Archive for 10月, 2010
今日は、一日畑でいろいろな作業をしました。
まずは、掘り上げたサツマイモを天日に干して・・
それから、辛み大根の畑へ移動します。そして、辛み大根の間引き作業。
作業の途中で、ここでもイノシシの足跡を発見しました。
見回してみますと、足跡だけでなく、畑を掘った後があちこちにありました・・。
さすがに辛み大根は食べませんが、ミミズなどを食べるために掘り返して歩いているのです。。
さて、気を取り直しまして・・・別の畑では、農楽里のそばの収穫が始まりました。
このそばは、11月23日(火)に開催予定のそば祭りの原材料となります。
正真正銘100パーセント慶師集落産のそばを、北海道のこだわりの製粉屋さんに製粉して頂き、素人蕎麦打ち段位日本一の阿部成水さんと、埼玉蕎麦打ち倶楽部の皆さんによる手打ちのそばをご賞味いただけます。。
近くの畑では、ばあちゃんもそばの刈り取りをしていました。
次の畑では、、ニンニクが芽を出してきました!
そのお隣では、ラッキョウも芽を伸ばしています。草に覆われて暖かそうですが、少しだけさっぱりとさせてあげました。
腰が痛くなってくるので時々空を見上げます・・・。
トンビが気持ちよさそうにゆっくりと旋回しています。尾羽の角度を変えて方向を定めているように見えました。
次に、ニンジンの間引きをしたのですが、、、さてここでクイズです。
シャクトリムシさんはどこに隠れているでしょう?
こちら、間引いたニンジンたち。
今日の最後は、農楽里のネギ畑です。
あの、猛烈に暑かった夏に、農事通信員の笠井さんがバケツ3杯分の汗を流しながら!?土寄せをしてくださったネギ畑です。
9月にあと1回土寄せをしたかったのですが、間に合わず、、、でも、色とりどりの雑草に柔らかく包まれているように見えるネギ畑は、これはこれでとても美しい、、と感じる農楽母さんでした。。
今日は、サツマイモを掘り上げました。
イノシシに食べられてしまう前に、、、掘り上げねばなりません。。
転作田で作っているので、土は粘土質。サラサラの砂質の畑に比べると力が要ります。
少しつるボケ気味ですが、太いサツマイモも採れました。
スコップで掘っていると・・・
冬眠体制に入っていたカエルも掘り上げてしまいました・・・。
あまりにも眠いので、自分の身に何が起こったのかよくわかっていません。。。
「安眠を邪魔してしまってごめんなさいね」、、と、土に戻してあげました・・。
昨晩は少し風が強かったので、たくさんの栗が落ちました。そこに、ちょうどタイミング良く千曲市のお料理教室の皆さんが栗拾いにお越しになりました。もう30年近く続いているマクロビオティックの料理教室の先生と生徒さん達です。。
おチビちゃん、はじめは恐る恐る・・・
やがて、大胆になります。。
おチビちゃん、栗の木はこっちですよー!(笑)
樹齢100年以上の大きな栗の樹の下で、栗を拾います。
栗の樹の下にはミョウガ畑があります。ミョウガの葉をかきわけて・・・
栗の木は消毒を一切していないので虫食いもあるのですが、少々の虫食いには目をつぶり、、たくさん拾いました。
拾った栗を縁側に並べて選別します。
お土産分を量ります。
その横では、カマキリが丸々と太ったクリムシのお食事中。脂っこくて甘くて・・きっととても美味しいのでしょう。。
さて、たくさんのお土産を持って、皆さんお帰りです。。
栗が重くてフラフラとしながらも…
お手伝いはお断り!自分の力で頑張ります。。
皆さん、どうもお疲れ様でした。また来年、栗拾いに来て下さいね!
午後は、夏野菜の畑の片付けなどをし、、、秋の草花で花飾りを作って遊びました・・。
ミゾソバの花が金平糖の様で可愛らしい・・。
頭にジリジリと刺し込むような、陽射しの強い一日でした。
白菜は順調に育っています。。。が、この季節になっても蝶が飛び交う陽気のために、いつまでも青虫が活発に活動をしています。青虫は、農家にとって葉っぱ類をむしゃむしゃと食べてしまう害虫です。
葉が虫食い状態で、少し青虫の糞が見えます・・。
しかし、ちゃんとそこにはクモがいました。
クモには、巣を作るタイプと巣を作らずに動き回って虫を捕まえて食べるタイプがいます。
このクモは、動きまわる(徘徊性の)クモです。青虫も採って食べてくれます。
ところが、今度はそのクモを捕まえて食べるカエルがおりました・・。
葉っぱ→青虫→クモ→カエル
ここまで来たところで、、、少し離れた所から音の出るゴム風船を鳴らしたような「ブイー」と響く音が繰り返し聞こえてきました・・・。
恐る恐る近づいてみますと・・・そこには、今まさにカエルを飲み込もうとしているシマヘビがいたのでした!!
葉の陰に隠れているのですが、カエルの太ももを咥えている様子がお分かりになりますか?
葉っぱ→青虫→クモ→カエル→シマヘビ→(猛禽類)
次には、この辺りではトンビやフクロウなどの猛禽類が待っています・・・。
日中、集落で暮らす80代のばあちゃんが、ソバの脱穀をしていました。
刈り取って、しばらく天日干しをしたソバをブルーシートの上に広げ、自分の身長の何倍もある長い棒ではたき続けるのです。。
腰の曲がったばあちゃんですが、小さいころから農作業で鍛えた足腰には底力があります。
一日中、1人でこの作業を続けられる根気もあります。
そして、記憶力もユーモアもあるのです!
別の畑では、小さなネコ「チビ」とお散歩をするばあちゃんと出会いました。。
チビは、甘えん坊でさみしがり。ばあちゃんが、朝起きて新聞を取りに玄関を出ると、毎朝ちょこんと座って待っているのだそうです。
そして、野良仕事に行く時には必ずついて歩きます。
ばあちゃんに、「おやすみなさい」を言った後、日が暮れるまで菜の花の種をまき続けました。。これは、来年の春に食べる菜の花の種まきです。
今日も一日快晴でした。そして、日中はとても暖かくなりました。
午前中、ビー玉遊びの後で・・・
ホテルウーマンさんと百君、「がくどうさまとおたねいけ」の絵本を読んでお種池へ行ってみたくなりました・・・。
この絵本は、大岡村時代に発行された貴重な絵本なのです。
発行された2000年当時、農楽母さんはまだ大岡へは縁もゆかりもなかったのですが、この絵本の編集・制作は、実は今、「かわら版農楽里」の発行で大変お世話になっております出版社の「オフィスエム」さんだったのです・・。 オフィスエムのHPは、http://o-emu.net/
さらに、いつも農楽里を陰ながら支えてくださっています池内朝雄先生が公民館館長をされていた時のお仕事だったのです。
これも不思議なご縁としか言いようがありません。。目に見えない深いところでのつながり・・・それを、確かな「信頼」関係が、より強くしていくように思えます。。
絵本には、聖山にある湧水の池「お種池」にまつわる不思議な伝説が描かれています・・・。
神秘的なお種池に、ホテルウーマンさんと百君をご案内しました。
刺すように冷たい水に足を浸します。。ウーマンさん、あまりの冷たさに「神様ごめんなさい!もう悪いことはしませーーん!!」と、叫んでおりました。。(笑)
お種池の帰り道、甘い香りのする百君に頬ずりを・・・。(来年はもうさせてくれないかもしれないしなあ。。。)
あっという間の3日間でした。ウーマンさん、百君、また遊びに来て下さいね!
さて、、お二人を駅までお見送りした後は、つぶつぶカフェ長野駅前店へ。東京の老舗の自然食品店「グルッペ」のスタッフの皆さんと楽しい歓談です。
グルッペのHPは、http://www.gruppe-inc.com/
グルッペさんでは、農楽里ファームの雑穀などを取り扱って頂いております。
皆さん、楽しいひと時をどうもありがとうございました。今度は農楽里へお越しくださいね!
そして、、、大岡への帰路、久しぶりに美しく荘厳な北アルプスに出会うことが出来ました・・・。
今夜も外は、満天の星空です。。
今日は、早朝、朝もやの中の栗拾いから始まりました。
長野大学古田ゼミの男子学生さんが、早起きをして栗を拾います。
農楽里ファームの母屋の裏には大きな栗の木が2本あります。どちらも樹齢100年以上。2階建ての母屋の屋根よりも高いのです。見上げる空から栗が降ってくるのですが、、、、この栗のイガに当たるのはとても怖いのです。。。
栗拾いの後は、稲刈りです。イノシシに荒らされた田で、手作業で稲刈りを進めます。
昨日の雨もあって、田んぼは大変ぬかるんでおります。
本日の「どろんこ大賞」はこちらです!!
百君のどろんこには目をつむり・・お母さんはニンジンの間引き作業を体験します。
どれを残し、どれを間引くか…思案しながらの作業です。。
百君はゴム手袋で遊んでおります。子供のイタズラ心は尽きることがありません。。
お昼御飯のあとで、お兄さんたちとはお別れです・・。古田ゼミの皆さん、ぜひまた遊びに来て下さいね!!
夕方からは恒例になったバス釣りへ。百君、2度目の挑戦です。
本日の釣果は7匹!30センチの大きなバスやそれ以上のヘラブナも釣れたのでした。百君は3匹をゲット!
そして、夜、温泉の帰りに見上げた、満天の星空!!今日も天の川が見えました!
百君、「虫取り網で星に届きそうだなあ。。降ってきそうだなあ。。」「自然っていいね!」
ハイ、百君も自然の一部なんですよ。。それを忘れないでね・・。
夕飯後のひと時、、農楽父さんとノートパソコンでお勉強!?
二人は、自動カメラに映った野生動物たちの写真を見ているのでした。。
今日は午前中に、カリンの種を使った化粧水作りとリンゴ狩りを楽しみました。
東京からは、ホテルウーマンさん親子がご参加です。
リンゴ園の園主さまにリンゴの収穫の仕方を教えていただきます。リンゴは、芯が抜け落ちないよう気を付けて・・・
ホテルウーマンさん、紅玉に噛みつきます!
小雨降る中でしたが、次に、カリンの種を取りだして化粧水を作ります。
カリンの実はガリガリととても硬いのでナイフで切るのは大変です。そこで鉈の登場ですが、、、、鉈初体験の図、也。腰が引けております。。
その後、ちょいと工夫をしまして・・美容液並みの化粧水を作りました。。
さて、午後は山に戻りまして、新しいお客様をお迎えしました。
長野大学、環境ツーリズム学科、古田ゼミのの男子学生さん4名です。。
まずは、キビの脱穀体験。量が少ないので、手でしごいて脱穀します。
次に、檻にかかったタヌキを見学。本当はイノシシ用にかけた檻なのですが、、イノシシではなくタヌキが入ってしまいました。
檻の中のエサを一杯食べたせいでしょうか?丸々と太っておりましたが、今日のところは無罪放免です。。
夕飯の支度は共同調理で、、おでんをみんなで作りました。
ホテルへ就職を希望している男子学生さんもおりまして・・日本有数のホテルに勤務されている日本最強のホテルウーマンさんが、温かくも厳しいアドヴァイスを授けて下さいました!
今日は、この夏に林業家の原薫さんが木を切ってくれ、訪れてくださった皆さんとターザンごっこなどをして遊んだ見晴らしの良い小高い丘に、あずまやの建設が始まりました。
言いだしっぺは、自然素材の家作りをする工務店「アトリエDEF」の小島さん。2年越しでようやく第一歩を踏み出すことが出来ました! アトリエDEFのHPは、http://www.a-def.com/index.php
この丘は、DEFの畑と田んぼから少し高いところにあります。。今、DEFの畑では、大根がすくすくと育っています。今日は、畑にニンニクを植えました。
DEFの田畑は、農楽里ファームの園内にあります。ですので当然のこと、農薬や化学肥料は一切使用しません。。自然素材の家作りと同じコンセプトで作物を育てているのです。。育てられたお野菜やお米は、お客様へのプレゼントや、スッタフの皆さんのまかない料理に使われています。
丘の上では、DEFスタッフの若手と、ベテラン大工さんが共同で作業を進めます。
本日は大体この辺りまで・・。
屋根は、茅葺にするか藁葺にするか・・・どうしようかなどと思案するのもまた楽しいものです。。
来春には完成する予定です。乞うご期待!!
映像企画会社「水の和」の高須さんより、農楽里ファーム紹介ビデオの第2弾が届きました。
すでにYou Tubeにもアップされております。。
今回、なんと農楽母さんがいっぱい映っております。。
しかも、普段常に頭の中は空っぽで、何も考えてもいないのについつい口走ってしまった!?恥ずかしく怪しげな言葉の数々…ひたすら赤面。。。
水の和の高須さんは、被写体をリラックスさせる名人なのですね。。。
リラックスしすぎでヘンテコ丸出し。。風の盆遠し・・・。(なんのこっちゃ!?(笑))
冷や汗をかきながらアップいたします。お手すきの折、どうぞご覧くださいませ・・・。
農楽里を育む、北信濃の恵み
http://www.youtube.com/watch?v=FnmWimViPpA