農楽里ファームのある慶師集落には、毎年といっていいほど、一匹か二匹の旅猫が現れます。ただ通り過ぎるだけなら、気が付くこともないのでしょうけれど、しばらくの間、集落に居つく子もいたりするのです。

多分、外猫を飼っているばあちゃんちでご飯を食べているのだろうと思います。

そして、時折、農楽里ファームの敷地内に入ってきて、「ここんちの子になりたいニャ!」とばかりに、母屋への侵入を試みる子も現れます。。

今年は、このハチワレの子がそうでした。。

どこかで飼われていたことがるのでしょうか、、結構人懐っこく甘えた声で鳴いていました。

でも、うちには、チャイ、チビ太、ミコ太という先住猫がおり、しっかりとテリトリーを守っています。

ハチワレは追跡され、物陰に隠れました。

でも、すぐにチャイが通せんぼです。

農楽母さんも、写真を撮りながら、ハチワレに「ごめんね、もうここではあなたを育てることは出来ないから、他へ行ってね、」と声を掛けました。。

その後は、ミコ多が奮闘し、追い払ったようでした。。

農楽里では、ちょっとこれ以上猫を増やすことは出来ず、、旅猫を追跡して保護することも出来ず、、、

毎回、胸が切ない気持ちになるのですが、仕方がないことと諦めています。。

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