Archive for 6月, 2011

6月 10, 2011

カナンファームさんに宿泊をしまして、、明けての日は、オーナーの依田けいじさんに農園をご案内していただきました。

まずは黒牛の放牧場です。(写真の色補正を間違えてしまい赤みがかってしまいました。。。ごめんなさい。。)

引退した経産牛は、引き受けたときにはガリガリに痩せています。(写真の2頭目の牛)

それを、再肥育(きちんと餌を与、育てなおしてあげるのです。)しますと、とても立派な体になり、実は、若い牛のお肉よりも、とても味の濃い美味しいお肉となるのだそうです。

次に、アグー豚の放牧場へ。

カナンファームさんの飼育する牛も豚も、完全無投薬です。通常は、なんと50種類以上の化学薬品を投薬されているのだそうです。

ですから、無投薬のお肉の味を覚えてしまうと、通常のお肉からは化学薬品の臭みを感じてしまうそうです。

どろんこの中で気持ちよさそうに眠っています。。

こちらは、3匹の子豚さん!

通常飼育される豚は6か月で出荷されるそうですが、カナンさんのアグー豚は2年間育てるのだそうです。

そしてこちらが、琉球イノシシのジローくん。6歳の種豚です。何しろ貫禄があります・・。

農楽母さんは、カナンファームさんの豚舎も放牧場も、全くと言っていいほど臭いがないことに驚きました・・・。

そして最後に、無農薬、無化学肥料、そして、海水を希釈散布して育てているパイナップル園へご案内して頂きました。

まずこの写真は、近くの農園で慣行農法で育てたパイナップルです。

それに対して、この写真はカナンファームさんのパイナップルです。

見た目は確かに小さいのです。でも、その味の濃さといったら!!!

農楽母さんは去年頂きましてとても驚いたのでした!!

沖縄では、昔から大きな台風などが来て海の塩を浴びたパイナップルは味が濃くなるといわれていたそうです。

それを人工的に栽培方法として取り入れて産まれたのがこのパイナップル!

今年の夏もとても楽しみです!!

黒牛とアグー豚とパイナップルのお話を始めたら、もう止まらなくなる熱いけいじさん、本当にどうもありがとうございました!!

最後の記念撮影には、カフェスローを立ち上げた吉岡さん、やんばるロハスのたまちゃんも合流してくださいました。

それにしましても・・・

英恵さんと農楽母さんは、同じ南部美人の筈なのですが・・・!!??(笑)



6月 10, 2011

八重岳ベーカリー、ゆう&ゆうさんと一緒に夕飯を頂きましたのは、東村(ひがしそん)にあります、カナンスローファームさんです。

http://www.canaan-farm.com/home.html

潮風で育てるパイナップル、ゆったりと放牧されて長期間育てられる黒牛やアグー豚、自然栽培のお野菜たち。

農園の自然の恵み一杯のお料理を頂くことが出来ます。カフェスペースは海に面しています。

テーブルには月桃の花が飾られていました。

書籍のコーナーには、農楽里ファームのDVDを置いてくださっています!

農園で採れた素材の美味しいお料理の数々です!

静かでゆったりとした時間が流れました。。

最後に、ゆう&ゆうさん、カナンファームの英恵さんと一緒に記念撮影です!

ゆうすけさんは、実は元バリバリの大手広告代理店のトップ営業マンだったそうですが、、この表情を見ればそれがよくわかりますね!?(笑)

ゆう&ゆうさん、英恵さん、どうもご馳走様でした!!



6月 10, 2011

少し前に、那覇空港から車で約2時間半。沖縄本島の北部、やんばるを訪ねてきました・・。

まずは、標高400メートルほどの八重岳という山にあります「八重岳ベーカリー」さん。

訪ねた日は定休日で残念でしたが、全粒粉を50%使用した健康的なパンを製造されているパン屋さんです。

八重岳ベーカリーさんには、信州上田ルヴァン店にお勤めだった若いご夫妻が八重岳に移住されてスタッフの一員として働いています。

お二人とも、とても笑顔の素敵な小原ゆうすけ&ゆうこさんご夫妻です!

ゆう&ゆうさんは、沖縄移住の直前に農楽里ファームに遊びに来て下さいました。

農楽母さんはお土産に、震災・原発特集の信州発!産直泥つきマガジン「たあくらたあ」をお渡ししました。

会話の中で、沖縄電力が小型原子炉の研究を継続しているということが話題になったのですが、地元の人はまだほとんど知らないのではないか?ということで、農楽母さんは少し驚きました。。

お二人は、小さなおうちでとてもシンプルな暮らしをされています・・。

必要最低限のものだけに囲まれた暮らし、美しかったです。。

美味しいお茶を頂いた後で、八重岳ベーカリーさんで取り組んでおられるパーマカルチャーの農園をご案内して頂きました。

ここは、沖縄パーマカルチャー北部の拠点となっているところでもあるそうです。

八重岳の山頂から海を見下ろします。 農楽里ファームのある信州の山中とは全く対称的な景色が広がります。。

八重岳ベーカリーのオーナー比嘉さんは、もともとお医者さんであり、自分の患者さんたちに健康に良いパンを食べさせたいという思いでパンも手作りし始め、それが高じてパン屋さんを始められたのだそうです。

そして、パン屋さんとともに、10万ヘクタールの土地を少しずつ開墾し、循環型の畑作を試行されています。

パン屋さんと、パーマカルチャーへの想いを熱く語ってくださるゆうすけさんです。

園内には、自然栽培のシークワーサーの木が何本もありました。農楽母さんは去年頂きましたが、と~~っても美味しいのです。青いときの酸っぱい味も美味しいのですが、オレンジ色に熟して甘くなってからも美味!

今年の夏も楽しみです!

園内の珍しい場所もご案内して頂きました。

こちらは、昔、琉球藍が栽培されていた頃に使われていた染めのための甕の跡なそうです。

そしてこちらは、、、昔の豚の飼育場です。この飼育場に、人が直接排泄をしまして、、それを豚が食べて・・という、小さな循環システムがあったのだそうです。

ゆうすけさん、○○チングスタイル!で実演してくださいました(笑)

とにかく、広い園内に驚きました!

少しずつ農地を増やし、穀物やお野菜の種類も増やし、パーマカルチャーを実践していこうと頑張っているスタッフの皆さんの熱意に頭が下がりました。。

ゆう&ゆうさん、1年ぶりの再会、とても嬉しかったです。

そして、この日の夕飯は、八重岳ベーカリーさんから車で40分ほどのところ、東村(ひがしそん)にありますカナンファームさんへ。

これもまた、ゆう&ゆうさんのご案内で車を走らせたのでした。

続く・・・



6月 09, 2011

本日発送の季節の野菜セットです!

ハチク、山フキ、ウドの新芽、セリ、野生のミツバ、小松菜、大根の間引き菜、アスパラ、サニーレタス、グリーンリーフレタス、ラディッシュ、ペパーミント、ブラックペパーミント、が入りました!

これに、自家製味噌少しと、タケノコをゆでる時のあく抜き用に米ぬかを少しお入れしました。

農楽里ファームの季節の野菜セットは、その時期に採れる畑のもの、野生のもの、、自然の恵みのおすそ分けを箱いっぱいに詰め合わせてお送りします。

写真のものは中サイズ(100サイズ)で、3500円。(送料別)

お問い合わせ、お申し込みは、norari@grn.janis.or.jp までどうぞ!



6月 08, 2011

このところ農楽母さんは、ピョンピョンと各地へと足を伸ばしておりました。。ウサギ年生まれですので・・・!?

大阪は阪急茨木駅から徒歩7~8分のところに、「お菓子の工房 柊夢(とうむ)」があります。

「柊(ひいらぎ)の夢」という、ファンタジックなお名前のケーキ屋さんです。

このケーキ屋さんを経営されているご家族は、実は農楽里ファームの7年前からのお客様なのです。

ご家族で1回体験にお越しくださってからは、子どもたちだけで毎年のように遊びに来て下さいます。

写真は、ご主人の小野さんと、娘さんの柊夢ちゃん。ケーキ屋さんのお名前は、実は娘さんのお名前から頂いたものなのだそうです。

お父さんのお仕事をお手伝いする柊夢ちゃん、初めてお越しくださった時には小学校5年生でした。それが今は高校2年生に!!大きく成長しましたね!!

お店には、神戸在住の農楽里のお客様Sさんも駆け付けてくださいました。

久しぶりに再会の小野さん、いつもは電話だけのやり取りで今回初めてお会いしますSさんとともに、美味しいケーキを頂きながら楽しいひと時を過ごしました。。

柊夢では、今、徳島県木頭村の自然栽培のユズの生搾り果汁と、その果汁を使ったパウンドケーキを大好評販売中!

他にも玄米粉を使用したロールケーキもとても美味しかったです!!

小野さん、お仕事中にどうもお邪魔いたしました。。Sさん、遠いところわざわざありがとうございました!

農楽里にもまた遊びに来て下さいね!!



6月 08, 2011

爽やかに空が晴れ渡りました。日に日に緑が濃くなっています。

ジャガイモ畑も、葉が大きく広がってきました。

ジャガイモの葉の健やかな緑色に眼を細めたのもつかの間、トマト畑では、、、割り肥として入れた米ぬかとカキガラが、きれいに掘り返されていました・・。間違いなくイノシシの仕業でしょう。。

春からこうですから・・・今年は早めに電気柵を張り巡らさねばなりませんね。。

さて、、昨晩農楽里に新しい仲間が増えました。。

近所の集落からもらう約束をしていた子猫です。。名前を「チロロ」にしようかと考えていたのですが、、改めました。

巫女のような趣を漂わせた猫なので、「ミコ」に変更です!

こちらは少し前に来ましたチビ。だんだん大きくなってくるのでいつまでも「チビ」ではかわいそうなのですが、、

2匹とも、農楽母さんお手製の猫つぐらがお気に入りです。

ほとんど同じ月齢のこの2匹。一日中じゃれあって遊んでいます。。

やはり、子どもは子ども同士!なのですね・・。



6月 03, 2011

上田市の鈴木さんと一緒に、大阪府泉南郡熊取町にあります、京都大学原子炉実験所を訪ねてきました。

11月6日に長野大学を会場として開催される小出裕章さんの講演会の打ち合わせのためです。

緑豊かな構内に、実験施設と研究棟等が並んでいました。

小出さんの研究棟です。

資料の山に囲まれた研究室は、電気をつけないために薄暗いのです。でも、これも小出さんの生き方の現れ。

そしてそれは何も大げさなことではなく、大きな窓から差し込む陽光と、パソコンのデスクトップの明りで充分仕事は出来るのです。

私たちが当たり前だと感じている「常日頃の明るさ」、それは、昼も夜も、建物の中も外も・・・その異常さにハッと気が付きます。

小出さんは暑い夏でもエアコンも使いません。小さな扇風機が備え付けてあるだけです。

お土産でお持ちしました野田純子さんのCDをBGMとしてかけて下さる中、打ち合わせをさせて頂きました。。

とてもご多忙なので、10分位で・・と思っていたのですが、あっという間に1時間も時間が経ってしまいました。。

農楽母さんは、反骨の士である小出さんの信念の強さはどこからくるのだろうと、ずっと想い続けています。。

やはり人生の分岐点は、大学生時代に参加した女川原発の反対住民の集会だったそうです。

ことは原発問題に限りません。地球上の至る所で繰り広げられている差別、搾取の問題についても、深く捉えるほどに「それでよいわけがない」と義憤に駆られて戦ってこられたのだと思います。

でも、小出さんの強さは怒り(それはやり切れなさを伴うだけに辛い・・)から生まれたものだけではない、むしろ、生まれ持っての「魂の純粋さ」からくるものなのではないか?ふと、そう気が付きました。

純粋であること、それは今の時代では弱さにつながることのように思いかけていましたが、それは思い違いでした。

そうなのです。純粋であるが故の強さというものが間違いなくある!! 

だからこそ、気が付いてしまった「誤り」に、蓋をして見て見ぬ振りが出来なかったのです。

真正面から見据え続けてこられたのです。

一つ一つの電話にも丁寧に応対をされる小出さんです。

誠実な人はどこまでも誠実で、そして優しい。。

損とか得とか、そういう打算計算が、まだ一切頭に浮かばない若い世代の人たちならば、きっと、この純粋な魂に共振できる。

農楽母さんはそうも想いました・・・。

小出さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!

鈴木さん、どうもお疲れ様でした。ご一緒させて頂きましてどうもありがとうございました!

小出裕章さんの講演会は、11月6日(日)午前10時から 長野大学を会場にして開催される予定です。

これから実行委員会を立ち上げて準備を進めて行きます。

皆さま、どうぞよろしくお願いします!



6月 01, 2011

小雨降る寒い一日です。

畑では、ようやくジャガイモの芽が出てきました!

そして、サヤエンドウの花や、トマトの花も咲き始めました。

気温の低い寒い日が続いているので作物の成長は遅いのですが、確実に育ってきています。。

もう少しで、今年初めての季節の野菜セットをお出しできるようになりそうです。。

写真は、グリンリーフレタスとハーブのブラックペパーミント、フェンネル、そして野生のミツバ・・・

清々しい緑と香り!

きっと、体も心も元気になれます!