Archive for 9月, 2011
慶師集落では稲刈りが始まりました!
昨日は、小雨交じりの一日でしたが、渡邊さんご一家のチビちゃんたちは雨の中でもとても元気です。
まるで、ペンギンの赤ちゃんのように可愛いです(笑)
畑では、長ネギの赤ちゃんが顔を出し始めました。
赤ちゃんは、どんな生き物でも可愛いですね!!
赤ちゃんをネコに乗せて坂道を下るお父さん。お兄ちゃんたちはトンボ取りに夢中です。
夜には、アトリエデフの皆さんも訪れて、一緒にバーベキューをしました。
古民家の障子越しの灯り、風情があります。。。
この、夜に外から眺める母屋の光景が、農楽母さんが一番好きな光景かもしれません。。
そして、飛び入り参加のお客様がご登場です!
環境問題・公害問題研究家の関口鉄夫さんです。
関口さんも全国を飛び回って活動をされていますが、昨晩は夜間高速を走らせて琵琶湖、そして京都まで出かけなければならないそうで、農楽里滞在は1時間ほどで旅立たれてしまいました・・。
どうぞお体にはお気をつけてご活躍くださいね!!!!
バーベキューの最後は、この夏本当に最後の花火。
火の玉が落ちる寸前の輝きです・・・。
今日も暑い一日でした・・・。
今日は、千葉からお客様がお越しになりました。
アトリエデフさんの家を長野市内に建築中の渡邊さんご一家です。
初めてお越しのお客様なのですが、ご自身のおうちのようにくつろいで下さいます。
それがとても嬉しいです!
夕ご飯を食べた後で、夏休みに使いきれなかった花火を楽しみました。
ろうそくの火に真剣に向かう子どもたちです。
お父さんお母さんは、まだ飲み会を続けておりますが、、、虫取りで存分に遊んだ子どもたちは、一足先にお休みなさい。。。
農楽里ファーム母屋の前にある栗の樹です。
実がはぜて来ました。。
栗の樹の下でくつろぐチビ太とミコ太です・・・。
今日はトクナガさんのリンゴ園に、マルゲリット・マリーラという洋ナシの収穫のお手伝いに行ってきました。
京美人のみきさん&たいちくんと一緒です。
みきさんからは、京都弁ではんなりと「恥ずかしいので京美人とは書かないでください」と懇願されていますが、本当に京美人なので仕方ありません。。(笑)
マルゲリット・マリーラと、ラ・フランスが一本の木になっていました。
炎天下、みきさんは、たいちくんを抱っこしながらの作業、大変でしたね。。
どうもお疲れ様でした・。
徳永さん、美味しい洋ナシをたくさんありがとうございました!
ご馳走様でした!!
農楽里ファーム母屋の前の坂道に、純白の朝顔が咲いていました。
植えたものではないので、鳥たちが運んで来たものでしょうか・・?
植木鉢の近くでは、天国の青色、ヘブンズブルーの3姉妹が風にそよいでいました。
毎年夏には、2階から紐を垂らして朝顔のすだれを作るのですが、、今年は、朝顔用の植木鉢をチビ太とミコ太がトイレにしてしまい、、種をまいた朝顔は全滅。(涙)
植木鉢の外の砂利の間から芽を出した一本だけが、地這え状態で花を咲かせてくれているのです・・・。
棚田のはばには、白いノギクが咲き乱れています。
そして、ここ数日の好天と高温のおかげで勢いを盛り返したトマトたちの赤!
他にも、ノコンギクの黄色にクサフジの紫に・・・
秋空の下、目に鮮やかな色たちが、たくさん飛び込んできます!
一昨日、昨日と山形県の小国町での出来事です・・・。
農楽母さんは、道に迷うことが大得意です。
独立学園を目指して、気持ちの良い小国街道を快調に走っていました。。
途中、ふっと 「つぶつぶカフェオーナー大谷ゆみこさんの「いのちのアトリエ」も確か小国町だったよな・・・」と、思い出しました。
でも、住所も電話番号もわかりません。。
東京のつぶつぶカフェに勤めている友人の池田君に電話をしてみたのですが、携帯がつながらない山奥でしたので断念。。
あきらめて気を取り直し、独立学園を目指して走ったのですが、行けども行けども見つかりません。。
途中で「さすがにこれは道を間違えたかもしれないなあ」と、気が付いたのですが、簡単にはUターン出来ない一本道。
「仕方がない、もう少し走ってみよう」と車を走らせて程なくのこと、、
なんと、「いのちのアトリエ」の看板が目に飛び込んできたのでした!!
「へっ??」
と、驚きながらも導かれるように山を上がりまして・・・
「いのちのアトリエ」へと、辿り着いたのでした・・。
突然の押しかけにも拘らず、ゆみこさんのパートナーの郷田さんが親切に畑や建物のご案内をして下さいました。
気持ち良い風が吹き抜ける雑穀畑です・・・。
ゆみこさんにも、お会いすることが出来ました。 わ、、わ、、、若い!本当にお若い!!(笑)
「せっかくお越しになったのですから、ぜひ明日も寄ってください!」とのお言葉に甘えさせて頂きまして・・・翌日もおじゃまをさせて頂きました。
ちょうど、朝昼兼用のご飯の準備中。
ゆみこさんの台所は、「本当にお料理好きの方なのだなあ」、と一目でわかる使い勝手の良さそうな台所です。
台所の隣では、息子さんの劇団のお友達が集まり、お料理のお手伝いをしていました。
みんなでニラの花を切っているところです・・。
このニラの花で、風味が絶品の花ニラソースを作る郷田さんです。。
ゆみこさんは、もちきびポテトのアレンジをお料理中です。。
そして、出来上がりましたお料理の数々・・
冷奴の花ニラソース。
もちきびポテトのいんげんとエノキ和え。
さっぱりとしたキュウリの塩もみサラダ。
シメジとピーマンの炒め物。
これに、雑穀ご飯とゴボウのお味噌汁!
本当に美味しくて、そして体に優しい、愛情いっぱいの手料理でした!!
最後に、一緒に記念撮影です・・・。
ゆみこさん、郷田さん、たくくん、そのお友達の皆さん、どうもありがとうございました!!
そして、どうもご馳走様でした!!
次回上京する際には、「つぶつぶカフェ」へも寄らせて頂きますね!!
山形県西置賜郡小国町に、「基督教独立学園」という高校があります。
どの既成の基督教派にも所属せず、内村鑑三が唱導した自由と独立を尊ぶ無教会の立場に立ち、聖書の示す正義と平和の道を求めて1948年に設立された63年の伝統のある高校です。
農楽娘が、北アルプスの蝶ガ岳ヒュッテでアルバイトをしていたこの独立学園の生徒たちと出会い興味を持ったので、体験のために連れて行ったのです。
大岡からは高速道路を使っても約5時間かかりました。
小国町は、山形県と新潟県との県境に接しています。
日本海北陸道の北端から約1時間、米沢方面へ荒川沿いに小国街道を走りました。
とても気持ちの良い道でした。
独立学園は、一学年約25人の小さな学校です。
全寮制で、教員と生徒が敷地内で共に働き、共に学ぶ暮らしを送っています。
講堂には、「神を畏るるは学問の始め」と、日本語とヘブライ語で記されています。
独立学園の建学の理念です。
「神によって創られた人格」の尊重を自覚せしめ、天賦の個性を発展させ、神を畏れるキリスト教的独立人を養成する。
読むべきものは聖書
学ぶべきものは天然
なすべきことは労働
の言葉のごとく、聖書と自然と労働を通しての人間教育と、真理としてのキリスト教の伝道を目指す。」
そして、学園の教育方針です。
1.「神を畏れる人」を育てる
2.「天然から学ぶ」人を育てる
3.「労働することが好きな人」を育てる
4.「自ら学ぶことが好きな人」を育てる
5.「平和を作りだす人」を育てる
農楽母さんは、きちんと聖書を読んだことがありません。もちろんキリスト教の信仰もしていません。
宗教もまた、両刃の剣であると考えられるからです。
ただ、「神」と名付けられた目に見えぬ存在について、深く思索することは大切なことであろうと考えています。
独立の生徒たちは、3年間あえて不便な環境の中に身を置き、自らの心の内奥と向き合い、「問い」を生き続けることを試されます。
「あなたは自分の本当の願いを生きていますか? 誰か他の人の願いを生きていませんか?」
「あなたは、何を信じて、どんな生き方をしたい人間ですか?」
「真理(神)を畏れ、人を恐れない生き方を学べますか?」
「非戦平和を生き抜く人生を学べますか?」
これらの問いは、すべての大人たちにも問われる生き方でしょう・・・。
園芸部の畑です。有機無農薬です。作られた野菜は、全て自分たちの食事に使われます。
畜産部の活動で、牛の放牧の様子です。
この牛たちのお乳も、みんなで頂きます。
畜産部では、牛のほかに豚も飼育していました。
日に3度の食事の準備、片付けも、寮の運営も、全てが生徒たちの手によります。
働くことの喜び、誰かの役に立つことの喜び、それが自然に身に付く3年間なのでしょう。
先生は、「他の学校にも伝えたい一番のこととして、罰として労働をさせることだけはやめてほしい。労働とは本来楽しいことなのだから・・」と話して下さいましたが、本当にそうですね・・。
写真は、食堂のメニュー板です。可愛らしい!(笑)
どの生徒もキラキラと目が輝き、きちんと相手の目を見て挨拶や話が出来る。
教師や、誰かの指示を待つ生徒は一人もいない・・・。
これだけでも、本当に素晴らしい教育の成果だと思います。
教師は「生徒を管理する目」を捨て、生徒の「自治の力」を信じ抜く、のだといいます。
これは、楽ではない、とても大変なことなそうです。
確かに、殆どの教育現場で行われているように、「管理する」ほうがどれだけ楽なことでしょう・・・。
そして、教師も生徒も、「どこまで嘘のない生活」ができるか?と、それぞれが自らに問い続けながら学園生活を送るのです。
翌9月11日には、初めて礼拝というものを体験させて頂きました。
礼拝の中で行われる生徒の「感話」には、涙がこぼれ落ちそうになりました。
深く物事を感じ、考え抜かれた言葉の持つ力の強さ、それは、もはや誰か一人の悩みや迷い、苦しみではありません・・・。
雪のように真っ白くありたいと願っても、人の心の汚さやずるさ、嘘、偽り、言い訳に直面して挫けそうになる心。
それは自らの、そして誰の心の奥にも存在する「闇」であるから余計に苦しい。
どこまで目をそらさずに、自らの心と他者の心とに向かい合い生きて行こうとすることが出来るのか、、、
キリスト教では善良で弱きものたちを羊に例えるそうです。
羊という生き物の特徴は、従順、そして無防備。
従順で無防備なものたちが身を守るすべは、聞き分けることのできる「耳」を持つことしかないのだそうです。
最後に、、、独立学園の通信「独立時報」、素晴らしい通信です。
生徒たちの「感話」、ぜひ読んでみてください。。
独立学園の先生方、生徒の皆さん、2日間、心の奥深くに響く体験やお話しを本当にどうもありがとうございました。
今日は、農事通信員の笠井さんが農作業のお手伝いに来て下さいました。
一緒に、ニンジン畑の手入れをします。
ニンジンを間引き、米ぬかを少し肥料として与え、土寄せをします。
午後には、ふと思い立ち、お種池にお参りをしました。
密やかな静けさに包まれるお種池・・・。
そこで、目も眩むような光のシャワーを浴びたのです!!
お種池に反射する太陽の光。
ダイヤモンドのような美しさです。上を見上げますと、、、
太陽から、虹色の細い光線が放射状に伸びています。
その線の細さ、鋭さ、虹色の輝き、写真には写すことが出来ませんでしたが、笠井さんと一緒に歓声を上げながら光のシャワーを浴びました!
今日は、摩訶不思議な出来事もいくつか重なり、異次元の時間空間と交錯するような感覚を覚える不思議な一日でした。
農楽母さんは、明日山形まで所用で出かけます。
のらりっ記、少しお休みします。。
今日も、北アルプスが姿を現す、良いお天気の一日でした。
農作業では、野沢菜の種をまきました。
もうすぐお終いになるミニトマトの畑では、銅色の大きな黄金虫がミニトマトの割れ目に頭を突っ込んで汁を吸う姿を発見!
体を引っ張っても、なかなかミニトマトから離れませんでした・・。
夜には、地域の児童クラブの飲み会が農楽里ファームで開かれました。
トランプゲームで、農楽里が児童クラブ状態に!
こちら、いつも現場で体を張って子どもたちを見守ってくださっている主任指導員の近藤さんです。
今夜は、か・な・り、酔っ払いました。(笑)
パワー炸裂する子どもたちのお相手を、毎日毎日、本当にお疲れ様です!
どうもありがとうございます!!
本当に久しぶりに、澄んだ青空が広がりました。
西の方角には、北アルプスの白馬三山がくっきりと。
北の方角には、戸隠連峰を望むことが出来ました。
今年の稲の成長は、今のところとても順調です。
写真は、ササニシキ。
昨年大豆を作った田んぼで、無肥料・無農薬で育ててみましたが、こんなによく実っています。
9月の下旬には、稲刈りが始まります!
夕日が、山の端にさしかかる頃…
こんなに長ーい影法師に出会いました。。
農楽母さん、ノッポさんです!
夜には下界へ降りて、長野県有機農業研究会北信地区の打ち合わせです。
今夜は、来年2月に予定されている、全県対象の大会の実行委員会立ち上げの日でした。
「原発事故をどうとらえるか? ~価値観の転換が必要なとき~」
という、大きなテーマに向かい、これから企画を進めて行くことになります。