3月24日は、埼玉県飯能市にて、京大原子炉実験所助教、小出裕章さんの講演会が開催されました。

農楽母さんと、農事通信員の笠井さんは小出さん講演会in飯能実行委員会の長野支部!?として、密かにお手伝いをさせて頂いておりました・・。

実行委員長のあかねさんを中心に、最終的には90人を超える実行委員が集い、昨年の6月から準備を進めてきたこの講演会。

昨年末2万枚のチラシが配布される以前に口コミだけでチケット1000枚が販売完了となったそうで、飯能市には意識の高い市民が大勢いることにまずは驚きました!

あかねさんを中心に当日の段取りを確認中です。。

こちらは、若いお母さんたちの手刺繍で作られました横断幕です。。大切ないのちを守ろうとする暖かい気持ちが伝わってきます。

書籍販売コーナーでは、長野のオフィスエムさんの本や『たぁくらたあ』も販売させて頂きました。

準備中の笠井さんとゆいちゃんです。

震災・原発特集の「たぁくらたあ」3部作。

坂田静子さんの「聞いてください」や、酪農家の長谷川さんの講演録、そして、「女たちの3,11」と題された渡辺一枝さん、坂田雅子さん、纐纈あやさんの対談集。オフィスエムさんの本は、どれも内容の濃い深く考えさせられる内容のものばかりです。

こちらは、郡山市のお母さんグループが手作りで制作しているコサージュです。

コサージュの裏には、「わすれない ふくしま」と、メッセージが書かれています。「今もまだ不安を抱えながら福島で暮らしている私たちがいることをどうか忘れないで下さい」との気持ちをこめながらひとつひとつ丁寧に作られているコサージュです。 一つ500円で、全額が郡山の子供たちの活動の支援として届けられます。

皆さんからも、ぜひご支援をよろしくお願いします!

詳しいお問い合わせ先は、村田みかさん ℡090-8644―1638 までお願い致します。

会場となった飯能市市民会館大ホール、全席がほぼ埋め尽くされました。

小出さん、殆どお休みを取る暇もないままに研究と講演活動、その他取材や執筆等を続けていらっしゃいますのでいつもお体のことが心配になるのですが、さすがに少しお疲れの様子ではありましたがとてもお元気そうで一安心。。

今回会場との質疑応答の中で一番印象に残ったのは、以下の質問でした。

この問いに対する小出さんのお考えは、

1つには、「カネさえあれば豊かになれる、という考え方で政治や経済が動いてきたこと」

もう1つは、「日本では、核と原子力を巧みに使い分けてきているが、原子力というのはもともと核兵器を持つために開発されたもの。核兵器を作りたい、と考えている限り、原子力施設はなくならないだろう」

講演会終了後の交流会会場で。

お疲れにもかかわらず、交流会に参加された皆さんの質問に対し、いつもの通りの笑顔で、そして1人1人の目をきちんと見ながらに本当に丁寧にお話しをして下さいました。

交流会には、赤ちゃん連れの若いお母さんたちも何人か参加されていました。

赤ちゃんは、純真無垢で本当に可愛い生き物です!

この子たちが暮らす社会が、少しでも明るい未来を感じられる社会でありますように・・・

そして、人として生まれたことに少しでも幸せを感じられるような社会でありますように・・・

小出さんは語ります。

「本当に大切なものは何なのか? それを自分の頭で考えて、自分の意思で決めて、そして発言し、行動する人になってください」

と。。

子どもたちの未来のために、、、農楽母さんもまた、自分の置かれた場所で出来ることを続けていきたいと思います。

小出さん、どうもお疲れ様でした、そしてありがとうございました。

あかねさんはじめ、飯能実行委員会の皆さん、本当にどうもお疲れ様でした!!

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