11月
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農楽猫チャイは、赤茶色と白色の毛並みの猫です。この手の毛並みは「赤白(あかしろ)」と呼ばれているようです。
慶師集落には、チャイのほかに飼い猫が数匹と生粋の野良ネコが数匹暮らしています。
その野良猫の中で「パンダ豆」と名付けた「黒白」の猫が、赤白のチャイと農楽里ファーム母屋の前でにらみ合っていました。
自分のテリトリーの中なのに、パンダ豆の気迫にタジタジとするチャイです。尻尾の太さと緊張感あふれる形状がそれを物語っています。
両猫を撮影する農楽娘と、それを撮影する農楽母さん・・。
視線をそらしタジタジとしながらも接近を試みるチャイ。
しかし、ここでなぜか進路を斜めに変えるのでした。
これはどういう心理作戦なのでしょう・・??それとも単に気が弱いだけなのか・・????チャイ、頑張れ!
再びにらみ合うチャイとパンダ豆。
空は、雪でも降ってきそうなどんよりとした曇り空です。
ここまで、既に30分以上かかっているのであります。。痺れを切らせたのは農楽母さん。両猫へ更なる接近を試みた途端、均衡が崩れ、パンダ豆が踵を返しました。
渋々と立ち去って行くパンダ豆。
こちらは、信州で「パンダ豆」と呼ばれる豆です。
そうです、パンダ豆の左半身の模様が、豆の「パンダ豆」にそっくりでしたので、「パンダ豆」と、名前を付けたのでありました。。
緊張から解放され、くつろぐチャイ・・。
猫は平和的な生き物です。
最悪の事態を招かぬよう、にらみ合い、主張し合いながらもぎりぎりまでお互いに手を出さず、どちらかが逃げたらそれを追いかけてまでやっつけようとすることは、まずありませんから。。