10月
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農楽里ファームでは、昨年の玄米と今年の玄米の放射能検査を、京大原子炉実験所の小出裕章助教にお願いをいたしました。
現在小出さんのもとには数多くの検体が届けられており、本当にご多忙の中なのですが、検査をして頂きました。
昨年の玄米の検査はまだ後になりますが、今年の分について、以下の速報をメールで頂きましたので、皆さんにもお知らせいたします。
「 遠藤さんの2011年度の玄米からは、天然の放射性核種であるカリウム40が77ベクレル/kg検出されましたが、セシウムなど人工放射性核種は検出できませんでした。
当然、2010年の玄米も人工放射能では汚れていないはずです。(いずれ確認します。)
書類は郵送しますが、取り急ぎご報告します。
2011/10/19 小出 裕章 」
小出さん、お忙しいなか本当にどうもありがとうございました!!
お米を販売する立場の生産者として、ほっとしました。
これで、永田町黒澤の皆さん、アトリエデフの皆さんと一緒に作ったお米を、福島のお母さんたちのもとへ支援米としてもお届けすることが出来ます。
ただ、農地や作物を汚染されてしまった生産者のことを思うと、胸が痛みます。
自分のところが汚されていなかったからと言って手放しで喜ぶことは出来ません。。
これだけの大きな悲劇を繰り返さないために、原子力発電所の廃絶に向けて歩みを進めて行かなければならないと思います。