今朝は、空気の冷たさと農楽猫チャイの重さで目が覚めました。。
チャイときたら、農楽母さんの胸骨の上に真横にカマボコのように横たわって、寝ていたのです。。
どうりで呼吸が苦しかったわけです。。。
チャイにとっては、農楽母さんの体温でお腹がぽかぽかとしていたことでしょう。。。
外は、マイナス13度以下です。
あまりに寒いので!?、再び暖かかったウブドへと思いを馳せました。
今回は、美味しかった食べ物、ウブドで普通に暮らしている人たちが頂いているお料理たちをいくつかご紹介します。
ガイドのコマンさんお勧めの、街の美味しいお惣菜屋さんや、路上の屋台で買い物をしてきたお料理です。
マルタバッ、アヤムバリ(地鶏の茹で卵)、魚のすり身の蒸しもの、ゴレンガン(はるさめ入り)、バナナの葉で包んだナシジンゴ、トラン・ブランというお菓子、、
なかでも、感動の味は、夜の屋台にしか出ない、という「マルタバッ」です。
屋台で注文を受けてから調理をするお兄さん。
薄く伸ばしたピザ生地のようなものに、刻み長ネギ入りの玉子を入れ、油で揚げます。
リリーさんから、「アブラギッシュですよー!」と聞いてはいたものの、、、「ここまでやりますかー?」、というくらい、フォークで生地にグサグサと穴をあけて油を吸わせます。
そして、それを、何と、「生の青唐辛子」をかじりながらかぶりつく、というお料理です。
生の青唐辛子をかじりながらの、口中料理!!
初体験でした。。
もう、口の中から火が噴きます。火が噴いたところで、すかさずアブラギッシュな「マルタバッ」を頬張り、それでも辛さに負けそうになるので、甘酸っぱいウリの漬物で少々緩和し、さらに、「テ・ボトル」という少し甘い紅茶のジャスミンティーで一息つき、、、、
この繰り返し!(笑)
しかし、これがとても美味しいのです!!
病みつきになる美味しさ、、中毒性あり、の危険な!?「マルタバッ!!」でありました!
次に、サヤン村で地元の人たちが行く食堂で頂きましたお料理です。。
アヤム・バッカル(地鶏の炭火焼きの焼き鳥)と、辛味調味料のライム添のサンバル2種類、そして、テ・ボトル!
カンクン(空芯菜)ともやしのお浸し。こちらも、サンバルで頂きます。
バリでは、この、空芯菜が日常のお野菜としてよく食べられていました。
田んぼに、雑草のように生えてくるのだそうで、採り放題のお野菜なそうです。。
このお店のサンバルとアヤム・バッカルは、今回の旅の中で皆が一致してNo.1をつけた美味しさでした。
そしてこれは、ウブド市街地の地元の食堂で頂きました、ミ・アヤム・バクソ(鶏肉団子麺)です。
バリの麺類は、スープが少なく、テーブルに置いてありますソース?やサンバルをお好みでかけて頂きます。
この麺も、「バグース!」でした!
(バグースは、良い、グッド、最高!。日本の若者たちが使う「ヤバイ」に、相当する言葉は、「マンタップ!」というそうです。。)
こちらは、早朝のウブドのパサール(市場)の様子です。
お野菜も、神様にお供えするお花も、皆、エネルギーにあふれています!
お魚も、鶏も。。
お花は、香り高いイランイランの花とチャンパカの花です。
バリの言葉では、お母さんのことを「イブ」と言います。
農楽母さんは、「イブ・のら」です!
市場のイブたちはたくましい!
イブたちが作ってくれた朝ご飯。
これは、バナナの葉に包まれた、ブブール(おかゆ)。アヤムバリ入り。
からいのですが、美味しい!
こちらは、蒸した古代米にココナツフレークと、ヤシ糖のシロップをかけた甘い味。
そして、「クレポン」という、ココナツフレークまぶした椰子糖入り団子。
これが、最高のお菓子でした!
パンダンリーフという葉をもち米に混ぜた緑色の生地の中にヤシ糖のシロップが入っているのですが、口の中で、プチュッとシロップが弾けます。
この感じ、盛岡のお菓子「ぶちょうほうまんじゅう」と同じです。
「ぶちょうほうまんじゅう」は、ゆべし生地の中に黒蜜が入っていて、一口で頂かないと黒蜜がはじけたりこぼれたりして「ぶちょうほう」(盛岡弁で不作法)だから、という名前の由来があるお菓子なのですが、「クレポン」も一口で頂かないとヤシ糖のシロップがピュッ!と飛んでしまいます。。
そういえば、、盛岡の朝市や夜市も、ウブドほどではないのですが、活気がありますね。
美味しい食べ物もたくさんある街です。
「クレポン」を口に含み噛んだ瞬間に、ふっと盛岡へと思いが飛びました。。
美味しい食べ物の記憶て、とても強いのですね。。
本日最後の一枚は、クラクラするほど妖艶な赤い花をお届けします。。