昨晩、とても悲しい訃報が入り、気持ちが沈んでしまいました。。
動物学者の千石正一先生が、たった62歳の若さで亡くなられたのです。。
千石先生との出会いは、農楽息子がまだ5歳のころ。。
農楽息子は、ご縁があって都内の爬虫類・両生類専門のお店に先生とご一緒させて頂いたり、講演会に参加させて頂いたり、、先生の大きなお人柄と自然や生き物に対する大きな愛に直接触れることが出来ました。
初めて先生にお会いした時、先生は5歳の農楽息子と夜の中野の街を手をつないで歩いてくださったこと、昨日のことのように覚えています。。
それから農楽息子は「千石先生のような動物学者になりたい!」、と憧れて先生の真似をして髪を伸ばし続けました。。
長野へ引っ越して来てしばらくお会いしていなかったのですが、年賀状のやり取りだけは続けていました。。
そして、長野へ一度講演へお越しになった際に、数年ぶりの再会となったのですが、、農楽息子に「よう、かわってないなあ!元気か?」と、お声をかけて握手して下さったことも思い出されました。。
先生からの最後のお便りは、昨年末。。闘病生活の大変さと、その中での楽しみについて綴られていました。。
そのお葉書からわずか一カ月のことです。。
もっと長生きをして、もっと多くのことを子どもたちに伝えてほしかったです。。。
絶滅危惧の野生動物たちや自然環境を守ろうと世界中を飛び回り、過酷な環境の中で啓発活動を続けられた千石先生、子どもたちにたくさんの夢を与えてくださり、そして、自然への目を開かせてくださって、、本当に本当にどうもありがとうございました・・・。