雨が降り続いています。。
気温も低く、朝晩はフリースをはおっています。
季節は、冬に向かって駆け足で進んでいるような気がします。
昨日のこと。
農楽母さんのローフードの先生であります美緒さんと一緒に、軽井沢ロンギングハウスのランチを頂きに行って参りました。
美緒さんは、鶴見隆史先生が主催されているNPO法人鶴見酵素栄養学協会の会報誌「風のささやき」の編集委員をされています。
そして、11月号の特集記事のために加藤シェフの取材をしたい、ということでしたのでそのお手伝いをさせて頂きました。
昨日の加藤シェフです。
笑顔が輝いていましたね!
先ずは、ランチ。
お馴染のグリンスムージー
そして、完熟トマトと岩塩のトマトジュース
ここで、普段ならサラダが来るところなのですが、今回加藤シェフは、コース料理の順番に新しいご提案をして下さいました。。
デザートの、フルーツシャーベットとイチゴとココナツのムースを、ここでお出しして下さったのです!
ムースで囲まれたフルーツシャーベット、中はこんな感じです。
このシャーベット、イチゴ、バナナ、マンゴー、パイン、ブルーベリーと、フルーツ100パーセントの濃厚な美味しさです!!
デザートと言いますと食後に出されるのが定番なのですが、どうしてここで?、といいますと、、
「ナチュラル・ハイジーン」の考え方を取り入れまして、胃腸が空で一番酵素を吸収しやすい状態の時に、酵素たっぷりのフルーツや生野菜を摂り入れて頂こう、ということです。食後のデザート、という考え方は一番体(胃腸)が疲れる食べ方なのですよ、、とのご提案なのです。
農楽母さんも、普段の食事をこの順番に切り替えて4カ月ほどたちましたが、確かに身体が軽くなっています!
お次のサラダは、農楽里の大豆ミックスと岩海苔が乗ったこれもまた酵素たっぷりのサラダです。
ドレッシングは、さらにさらにシンプルに、フラックスオイル、梅酢、七味唐辛子を、その場でかけて頂きます。
スイス、フランス、アメリカ、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、タイ、マレーシアで、足し算・掛け算のお料理をめいっぱい学んで身につけてこられた加藤シェフ、今は、身体の健康を一番に考えてどんどん引き算のお料理を研究されている、ということです。
メインは、温野菜の彩りプレート
いつも、とても美しく、そして美味しい20種以上のお野菜たち!
最後は、ベジカツカレー!農楽里の古代米とキビ、そしてレンコンを使ったカツに、野菜だけを煮込んで作ったカレールーを発芽玄米にかけた一品です。
カツの食感は本物のカツそっくり!
そしてこのカレールー、小麦粉は使わずに、ブロッコリー、ズッキーニ、ナス、トマトを精進出汁で3日間煮込んだという濃厚なルーでした!!
デザートは先に頂いていますので、食後は珈琲とハーブティーでスッキリとお終いに。。
お野菜とフルーツメインのコース料理ですが、順番を変えるだけで、さらにお腹がすっきりとしたまま食事を終えることが出来ました!
加藤シェフ、いつも美味しいお料理を、どうもありがとうございます!!
今回は、加藤さんの下で働いています23歳のとても若いスタッフ村上くんもご挨拶にご登場!
村上くんも、とても笑顔が爽やかです。
それもそのはず、、加藤シェフのことを、
「こんなすごい人の下で働くことが出来て幸せです!」
「加藤さんは仕事に対するどん欲さが凄くて、とても40代とは思えません。。それに、僕らに対してとても優しくて面倒見が良いんです!!尊敬しています」
と、言い切っているのですから!
先日も、村上君を連れて、農楽里の圃場見学へお越しになってくださいましたよね。。
永田町黒澤の佐藤総料理長もそうですが、凄い料理人は、自分の足で生産者を訪ね歩き、そして若いスタッフにも学ばせようと生産の現場を連れて歩いているのですね!!
(しかも、若い人に暴力を振るいません。殴ったり蹴ったり怒鳴ったり、、、の古いタイプの厨房は、もうお終いにしてほしいですよね。。)
そして、、今回の一番の目的であります、酵素栄養学会のロングインタビューが始まりました。。
「ザ・シェフ」にあこがれて料理人になろうと決めた15歳から45歳の現在まで、、
もう、爆笑!、抱腹絶倒の料理人人生を語ってくださいました!
「遠藤さん、そんなにおっかしいっすか――?」
って、加藤さん、おっかしすぎーーー(大爆笑)
話し始めると止まらずに、あっという間の2時間余り、、
ベジタリアンのお客様との出会いが、「自己満足から人のための料理へ」、と転換されたターニングポイント。
「自分がやってみないと人のことがわからない、自分がそういう食事をしてみないと、ベジの人の痛み、苦しみ、大変さがわからない」「やっているからこそわかることがる」
と、加藤さんご自身がベジに転向した時でもありました。
さらに、動物愛護の精神からビーガンになったお客様、ひどいアレルギーをお持ちのお客様との出会いが、加藤さんをどんどん進化させていきます。
先日のこと、ビーガンのお客様が、「ビーガンだから、外食はあきらめている。美味しい食事は捨てている」とおっしゃったことに「そんな、、、人間の三大欲求の一つである食の美味しさ、楽しさを捨てるなんて、おっかしいじゃないっすか!オレがいろんなレシピを教えて、ビーガンでも食の楽しさ美味しさを再生させますから!!」と発奮したそうです!
加藤さん、感涙・感動ものの熱い男です!!
インタビューの最後。
加藤さんにとって「食とは?」
「それは、人を幸せにするもの、です!」
と、明快に言い切りましたです!
こんな熱い料理人に出会うことが出来て、農楽母さんも幸せですーー!!
これからも、どうぞよろしくお願いします!
美緒さんのロングインタビューは、NPO法人鶴見酵素栄養学協会の会報誌「風のささやき」11月号に、8ページぶち抜きで掲載予定です!
こうご期待!!