Archive for 12月, 2011
かなり冷え込みがきつくなりました。
そして、粉雪舞う一日でした・・。
畑に、もちらほらと雪が積もり始めました・・・。今年最後のニンジンの掘り上げ作業を行いました。。
軍手もグショグショになりますね・・。
農楽母さん、明日は東京へ。
永田町黒澤にて、お正月の石巻の支援の打ち合わせを行い、翌日曜日には、料理長の佐藤さんと一緒に始発で古川まで行き、車に乗り換えて牡鹿半島にある大原と言う漁村まで足をのばします。
そして、石巻でボランティア活動を繰り広げている『ボランティア支援ベース絆』代表の吉村誠司さん、大原の区長さんらと1月2日のお餅つきについて打ち合わせをします。
今年の農楽里のお正月は、1月1日から長野を出て、石巻のボランティア活動でスタートです!
今日は、農事通信員の笠井さんが小粒黒大豆の収穫の手伝いに来て下さいました。
今年の小粒黒大豆の畑は、草取りが間に合わずに草ぼうぼうでしたが、何とか収穫できました。
さやも豆もとても小さくて可愛らしいのです。
この小粒黒大豆は、雑穀のキビと一緒に『キビ入り小粒黒大豆納豆』として生まれ変わります!
納豆の加工は、こだわりの納豆作りで有名な「村田屋」さんです!
笠井さん、今日もどうもお疲れ様でした。
大豆の乾燥が済みましたら、村田屋さんへどうぞよろしくお願いしますね!!
昨日12月10日、長野市生涯学習センターにて、「福島第一原発事故、全村避難、そして今ー」と題する福島県飯館村の酪農家長谷川健一さんの講演会が行われました。
主催は、「たあくらたあ」編集部、オフィスエムです。
長谷川さんは、事故以降、全国を講演行脚されていますが、ドイツにも招かれてお話をされたそうです。
「今、福島県で想像を絶することが起きています。テレビや新聞などの報道が伝えないことを私の口から私の声で話したい」と語ります。
会場には、南信地方や遠くは新潟県からも参加者が駆けつけ、100人以上の人が集まりました。
米農家や野菜農家と同じく酪農家も、その土地から切り離されて仕事も生活も営むことが出来ません。
牛たちは家族の一員です。
牛が乳腺炎にならないようにお乳を搾り続けなければならないが、出荷出来ないということで、絞ったお乳をタンクに入れ、ジャブジャブと捨てなければならない悔しさ、惨めさ。
年老いた牛を屠畜に出す決断をした時の辛さ、、、写真は、牛が連れて行かれる時に、母ちゃんが鳴きながらトラックにすがりがりついている姿です。
今飯館村では、国から派遣されてくる「大丈夫です」を繰り返す専門家の講演会が頻繁に開かれているそうです。
これは、支援のお米を届けに行ったときに「野菜カフェ」の店長さんがおっしゃっていたことと同じです。
放射線の被害は、ガンになって死亡する、ということだけではありません。
怖いのは、生まれてくる次の世代の子友達が障害を持つリスクが高くなること、です。
また、出生数が減ることもデータで示されているそうです。
いきなりガンにならなくでも、原発事故以降に体の不調を訴える人の数はとても増えているそうです。
鼻血が出やすい、喉が痛い、目がものもらいのようになる、胃腸の調子が変、、、いずれも粘膜に関係するちょっとした不調です。
爪がはがれるという症状の子供も増えていると聞きます。
こうした、ちょっとした不調を「気のせい」として見過ごさず、今の段階からきちんとしたデータを収集しようという『自覚症状調査』を、「たあくらたあ編集委員会」で進めて行くことになりました。
長谷川さんの講演会の次に、環境問題の専門家関口鉄夫さんがその説明をされました。
東京でも千葉でも横浜でも埼玉でも、お子さんたちの様子に異変を感じているお母さんたちが表れています。
アンケートによる、この「自覚症状調査」にご協力をしていただける方がいましたら、お気軽にお問い合わせください。
詳細をお知らせいたします。
メール:norari@grn.janis.or.jp (遠藤まで)
スッキリとした青空の一日でした。
雪の戸隠連峰です。
農楽里の畑にはうっすらと雪が降り積もっています。。
雪の中、遅ればせながら大豆の収穫作業に取り掛かりました。
今日は、雑穀料理研究家の広子ちゃんと、婚約者のTさんがお手伝いに来て下さいました。
作業の合間で・・・微笑みながら見つめ合うお二人です。。
雪もとけそうな熱さでした!!(^^)
母屋に戻りまして・・・
今度は農楽猫チャイと見つめ合うTさんです・・。
今日は、モテモテのTさんでした!(笑)
お手伝い、どうもお疲れ様でした。どうもありがとうございました!
隣の集落のじいちゃんから分けて頂いた渋柿の皮をむき、軒下に吊るしました・・。
美味しい干し柿になりますように!
そして、、、野沢菜漬けです。
3種類の野沢菜漬けを作りました。
一つはシンプルに、塩、昆布、赤トウガラシ、そして柿の皮で作る塩漬けです。
もう一つは、お酢とお醤油、そして少量の黒砂糖と赤トウガラシで付ける酢醤油漬け。
最後の一つは、「切り漬け」と言って、早く頂けるように初めから野沢菜を切って酢醤油に漬けこむ方法です。
「信州の宝物」の野沢菜漬け、今ではほとんどの家庭で化学調味料が添加された「漬物のもと」を使って漬けこんでいるようです。。
本場野沢温泉の宿でも、お土産用の野沢菜漬けも、そのようなものしかないようです。。
とても残念なことです。。
天然の塩と、昆布、赤トウガラシだけで漬けても、十分な旨みと美味しさがある漬けものなのですから・・・。
昨晩は、農事通信員の笠井さんと、東京から永田町黒澤の料理長佐藤さんがお越しになり、福島へ支援米をお届けに行った際の報告会を開きました・・。
福島から帰って来てからの体調の変化のことや、野菜カフェのお母さんたちの思いについて、そして、児童養護施設でお聞きしたお話など、尽きない話題であっという間に日付が変わってしまいました・・。
児童養護施設内の放射線量のマップについて説明する笠井さんと、「数値が高いですねえ・・」と、驚きながら真剣にお話を聞く佐藤さんです・・。
会話の中で、「来年以降の支援についても考えて行こう」、ということになりました。。
一夜明けまして、、今日は集落のばあちゃんたちから「信州の宝を持ってお帰り!」と、野沢菜を収穫させて頂きました!
ばあちゃんに、野沢菜の採り方を教えて頂きます。
車に積みきれないほどの野沢菜です!
お二人とも、最後のほうではかなり慣れた手つきとなりました!
こういう自然の中で一緒に作業をしていると、その作業の様子や会話の中に、その人の人となりが自然と滲み出てしまいます・・。
・・・ごまかしがききません。。
にゃんとなーく、いい感じのお二人です・・(^^)
野沢菜収穫の後は、「大根も持って行ってくんねえ!」と言うばあちゃんの畑へ移動し、大根をたくさん抜きました。
全部で100本近くあったのではないでしょうか・・。
佐藤さん、笠井さん、昨晩からどうもお疲れ様でした。
そして、ばあちゃんたち、、、野沢菜と大根をどうもご馳走様でした!
強い雨の一日でした。。
薪ストーブの上で、無農薬の紅玉を煮ています・・。
お隣は、アップルパイ!
リンゴジャムは、ミカン蜂蜜だけで甘みを付けました。
アップルパイの紅玉は、皮を入れて少しだけピンク色に色付けを・・・。
お隣では、農楽娘がレミオロメンの「粉雪」を歌っています。。
粉雪舞う季節は いつもすれ違い
人混みに紛れても 同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに
僕は君のすべてなど 知ってはいないだろう
それでも一億人から君を見つけたよ
根拠はないけど本気で思ってるんだ
些細な言い合いもなくて 同じ時間を生きてなど行けない
素直になれないなら 喜びも悲しみも虚しいだけ
粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
二人の孤独を分け合うことが出来たのかい
日時 2011年12月10日(土)13:30~
会場 長野市生涯学習センター大学習室3(トイーゴビル4階)
入場無料 (志をお願いいたします)
主催 「たあくらたあ」編集部、オフィスイエム
問い合わせ オフィスエム ℡026-237-8100
福島県飯館村で、50頭の乳牛を飼っていた長谷川健一さんは酪農を廃業しました。
長谷川さんは今、原発事故が飯館村にどれほどの苦悩をもたらしたのかを伝えるために、全国行脚を続けています。
「私たちが離村を余儀なくされるまでに味わった苦しみや仕打ちをビデオに収めました。福島県で想像を絶することが起きています。テレビや新聞の報道が伝えないことを、私の口から私の声で話したいのです。」
・・・・・長谷川さんは語ります・・・。
ぜひ大勢の方にお越しいただきたいと思います。
これは、「デザート・ローズ」という新しい品種のリンゴです。
農楽母さん命名です!
ローズピンク色がとても美しい。。
カットしてみると、透明感のある肌に、蜜がタップり!!そして、香り高いのです。
まだほんの少ししか採れないリンゴですが、、木が育っていくのがとても楽しみです。
そして、こちらの黄色いりんごは「アンビシャス」。
この「アンビシャス」、不思議なことに、梨のような味と香りなのです。。
昔、「幸水」という梨の品種がありましたが、目を閉じて食べてみると、まるで「幸水」を食べているような感じがします・・・。