Archive for 11月, 2010
話は3日目の11月18日にさかのぼります。。
集落のばあちゃんが、何十年もとりついできたとても貴重なグリンピースの種を蒔きました。
ロープを張って、一か所に3粒ずつ、30センチから40センチ間隔で蒔いていきます。
このグリンピースは、冬を越し、来年の6月下旬ころ食べ頃となります。。お楽しみに!
午後は、地域の子供たちの児童クラブで焼き芋大会でした。
ゲートボールクラブのじいちゃん、ばあちゃんたちに焼き芋のご指導をして頂きました。
アツアツの焼き芋をほおばります。
黒こげのお芋の皮を持った手は、「まっくろくろすけ」を握った時のよう!
アルプスは、今日も子供たちを見守ってくれました。。
とても楽しい焼き芋大会でしたが、、この時寒風にあてられて、、農楽母さんはダウンしてしまったのでした・・。
昨日は初雪が降りました!
近くの大花見(おおげみ)池にて・・・。
今日はまず、信州中野まで車を飛ばし「工房翔天地」をたずねました。
農楽娘は、古代茜染め作家の田中ゆきひとさんに油絵の基礎を学んでいます。
現在、横浜の石川町駅近くの染色工芸展「じざいや」さんで、田中ゆきひとさんの個展が行われています。
http://www.jizaiya.jp/week/001081.html
お近くの方はぜひ足を運び、化学な触媒を一切使用せず、自然界にある有機物だけで染められた作品の数々をご覧になってみてください!
次に、、小布施町の料亭「鈴花」さんへ。
農楽里ファームのもち米のお届けです。
現在、農楽里ファームのもち米使用の栗おこわも入った、レディースランチが大好評です!
このレディースランチ、11月いっぱいお出ししているそうです!
小布施町へお越しの方はぜひ「鈴花」さんへ!!
薄曇りの一日でした。
白馬三山と、手前は山を削っている採石場。緑化するために傾斜を緩やかにしているようです。。
農楽娘とチャイと一緒に、白菜と大根の収穫に出かけました。
畑から微笑ましい二人の様子が見えました。
そして夜、チャイは久しぶりに野生を見せました・・・。
この、トムとジェリー、最後はトムがジェリーを食べてしまうのであります。。。尾の先まできれいに・・・。
もと、「リッツカールトンホテル日本支社長」であり、現在「人とホスピタリティー研究所所長」の高野登氏は、実は農楽里人(のらりすと)だったのです!!
その、高野登氏が静かに、、そして熱く農楽里ファームを語ってくれました。
農楽里ism(のらりずむ)の真骨頂ここにあり!!?(恐縮至極)
制作は映像企画会社「水の和」。http://miznowa.jp/
YouTubeにもアップされております。
どうぞご覧ください!!
もう午前9時を回っているというのに、いつまでも蒲団の中でぬくぬくとしている農楽娘と農楽ねこチャイ。
「起きなさい!」と声をかけるも、「だってチャイが・・・」と言われると農楽母さんは弱い・・・。
「そうか、チャイがいるならしょうがないか・・!??」
チャイには多甘の農楽母さんでした・・。しかし、農楽娘よ!朝は、はよ起きよ!!
外はこんなにきれいな空です。
今日はニンジンをたくさん掘り上げました。
集落では、ばあちゃんたちが冬越しの準備を進めています。
冬になると、畑は雪に覆われてしまいます。長ネギや白菜、大根などを今のうちに掘り上げて、家の中や、外でも歩いて行けるところに室を作って保存しておくのです。
皆があくせくと仕事を進めているというのに、、、チャイときたら、一番暖かなところでやっぱりぬくぬく。。
今日は、タマネギの移植の続きをしました。
まずは、苗を掘り上げます。
そして、タマネギ畑に植えて行きます。昨年は、移植後のタマネギをイノシシに何度も掘り上げられて涙を流しましたが、今年はそうなりませんように・・。
こちらは、赤タマネギの苗。根元が赤いのが特徴です。
と、ここで、畑に一緒に来ていたチャイが「ニャアオーン」と、切なそうな鳴き声を出して農楽母さんの体に飛びついてきました。
そして肩に乗り、麦わら帽子をバリバリと引っ掻いて「早く家に帰ろう!」というのです・・・。何とか胸まで降りてもらいましたが、今度は抱っこコアラ状態で胸にしがみついて離れません。。
少し離れた山の採石場では、ショベルカーが唸り声を上げて地響きとともにメリメリと山を崩しています・・・。その音が怖かったのでしょう・・・。
しがみついたまま離れないので、仕事になりません。。
いったん母屋に戻ります。
あーー怖かった。。エライ目に会ったなあ。。。トボトボと家に帰るチャイ。
到着した家には、思いがけない贈り物が届いておりました!!
沖縄八重岳から届きました、無農薬のシークヮーサーです!!
八重岳ベーカリーさんで修業をしている若いお二人さんからの贈り物でした。
http://r.tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47006700/dtlblog/images/
酸味がまろやかで香りが高く、お鍋の薬味としてもとても美味しそうです。
今日のお昼は大根おろしにシークヮーサーを絞って、生醤油で頂くおうどんにしましょう!
八重岳ベーカリーのゆう&ゆうさん、どうもありがとうございました!!
午後も、日が陰るまでタマネギの移植を続けました。
お向かいの山には陽が当っていますが、農楽母さんの立っている畑はもう日陰です。。北斜面のかなしさ。。
日が陰ると、軍手の上にゴム手袋を重ねていても手がかじかみます。。
もうすぐ冬になるのですね・・。
風の強い一日でした。夕方からは雨も降りだしました。
ニンジン畑で葉が風に揺れています。
掘り上げたニンジンを、水路を流れる湧水で洗います。
次に大根畑へ。
大蔵大根が、葉っぱで寒さから身を守っていました。
葉っぱをめくると、、こんな感じ。
信州地大根や、青首大根はこのようなことはしていないのです・・。大蔵大根は寒がりなのでしょうか・・?
大根も湧水で洗います。
ケニアのマサイ族の戦士が日本に来て何に一番感動したのか?
それは、「絶えることなく水が流れる川があること」だったということです・・・。
夜、かわら版発送の準備を始めます・・。
すでに眠くなってきていますので、、今夜には終わりそうがありません。。。
本日発送の季節の野菜セットです。
白菜、ニンジン、青首大根、大蔵大根、長ネギ、下仁田ネギ、青長大根、キャベツ、小松菜、水菜、赤トウカラシ、サツマイモ、減農薬リンゴ、無農薬ミカン
無農薬ミカンは、もう10年以上お付き合いをさせて頂いております小田原のおじいちゃんの作です。減農薬リンゴは近くのリンゴ園のお友達の作也。
そして、こちらはお蕎麦の薬味用の辛み大根。小さくて激辛です。
この辛み大根は、東京は奥多摩、古里(こり)駅徒歩10分のところにあります「そば・うどん丹三郎」というとても美味しいお蕎麦やさんにお届けとなります。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1330/A133004/13016476/dtlrvwlst/1059162/
奥多摩観光の際にはぜひ足をのばしてみて下さい。築200年以上のかやぶき屋根の古民家をご自分でリフォームして営まれているお蕎麦やさんです。
その、店主の黒住さんがこれもまたとても素晴らしい方なのです。歌声も素敵!(笑)
お店をお尋ねの際には、「農楽里ファームのブログで見ました!」とお声をかけて下さいね。素敵な店主様がきっとご挨拶にお出になってくださることと思います・・。
お店は売り切れじまいなので、ご予約を入れたほうが確実です!
農楽里のかわら版「かわら版農楽里」の3号が発行されました!
いつもながら、オフィスエムの村石さん、デザイナーの庄村さん、どうもありがとうございます!!
今回寄稿文をお寄せくださったのは、「谷間に光を」ではなく「谷間が光る」の会主宰の池内朝雄先生です。
池内先生は、大岡村史を編纂された先生でもあり、村の文化財保護や公民館活動、教育関係のお仕事にもご尽力された先生です。そして、農楽母さんが立ち上げた児童クラブへも当初からお力を貸して下さっています。
先生と奥様。農楽母さんがほっと息をつけるお二人です。。
本日も快晴!
玄関の前から、北アルプスがくっきりと見えました。
戸隠連峰は陽射しが強いせいでしょうか、雪が解けてしまったようです。
今日は、白馬三山が良く見える畑で、タマネギの移植作業をします。
農楽ねこチャイも一緒にやってきました。
玉ねぎの苗はこんな感じです。これを、15センチ間隔くらいで植えていきます。
チャイは、農楽母さんの仕事が終わるまでそばでじっと待っています。。
午後3時を過ぎると、日が陰ってきて寒くなってきます。。
だんだん眠くなってきて・・・
待ちくたびれて…ついに眠ってしまいました・・。
手元が見えなくなるころ、作業を一段落させてチャイに声をかけます。
「チャイ、お待たせ!さ、一緒に帰ろう」。チャイは、あくびをしながら農楽母さんの胸に前足をかけてぐぐーーっと伸びをします。
「待たせてごめんね」と、抱き上げます。チャイの毛は冷え切っていました・・・。愛おしくて、横顔に頬ずり。
チャイと一緒に見た夕焼け・・・。
夜は、、今夜も満天の星空です!
牡牛座流星群、今日は☆☆☆、三つ。
オレンジ色の大きな火球が一つ、、山の稜線に向かって垂直に流れ落ちました・・。