今日は、3月20日、春分の日。

この日集落では、デードーボーという、魔除けのわら人形を作り、昔集落の入口であった場所に立てる行事を行いました。

昔は子供たちで行う伝統行事であったこのデードーボー、子どもがいなくなった今では、お年寄りだけで細々と続けられています。

久しぶりに、集落のじいちゃんばあちゃんたちと一緒におしゃべりをしながらわら人形を作ります。

場所は、集落の集会場、昭和30年ころに建てられた慶師クラブです。

稲刈や脱穀以来、久しぶりにわらに触れたのですが、触れる瞬間にわらからふっと神聖な感じを受けました。

わらを跨ごうとしたじいちゃんは、ばあちゃんに「神様を跨いじゃいかんよ!」とたしなめられていました。

自分の感覚、そしてこのばあちゃんの言葉に、一木一草にも神が宿るというアニミズム的な感覚が生きているのを感じ、嬉しくなりました!

農楽母さんの作ったわら人形のお顔は、ちょっとマリリンモンロー風!?

参加した皆さんで作った個性的なデードーボーたち!

少し歩いたところまで運びまして、土に竹を差し込んで一本一本丁寧に立てていきます。

あれ?集落で暮らす猫たちのための、猫のデードーボーもありましたよ!(^^)

この一年も、集落の皆さんが健康で無事に過ごすことが出来ますように・・・!

デードーボーさん、お守りくださいね!

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