謹賀新年。今年もよろしくお願いいたします!

本当にささやかな力でしかありませんが、人と自然、人と農との距離が少しでも近づけるよう、精進したいと思います!

今年も新しい年を迎たのですが、元旦早々、能登半島地震や羽田空港での大きな事故が起きてしまい、とても胸が痛みます。。

被害に遭われた方々には心からのお見舞いを申し上げます。。

さて。新年最初のブログでは、昨年12月17日~30日までのイタリア旅行で出会いました、美しく印象深い思い出の写真の一部を何枚かお届けしたいと思います。

先ずは、ローマのバチカン。

冬なので観光客は少なめで、それでも長ーい行列になっていました。

サン・ピエトロ大聖堂のミケランジェロのピエタ。

システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画は写真撮影NGでしたが、それ以外は撮影が出来ました。

次は、ローマ、テヴェレ川夕景です。

続きまして、フィレンツェに場所を移しまして、、ドゥオーモ(サンタ・マリア・デルフィオーレ)前広場のクリスマスツリーの昼と夜です。

このクリスマスツリーや街のイルミネーションも本当に美しかったです!!

ドゥオーモの前には、Presepeという、イエス・キリストの誕生シーンの模型が置かれているのですが、12月24日から25日に切り替わる深夜の時刻に、赤ちゃんの模型が置かれるのだそうです。

キリスト誕生前。

12月25日、キリスト誕生後。

このPresepeは、どの教会にも飾られているのですが、それぞれの趣向がとても面白かったです!(一番すごかった模型は、サンジミニャーノのドゥオーモのものでした!精巧なお人形さんが動くのです!)

街のイルミネーションの美しさ、、商店街によっていろいろな個性があり、お金のある商店街では、もっとハデハデなイルミネーションでした!(これ位シックな方が好きなのですけれど!)

うっとりと見とれながら、ゆっくりと歩きたかったのですが、、実は!旅行のしょっぱなにローマの地下鉄でスリに遭ってしまいスマホを盗まれてしまいました。。どうもボケっとしている農楽母さんはカモでしかないそうで、、それからというもの、常に周囲に気を配って気を張って、歩くときもあちこちキョロキョロせずに、真っすぐにキビキビと歩くことを余儀なくされ、、逆にいかに日本や大岡が平和なのかと、、と感心してしまいました。。

((今こうして写真で振り返ってみると、その美しさをゆっくり味わうことが出来ているように思います。スリに遭ってからというもの、ちょっと緊張の連続で何だか心置きなくゆったりとは楽しめなかった感じがします。。日本がインバウンドの観光地として賑わうのは、やはり治安の良さが一番の理由なのかもしれませんね!))

こちらは、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会前のクリスマスマーケットです。

こちらは、サン・マルコ美術館。

今回の旅行の目的の一つは、このサン・マルコ美術館でフラ・アンジェリコの受胎告知を鑑賞することでした!

階段を上がったところの真正面にその絵が飾ってあり、出会えたことに大感激!

サン・マルコ美術館は、昔の僧房一部屋一部屋に飾られている絵も見ることができ、ここで暮らしていた修道僧はどんな心持であったのだろうと、想像しながら鑑賞するのも楽しかったです。

こちらは、フィレンツェ郊外のフィエーゾレの丘から望んだフィレンツエの街並み。ちょうどドゥオーモに夕日が当たって美しかったです!

フィレンツェでの滞在は、農楽娘のアパートでした。ユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている旧市街地にあり、しかもサン・マルコ美術館に徒歩1~2分、ドゥオーモまで徒歩4~5分という歴史地区の観光には最高の立地でした!中世の石作りのお屋敷を改築したアパートで、天井がやたらと高い!(馬に乗って出入りをしていた時代の名残ですね、、)

道に面した玄関から入り、二つ目の玄関に向かうところ。この扉の先に、各住居の入口があります。

滞在中は、スーパーで買い物をしての自炊生活でしたが、何回かはリストランテ(レストラン)へ行きました。でも、何しろ量がとても多く、(1人分が日本人の2人分以上ある感じです!)胃腸に負担が大きすぎて、そうそうは食べ歩きが出来ませんでした。。

そんな中でも、お気に入りのリストランテが出来ました!

こちらは、農楽娘がアルバイトをさせて頂いている「Ristorante Belcore(リストランテベルコーレ)」さん!

オーナーさんファミリーも優しく雰囲気が良くて、お料理も美味しくて、素晴らしいレストランでした!

実は今回旅行の目的は、農楽娘の暮らしやバイトの様子なども見たかったので、Belcore(ベルコーレ)さんには3回も足を運んでしまいました!

実は、3回目の来訪は農楽母さんの60歳の誕生日!娘が働いているフィレンツェのレストランで誕生日を迎える、という夢をかなえることが出来ました!

予約で満席の忙しさにもかかわらず、オーナーの息子さんが「どうぞ」とお声をかけてくれ、オーナーさんもサプライズのケーキも用意してくれていて、スタッフの皆さんやお客さまにも「buon compleanno!(おめでとう)」と言われ、ジーンと来ました!

オーナーさんは、いろいろな国から集まっているスタッフの皆さんを本当のファミリーのように大切にされていて、農楽娘のスマホでの撮影の際には、まるで「お母さんもファミリーだよ~!」とでもいう感じで肩をギューッと抱いてくれて、その気持ちの暖かさにも大感動でした!Grazie Mille!!

Belcore(ベルコーレ)さんは、トリップアドバイザーでの評価も高く、日によりますが日本人スタッフもいますので、もしフィレンツェへ旅行に行かれる際にはぜひ足を運んでみてくださいね!(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩2~3分くらいです)

ご予約の際は、農楽娘がお手伝いをしてくれるそうですので、お気軽にご連絡くださいね!

さて、、観光の話に戻りまして、フィレンツェの歴史地区では、とにかく徒歩で歩いて歩いて歩き回りました。。毎日トータルで5時間近くは石畳の上を歩き続けたでしょうか、、何しろ「観光とは歩くこと!」となのだそうで、、確かにそうですが、自身の体力の無さを思い知らされましたです。。(北アルプス縦走と同じくらいの疲労感!?)

歩いて巡った教会は、サン・ロレンツォ教会、サンタ・クローチェ教会、サント・スピリト教会(ミケランジェロ17歳の時の作品、木彫のキリスト磔像が展示されています)、サンタ・トリニタ教会、サン・ミニアート教会(ミケランジェロ広場の直ぐ上にあり、フィレンツェの街全体を近景で臨めます)、、フィレンツェ郊外の街、プラートの教会も素敵でした!

登ったのは、ドゥオーモのクーポラ、ジョットの鐘楼、そして塔の街サンジミニャーノで一番高いグロッサの塔!(ハードな山登りのようでした!)

サンジミニャーノの街には、フィレンツエからバスを乗り継いで行くのですが、中世の時代には権力の象徴として建てられた高い塔が72棟も建っていたそうで、今は14棟が残っています。

グロッサの塔から望む、トスカーナの田園風景も美しかったです。。

この日の宿泊は、一日くらいはちょっと田舎の空気を吸いに行こうということで、サンジミニャーノからさらに徒歩1時間以上てくてくと歩きまして、、Agriturismo Il Castagnolino(アグリツールズモ・イル・カスタリョニーノ)さんへ。

イル・カスタニョリーノさんは4年前にも訪ねたのですが、お料理がおいしくて景色も素晴らしくてオーナーの女性もとても魅力的で!、もう一度、の再訪となりました!

アグリツーリズモは、ほとんどが冬季休業なのですが、通して頂けて有難かったです!

お料理も手作り感が溢れる家庭的な味で、とても美味しいのです!

パスタはピチというトスカーナ独特の太麺パスタです。

パスタとメインのお肉は名物のイノシシ肉!ボリューム満点で、お腹はパンクしそうに、、!

日本で頂くイノシシ肉よりも、なぜかずっと食べやすかったです!

食後のティラミスとデカフェ、アマーロという消化を良くするお酒も美味しかったです!

アクセスはちょっと不便ですが、イル・カスタリョニーノさんも、本当におすすめの宿です!

ご紹介しきれない写真やエピソードは尽きないのですが、、以上、かいつまんでさっと、、簡単な旅行記でした。。。

フィレンツェは本当に素晴らしい街で、いつかまた訪ねることが出来たら、、と思います!!

では今回はこの辺で、、

☆スマホが新調されるまでは、当面固定電話 026-266-3034(℡&Fax)か、メール norari@grn.janis.or.jp (遠藤)へ、ご連絡を下さいませ。



Comments:
きみちゃん on 1月 8th, 2024 at 9:45 PM #

素敵、素敵、素敵すぎる~♡
もうこれは、赤白緑のちゃんちゃんこが必要やったな。


norari on 1月 9th, 2024 at 6:09 AM #

きみちゃん、ありがとう~~!!自分から自分へ、ビッグプレゼント!なにしろ暮れ近くの慌ただしい日が誕生日なので、お祝いってしてもらえたことがあまり無くて!(苦笑)


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