「一般社団法人おきなわ離島応援団」という団体があります。http://www.orod.jp/
「小中学校卒業後に、生まれ島を旅立つ島(全25島)の子どもたちへの様々な体験や支援活動(図書寄贈、講師派遣、島外体験活動支援事業)および、沖縄県内指定離島39島の子どもたちと、日本各地および世界各国の子どもたちとの交流促進事業などを通し、沖縄の離島と世界を結ぶ架け橋を目指す」
と、いう活動をされています。
その活動の一つとしまして、雪も四季の移り変わりも知らない離島の子どもたちに「雪が解けて春になる」という、四季の移り変わりを体験させよう、というツアーがここ、信州にて行われました。
今回のツアーでは、先ずは、善光寺の宿坊に宿泊、そして善光寺のお朝事とお参り、戸隠スキー場での雪遊び、そして、農楽里ファームでの2泊3日の宿泊体験!というコースが組まれました。
そして、農楽母さんはツアー行程に信州代表として!?同行させて頂きました。
参加してくれた子どもたちは、黒島、伊平屋島、久高島、北大東島からはるばるお越しくださいました。
先ずは、善光寺の宿坊「白蓮坊」さんです。http://www16.plala.or.jp/syukubou/
白蓮坊さんのご住職の若麻績敏隆さんは、日本画やパステル画の絵描きさんでもあります。。
また、宿坊内には世界の万華鏡を集めた、万華鏡ギャラリーも併設されてあります。
伊平屋島のみっちゃんと、若麻績ご住職です。
みっちゃんは、シーミー祭という4月に行われる行事の様子を絵に書いてくださいました。
シーミー祭では、お墓の前に親族が集まり、ご馳走とお酒を頂きながら、サンシン演奏と共に楽しく飲んだり歌ったり踊ったりするそうです。
白蓮坊さんでは、万華鏡作りのワークショップも開いてくださいました。
綺麗なビーズを使い、万華鏡作りに夢中になっている、久高島のまおちゃんと北大東島のとわちゃんです。
それぞれの離島から本島の那覇空港まで。
そして、那覇空港から羽田空港まで。さらに新幹線で東京駅から長野駅まで。。。
はるか遠くからの長旅でしたが、子どもたちはこの万華鏡作りに夢中になって取り組んでいました!
翌日は早朝からの善光寺お朝事体験です。
寒い朝を迎えての子どもたちの感想は、「冷蔵庫の中にいるみたい・・・」!
お経を聞いている間は、ちょっと退屈したかな・・?
でも、その後の真っ暗な地下廊下を歩く戒壇巡りでは、ドキドキして目が覚めましたね!
そして善光寺を後にしまして、、
白蓮坊若麻績ご住職のご案内で、一番のお楽しみの戸隠スキー場へと向かいました。
途中、戸隠神社中社にて信州大学you遊未来のボランティアの学生さん3名と合流です。
その後、戸隠神社奥社の入口まで足を運び、信大生と子どもたちの記念撮影です。
さあ待ちに待った雪遊び!
先ずは、生まれて初めての雪合戦です。
そして、生まれて初めてのそり遊び!
黒島のゆうきくん、何回も挑戦していました!
「雪だるまは本当に転がして作るのですか?」と、作文に書いたゆうきくんです。
ハイ、信大生のお兄さんお姉さんと一緒に、、、
確かに転がして作り上げましたね!(^^)
思い切り雪遊びをした後で、大岡へ移動です。
午後から、薄曇りの中ではありましたが、アルプスが姿を見せてくれました。
雪だけではなく、山も坂道も見たことのない離島の子どもたちです。
雄大なアルプスの眺めに、思わず歓声が上がりました!
そして夜、、農楽里にての懇親会です。
春休みで帰省中の農楽息子と、小浜島ご出身の山城さんによりますサンシンの競演で盛り上がりました!
こちら、楽しくエイサーを踊っておりますのは、石垣島ご出身、一般社団法人おきなわ離島応援団理事長の今井恒子さん、手拍子で盛り上げて下さっていますのは、茅野市からお手伝いにお越しくださいました八幡さんです。
今井さんは、「ウミンチュの娘」という本もご出版されています。
今井さんの明るいパワーで、宴はさらに盛り上がったのでした!!!
続く・・・