ウブドは、美しい色彩と祈りにあふれる村でした。。

5日間お世話になりました、バリ絵画が飾られている宿のお部屋です。

2階建のお部屋で、フルーツたっぷりの朝食が付いて日本円で1人約3,500円!

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ベッドの上には、プルメリアの花が、、、

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外出の際に、パジャマにしていたTシャツをベッドの上にラフに置きっぱなしにしておいたのですが、、戻ってきましたら、、

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ベッドの中央に、こんなに可愛らしくアレンジをして置いておいてくださったのには驚きました!

日本なら、きれいに折りたたんでベッドの片隅に、、、という感じなのでしょうが、、「バリの人の美的感覚はこうなんだ――!」、と

感動です。ウブドでは、この美的感覚がアーティストとか職業として訓練された人たちだけではなく、ごくごく普通の人たちに当たり前に備えられているのです。。。

街の中でも、、

マリーゴールドの花が商店やレストランの入り口に飾られていたり、、、

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これは、一日に3回の神様へのお供え物です。

 

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色とりどりの花びらやパンダンリーフという植物の葉が、ヤシの葉やバナナの葉で作られた器に盛られ、お線香が立てられています。

村内には、いくつかの集会場があります。

日中は子どもたちが遊んだり、村の大人たちのしゃべり場になっていたり、もちろんいろいろな話し合いの場にも使われているのですが、夜には、ジェゴクやレゴン、ケチャ等の民俗舞踊のステージへと変わります。

この写真は、ヴントゥヤン村のスワガサフティ楽団というジェゴク(竹でできた打楽器)の舞踊楽団です。

スワガが声、サフティが霊力という意味で、「声で霊力を呼び覚ます」という意味があるそうです。

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何が凄いと言って、この楽団の人たちもまた、ごくごく普通に村で暮らしている人たちだ、ということなのです。

日中は農夫であったり、商店を開いていたり、学校の先生をしていたり、ごく普通の子どもたちであったり、、、

その村人たちが夜に集会場に集まって練習をし、観光資源となるような芸能を生み出しているのです。。

日常の暮らしの中への美しい自然の造形物の取り入れ方、宗教儀礼をもとにして始まった伝統芸能を観光資源として鑑賞用にまで高める村人たちの創造性の豊かさ、、

とにかく素晴らしいのでした!!!

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