます!

チャーのことを、どうぞよろしくお願いいたします!!



Comments:
Taka on 12月 24th, 2023 at 11:55 PM #

幸せになれますように。


norari on 1月 2nd, 2024 at 2:45 PM #

Takaさん、ありがとうございます!その後紆余曲折ありましたが、、今はうちでご飯を食べて、内外を自由に出入りする感じになっております。。


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