これは昨日のお話です・・・

農楽母さんは用事があって、車で安曇野の県道を走っていました。

そこに、一羽のトンビの死骸が目に飛び込んできました。

もう、何度か車に轢かれてしまったのでしょう。。。このままさらに車に轢かれてボロボロになって行くのは可愛そうと、車を止めて、歩道へと移します。

夜間にでも、何か獲物を見つけて道に降り立とうとした瞬間に、大型トラックにはねられてしまったのでしょうか・・。

自然の多い中で暮らしていると、たくさんの生き物の死骸に出会います。

タヌキ、ハクビシン、リス、キツネ、ヘビ、ネコ、ネズミ、、狩猟によるものでは、シカやイノシシ、、、

農楽母さんは、道に転がっている亡骸に出会う度、可能な限り土に還ることのできる場所へ移してあげます。

今回のトンビは車に乗せて大岡まで戻りました。

そして、児童クラブの子供たちと一緒に山に埋葬しました。

「道路に転がっているままだと、何度も車に轢かれてしまって可哀想でしょう?」

「うん、そうだね。。土に埋めるのが良いね。」

館長の仁さんに穴を掘ってもらい、子どもたちと一緒に手を合わせました。

「安らかに眠りますように、、」

「また生き返りますように、、、」

子どものころから身近なところで様々な生きものたちの生と死に出会う、そして、その生と死に向き合い、それらの死を受け入れていく。

今の社会では、自然に近い暮らしの中でしかそのような経験は得られないのかもしれませんね。。

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